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1/8秒 F8 62mmで撮影。
手持ち撮影としてはかなり遅いシャッタースピードですが、手ブレせず撮影できました。
24mmで撮影。
歪んでいるのがおわかり頂けると思います。いわゆるタル型収差が出ています。
この現象はズームレンズでは出るのが普通なのですが、このクラスのレンズにしては少し大きな収差?だと個人的は感じました。
F2.8 70mmで大阪ステーションシティにて撮影。
背景はとてもキレイにボケているように思いますが、四隅には点光源のボケがラグビーボール状になる口径食が見られます。
従来モデルよりレンズ口径が77mmから82mmに大きくなっているので、口径食は少ないだろうと私は期待していましたので少し残念です。
しかし点光源のボケというシチュエーションはイルミネーションなど限られたシーンですので、大きな問題ではないのかもしれませんね。
F11 70mmで撮影。
柿畑の写真。背景には伊吹山が写っています。手前から遠景までヌケの良い画質が得られています。この画質はED非球面レンズや高屈折率レンズなどを贅沢に使用しているから得られるのでしょう。
F4 70mmで撮影。
本当はF2.8で撮影したつもりだったのですが、私の設定ミスでF4で撮影してしまいました。
しかしながら、背景の柿の木はキレイにボケていて、ピントを合わせたススキは本当にシャープでヌケのある素晴らしい画質です。
点光源が背景に入った時は少し注意と覚悟が必要かとは思いますが、それ以外の場合は素晴らしいボケ味になりますので、ポートレート撮影にも十分使えるレンズだと思います。
f5.6 1/125 ISO200 +1.0ステップ
今回のブログは、Nikon AF-S NIKKOR 20mm f/1.8G ED のレビューです。
前回に続いての、憧れの最新設計ナノクリスタルコート短焦点レンズです。
20mmf1.8という、大口径超広角レンズですから、近距離撮影のアウトフォーカスとパースの表現力、
周辺減光の程度、絞り開放遠<景の解像力などがきっとすばらしいと、撮る前から期待してしまいます。
撮影には、ニコンD700を使用しました。
ホワイトバランスはオート、アクティブDライティングは標準、ヴィネットコントロールも標準設定で撮影しました。
元データはリサイズしています。
曇天でしたが、色の再現性はニュートラルな仕上がりで好印象でした。
まずはレンズを上方に振って、超広角レンズならではの構図を。この一枚だけでも、
このレンズの歪曲の少なさ、周辺部にまで及ぶ高解像力、ナノクリスタルコートによるハレーションの少なさ、
クリアーで抜けの良い画像を実現していることを実感しました。
f1.8 1/640 ISO200
続いて、開放f値1.8の大口径が超広角レンズでどれくらい後ボケを作るか試します。
f5.6 1/50 ISO200
僅かに、ほんの僅かに上下の水平に歪みを感じます。
しかし全体的には非常に優秀で、超広角レンズであることを全く気にさせません。
これはいいです。
f1.8 1/1000 ISO200
画面四隅に減光がはっきり出て、絞りによる減光の変化がはっきり判ります。
ですが、絞り開放から解像力が高く驚きます。ハレーションも感じさせません。
やはりナノクリスタルコートの効果なのでしょう。曇天のもとねむい感じの眼下のビル群ですが、良くコントラストと色再現をしてくれます。
ビルのディテールや造形を細部まで描写しています。
真下の交差点の横断歩道の描写を見ますと、滲み無く実に緻密に描写されています。立体感もあります。
すごいです。
f1.8 1/640 ISO200 +0.7ステップ
絞りを開放にして、最短撮影距離20cmで撮影しています。
手前の花がとても繊細に立体感をもって描写され、そして背景の建物へとなだらかなボケとなって続きます。
まさに超広角大口径レンズの世界です。
今回の試用で、このレンズが全ての性能面でとても高いレベルを実現していることが判りました。
大口径であることと、超広角レンズであることが撮影を神経質にさせるようなことがありませんでした。
これはとても驚くべき事だと思います。
かってはこのようなレンズを使う時は、開放でのハレーション・周辺光量落ちと解像力低下、アングルによる歪曲などナーバスな点を常に意識していなければなりませんでした。
最新設計と技術の向上の素晴らしさを実感した撮影でした。
こんにちは。 カメラ担当の池田です。
今回ご紹介するレンズは、ニコンAF-S300/4E VRです。
このレンズの一番の魅力は何と言っても大きさです。
今まで発売されていたAF-S300/4Dと比較をすると、その差は歴然です。
今回ご紹介するAF-S300/4E VRで重量はなんと755g!今までのモデルの約半分の重さで、とてもコンパクトになっています。
しかも手ブレ補正機能付き。
小型、軽量の設計にはなっていますが、画質が劣っていることはありません。
逆に良くなっているくらいです。
その理由は、ニコンが開発したPF(位相フレネル)レンズを採用しているから。
このPFレンズは光の回折現象を利用して色収差を補正するレンズで、PF素子と通常のガラスレンズを組み合わせることで、
抜群の色収差補正能力を実現しています。
F4でもかなりの解像力でしたが、F8まで絞ることでさらにシャープで解像力の高い描写になりました。
山の木々までしっかり描写されています。
絞り開放でも十分使えるレンズですが、遠景の撮影ではF8ぐらい撮影すると良いのではないでしょうか。
F8 ISO100で撮影。 滋賀県高島市新旭にて。
東の空には厚い雲があり、朝陽を見る事ができませんでしたが、時間が経つにつれ、雲の隙間から少しづつ光が入り始めました。
この写真は手前の杭のようなものにピントを合わせて撮影しています。
望遠レンズならではの圧縮効果で、雲の隙間から光が射す湖面を表現してみました。
上の写真と同じ場所から撮影したものです。太陽は雲の層を抜け出し、強い光で湖面を輝かせています。
この逆光のようなシーンでも、ナノクリスタルコーティングのおかげでゴーストやフレアはなくキレイな描写をしてくれました。
いつも思いますが、ニコンのナノクリはやっぱりスゴイ!!
F4 ISO100で撮影。 滋賀県高島市新旭にて。
足元に目を向けると、雪の中に枯れ草を発見!背景の雪の輝きがキレイだったので、この枯れ草を主役にして撮影してみました。
このレンズの最短撮影距離は1.4m、最大撮影倍率は0.24倍ということで、花などの植物を撮るのにも最適です。
背景のボケは単焦点ならではのやわらかくて美しいボケ味。単焦点沼にハマってしまいそうです(笑)
F8 1/1000秒 ISO400で撮影。 福井県南越前町南今庄駅にて。
最後は動体の撮影。私の大好きな鉄道です。
この南今庄駅は北陸トンネルを抜けたところにある山間部の駅で、積雪量の多い所です。
狙いは雪の中を疾走する特急列車。オートフォーカスも速くて、動く被写体もバッチリ捉えることができました。
今回はFXフォーマット(フルサイズ)のD810に装着しましたが、DXフォーマット(APS-Cサイズ)カメラ、
特にD500やD7200との組み合わせでも使ってみたいですね。
電磁絞り機構で高速連写でも安定した露出が得られますので、野鳥や飛行機などの撮影にもオススメの1本です。
以上、使用しての感想は、とにかく軽量コンパクトで機動性、携帯性に優れた1本だということ。
単焦点ならではの描写力とボケはとても優秀。300mmの単焦点ということで、
ズームレンズ慣れした私に使いこなせるか心配でしたが、意外と使うシーンが多く、改めて単焦点の良さを再認識いたしました。
ズームレンズ派のみなさん、一度単焦点レンズを使って魅力を感じてくださいね〜。
今回の商品レビューは、Nikon(ニコン) AF-S NIKKOR 35mm f/1.8G EDになります。
Nikon(ニコン) AF-S NIKKOR 35mm f/1.8G EDは、FXフォーマート(35mmフルサイズ)の高い解像力とやわらかいボケ味が両立した大口径広角レンズです。
Nikon(ニコン) AF-S NIKKOR 35mm f/1.8G EDとNikon(ニコン) Df【2013年11月発売/1625万画素】の組合せで、
日比谷から秋葉原・万世橋→お茶の水→神田明神のJR中央線エリア散策しながら撮影してきました...^^
A(絞り優先) モード 1/1000 F5.6 ISO400
神田川の万世橋の上から御茶の水方面。川沿いレンガのガードはJR中央線「旧万世駅」。
現在ガードしたは商業施設「マーチエキュート神田万世橋」になっています。
A(絞り優先) モード 1/250 F5.6 -1.0 ISO400
・旧万世橋駅 プラットホーム上屋基礎
S(シャッター優先) モード 1/250 F11 ISO400
・2013プラットホーム
置きピンでJR中央線快速の主力車両E233系の撮影にチャレンジ!
2013プラットホームの工事の際、旧万世橋駅ホーム土台から、古レールを転用して作られたプラットホーム上屋基礎が発見されたそうです。
その一部は展示されています。
A(絞り優先) モード 1/800 F1.8 ISO800 DXフォーマット・クロップ
〜おまけ〜
AF-S NIKKOR 35mm f/1.8G ED+Nikon(ニコン) Df
ピクチャーコントロール「モノクローム」
輪郭強調:9
コントラスト:+最大
フィルター効果:G(緑)
まずは18mm(27mm相当)
ここでその画角比較をご覧いただきましょう! またまた鉄道写真ですいません(笑)
そして140mm(210mm相当)
いかがですか? これが高倍率ズームの魅力です。
同じ位置から撮影して、これだけ望遠になります。
レンズ交換なしでこれだけ幅広く撮れればシャッターチャンスも逃しません!
私が旅しましたのは徳島県美波町にある伊座利という小さな漁村。
特に何もないところですが、昔にタイムスリップしたような場所と漁村の人々の温かさに惹かれて、年に数回訪れています。
その何もない漁村で一番の人気は「イザリCafe」で、美味しい海の幸が大人気です。
こんな料理です!
美味しそうでしょ!
旅行での料理写真は定番ですよね。
望遠116mmで撮ってみたりと・・・
1本のレンズで色んな撮り方ができます。
これだけ望遠になれば、子供の自然なワンシーンを撮る事もできますね!
66mm F8で撮影。
そして夕暮れの写真。
暗いシーンでも手ブレ補正機構(約4段分の補正効果)が搭載されているので、三脚を使わなくても手持ちで手軽に撮影できます 。
以上、春と先日の2回に渡ってこのAF-S DX 18-140/3.5-5.6VRで撮影しましたが、便利なのはもちろんのこと、収差も少なく描写力も優秀だと感じました。
発売日が2013年8月29日と比較的新しいので、光学設計も最新の技術が取り入れられてるのでしょうね。
D5500やD7200の購入をご検討の方、標準レンズとしてこのレンズとのセットでお買い求めいただいてはいかがでしょうか? オススメです。
この記事に関するお問い合わせは・・・ カメラ担当 池田まで
D800シリーズが出た当時、その高い画素数を活かせるレンズは少ないと言われていました。
それにふさわしいと言えるレンズこそが今回ご紹介する
かつての銘玉レンズ「ノクトニッコール」の再来 AF-S NIKKOR 58mm f/1.4Gでございます。
かの「清水の舞台」、本堂へとやってまいりました。
清水寺での三脚の使用は禁止に指定されているので、手持ちでの撮影に臨みます。
ちょっとのぶれが命とりの高画素機での使用、気が引き締まります。
使ってみてすぐに実感するのは、スカッとしたヌケの良さ。
それはファインダーを覗いている時でも一目瞭然で、まるで目視しているかようなクリアさでした。
高いコントラスト・色乗りには、うむ、これぞニコン!とうならせてくれます。
お昼〜2時前後の太陽が高い位置にある時間帯でしたが、
フレアも出ず、逆光にめっぽう強いです。
いやはや、日中撮影でも十分、いやそれ以上の実力を見せてくれましたが…
更なる実証を行いたいと思います
陽が落ちてからが”ノクト”ニッコールの本領発揮でございます。
場所を四条河原町〜三条周辺での撮影。
D810の高感度耐性に大口径F1.4の開放値が合わさり見事な表現力でございます。
京都市役所前。
クリスマスイルミネーションが煌めき、
格好の被写体でございます。
ボケの広がりが分かりやすいよう、イルミネーションに寄り
ピントは中央付近の電球1個に絞って合わせてみました。
焦点の合った球を拡大してみると・・・形がクッキリ保たれています!
素晴らしき、「サジタルフレア」への抑制効果を実感します。
これはノイズが少なく、大胆な拡大にも耐えうるD810の性能が存分に発揮されてのことでしょう。
AF-S NIKKOR 58mm f/1.4G
58mmという趣味性の高い焦点距離や、20万近い価格だけを一見すると
標準レンズにそこまでは…とたじろぐかもしれません。
しかし使ってみると実感します。ニコンのこだわりと、過去への敬意にあふれて作られた、
開発者魂を感じるレンズといいましょうか。
80mm F11で撮影。
滋賀県高島市の今津は柿の産地でもあり、広大な柿畑があります。訪れた時はちょうど収穫時期で、たくさんの実をつけた木がとても印象的でした。柿の木の配置に注意しながら、背景にはススキが入るようフレーミングしてみました。枝の繊細な部分までしっかり描写してくれています。色のりも良く、好感がもてる仕上がりです。
400mm F5.6で撮影。
こちらもボケを意識した写真です。枝に残ったひとひらのイチョウの葉。背景の黄色は落葉したイチョウの葉です。確かではありませんが撮影距離は3mくらいだったと思います。開放での撮影ですが、ピントを合わせたイチョウの葉はとてもシャープで質感が良く出ています。背景が同系色にもかかわらず、主役の葉が引き立つこの描写とボケ。レンズが大きくて重たいだけのことはあります。
400mm F8で撮影。。
1枚目の写真とほぼ同じ場所から、400mmにして枝っぷりの良いところを切り撮った写真です。F2.8のような明るいレンズではありませんが、400mmという焦点距離のため、背景がキレイにボケてくれました。そのボケ味はやわらく自然で、私が期待していた以上のボケでした。ちなみに、よりボケる開放のF5.6で撮影せず、F8で撮影しているのは枝にぶら下がる柿の実全体にピントを合わせたかったからです。
210mm F11で撮影。
近畿の紅葉人気ランキングで常に上位のマキノのメタセコイヤ並木。ここでは多くの作品が生まれています。前回のAF-S24-70/2.8E VRのレビューでもここの写真を掲載していますが、70mmでの撮影で迫力にかけています。ここでは望遠レンズ特有の圧縮効果を利用して撮影することで、少し坂になった並木道を上手く表現できます。さらに、この写真からも描写力の高さが伺うことができ、紅葉した手前のメタセコイヤの葉の解像力は素晴らしいものがあります。
116mm F11で撮影。
メタセコイヤ並木をサイドから撮影。ここはどこから撮影しても絵になります。ここでも際立つのが描写の良さ!木の枝や葉まで繊細に描写されていて、曇天での撮影と思わせないヌケの良さは素晴らしいの一言です。ちなみにこのメタセコイヤ並木は晴天時に訪れるのが最高ですが、これからは雪の積もった日もオススメです。。
F1.8 1/3200 ASA200
開放F値1.8の大口径で全長もメ0カー公表値80.5mmと、決して小振りなレンズではありませんが、
見た目から受ける印象よりもずっと軽量(330g)です。
広角28mmながらF1.8の大口径と云うことで、それなりにボケが期待できるのですが。
ある程度被写体に踏み込まないと中途半端なボケになってしまいがちです。
ジワリジワリとカモメに近づきながら数枚撮影し・・・この距離が限界でした。1mちょい、位です。
できれば50cm位には接近したかったのですが。
F2.2 1/400Sec.
続きましてはしっかり寄って開放あたりをテスト。
こちらのサンタさんはちょっとピントがズレてしまいました。
顔を狙った筈ですが足の裏に合焦している模様・・・
F1.8 1/4000Sec.
開放付近は程良く柔らかくなるだろう、とは想像していましたが、この手の大口径レンズは開放時の周辺光量落ちもよく見受けられる傾向です。
光量落ちは好みによるとは思いますが・・・
結構大きな光量落ちです。背景にもよりますが、F4程度に絞るとあまり気にならなくなるようです。
この時はF3.5でほぼ解消しました。
F5.6 1/1000Sec. 左の船やや手前に合焦
あまり絞り過ぎないF5.6でも被写界深度は十分に深く、合焦位置次第でパンフォーカス的な使い方が可能。
遠景正面のビルもしっかり描写してくれます。
F7.1 1/250Sec. 奥行きのある被写体もしっかり解像。
船体の手前から奥にかけて結構な距離がありますが、全体をしっかりと解像してくれています。
ちなみに船名は・・・「飛鳥II」。IIって2回目って意味ですかね?
冒頭でもお話したように、スペックの割には重さが気にならないAF-S NIKKOR 28mm f/1.8G。
気軽な散歩でも本気の撮影でも満足させてくれるレンズだと感じます・・・
1/1000 F5.6 +0.3 ISO400 オート
今回、ニコン AF-S DX Micro NIKKOR 40mm f/2.8Gのテスト撮影に出かけました。
使用したボディはニコン D7000(1620万画素)になります。
マクロレンズといえば、接写専用と思われがちですが通常撮影にも使えます。
ニコン AF-S DX Micro NIKKOR 40mm f/2.8GはDX(APS-Cサイズ)レンズですから
35mm判レンズに換算すると60mmくらいの中望遠レンズになりますね。
1/250 F5.6 +0.3 ISO400 オート
ニコン AF-S DX Micro NIKKOR 40mm f/2.8Gがどのくらい接写できるか試してみます。
D7000のライブビュー機能を使いながら出来るだけ近づいて撮影…モニターが反射してピントがわかりにくい・・・><
1/400 F5.6 +0.3 ISO6400 オート
JR秋葉原駅チカには某メーカーの新製品案内ショールームがあって、写真撮影が可能なのです。
マクロレンズといえばフィギュアやおもちゃも撮影対象ですよね♪
ニコン AF-S DX Micro NIKKOR 40mm f/2.8Gでマクロ撮影開始です!
1/1000 F3 +0.3 ISO6400 オート
次は開放側で撮影します。開放値F3になるのは露出倍数の関係です。
ニコンは露出倍数込みの実効F値表示方式。
ショーケース越しの展示物撮影にニコン AF-S DX Micro NIKKOR 40mm f/2.8Gは扱いやすいです。
1/30 F5.6 ±0 ISO6400 電球
最後にニコン AF-S DX Micro NIKKOR 40mm f/2.8Gがどれくらいマクロ撮影で寄ることができるかスイーツ写真でためします。
かなり近くまでよって撮影(等倍撮影)はできるのですが、レンズ先端がガトーショコラに触るのではないか?
くらいニコン AF-S DX Micro NIKKOR 40mm f/2.8Gを近づける事になります。
あと、自分の影がガトーショコラに被ってしまい撮影に苦労しました。
料理写真でニコン AF-S DX Micro NIKKOR 40mm f/2.8Gを使用するなら適度な接写具合で抑えた方がベターのようです。
F4 1/125Sec. AF-S50mmf1.8G
ほとんどの初心者さんは、最初に買ったデジタル一眼レフではズームレンズを使っているのではないかと思いますが。
35年カメラを弄っている私もいざって時には「やっぱズーム便利だわぁ〜!」とか思う事も多々ありますが。
今回は初心者さんにオススメしたいFXフォーマット単焦点標準レンズをご案内します。
ニコンさんの「AF-S50mmf1.8G」です。
今回はFXフォーマットのD750に装着して撮影です。
普段、私はマイクロフォーサーズ機やPENTAX Q7と云った小型センサー機を使っているのですが、
一口に標準レンズと云っても焦点距離が違うので(マイクロフォーサーズ機では25mmが標準域)、
鳥居の連なりとか木々の密度とか、も少し引伸ばされてしまうものですが・・・
そこはやはりフルサイズ50mm標準。程よい遠近感と被写界深度で描写してくれます。
F2.2 1/500Sec. AF-S50mmf1.8G
さほど長くもない鳥居と木々の連なりを潜り抜けて進むと、光量はどんどん落ちていきます。
心なしか、雨も強くなりつつあるようです。
ギブアップしよ。帰っていいですか?帰っていいですか?と心の何処かで声がします・・・
心が折れる5秒前、「ここ撮れコンコン」と呼び止められ。
そこには、なかなかに目力の強いお狐様がおわしました。
グッと寄って絞り開けめでご近影をば。シャキンと目元を捉えながら、アウトフォーカスはなだらかにボケてくれます。
濡れた石の質感が歳のいった・・・じゃなくて歴史を刻んだ面構えに色を添えました。
F3.5 1/250Sec. F3.5 1/800Sec. F2.2 1/2500Sec.
お社で黙礼すると目の前に蜘蛛が降りてビックリさせられるお稲荷様でしたが、本殿脇へ足を踏み込むともっとビックリ。
プリティーなお狐様がひしめきあっています。
雨の森の中での撮影なので足元が悪く、なかなか腰の据わった構えが出来ない日でしたが、
高速シャッターを使えるのが大口径レンズの魅力。
とは云え、体の微妙な前後ブレは近接撮影の際はピント精度に直結するのでご用心。
F2 1/400Sec.
とても軽量な大口径レンズなので、日没後の街をぶらついて撮影するのも、室内撮影にも向いています。
とは云え手ぶれ補正機能はありませんので、あまりにイージーな構え方では手ぶれの大量生産となりますから、ご用心ご用心。
微妙に狭い画角の50mmですが、おおまかな感覚をあらかじめ身体に覚えさせておくと、カメラを持っていない時でも訓練になります。
私の体格では、大雑把に「胸の前に突き出したゲンコツ5個分の幅(よりちぃっぴり狭い)」程度です。
F2 1/80Sec. ASA6400
周辺の露出を落としたかったので絞り開放で。それでも流石にとっぷりと暮れた頃の事、
お二人様を完全なシルエットにしたくなかったので、結果として結構感度を上げてしまいました。
今日は50mmレンズ一本のみ!と云うのはなかなかストイック(ストレス?)なスタイルだと思います。
画角とか、距離感とか。慣れないうちは前に出たり後ろに下がったりの繰り返しかも知れません。
それでも案外性格ははっきりしていて、絞りを開けば大きくボケるし、絞り込めばキッチリ描き込む。
一本で望遠っぽくも広角っぽくも描写できる、そんな器用さを併せもっているのが標準レンズ50mmです。
f4.0 1/80 ISO 100
ニコンAF-Sレンズでかねてより憧れの対象だった 35/1.4です。ナノクリスタルコートレンズです。
レモン社でも中古ではなかなか入荷しない希少レンズです。
今回このレンズを試す機会に恵まれて、ハッピーです。
以前に、こちらのレンズ試しに覗いて見たことはあるのですが、実写は今回が初めてです。
作りの良さと操作性の良さは、触っただけでも実感できるほどでした。
実写結果を眺めると、改めてアウトフォーカスの軟らかさが際立っていると感じました。
ボケ量も大きくフルサイズ機ならクロップ機構を使って、50mmレンズとしての雰囲気作りが出来そうです。
今回は、クリスマスにむけてイルミネーションに彩られたスポットを訪ねました。
ただ、撮影に際して、このレンズが開放絞り値が 1.4 ですので、手持ち撮影で挑みました。
普通はフルサイズ高画素機種では、微ブレが敵になるので夜景を手持ちスナップなどしません。
でも、プロのためだけのレンズにしたくないと思いました。
f2.8 1/125 ISO 1000
拡大表示すれば、さすがにピンの甘さと若干のノイズを感じますが、なかなかいけますよ。
像の流れや四隅のハロ、コマも感じられません。
さすが広角短焦点のフラッグシップです。
f1.4 1/40 ISO 1000
色の彩度と再現性の正確さは、やはりニコンらしいです。明部は見た目に近い色再現です。
f1.4 1/40 ISO 1400 +0.3補正
恵比寿ガーデンプレイスです。
イルミネーションの人気スポットですから、人の往来が多く、とても三脚など立てて構えられません。
邪魔になります。こういうとき、大口径レンズはやる気にさせてくれ、手持ち撮影に挑ませてくれます。
f5.6 1/1600 ISO 200 +1.0補正
かなり白飛びがしそうな白壁です。
いづれも暗部を潰すことなく再現させています。
また、硬くもならずしっとりとさえしています。
とても上品な質感描写をするレンズです。
F1.4 SS1/2000 ISO100
今回はニコンの【AF-S NIKKOR 85mm f/1.4G】についての商品レビューをお届けします。
高い解像度とやわらかなボケ味と近距離から無限遠までの高度な描写力で、
ポートレート撮影から暗めの室内撮影、夜景撮影などに適しています。
また、ナノクリスタルコート採用により全可視広域にわたり
極めて高い反射防止効果を実現しています。
ポートレートレンズという事で友人にモデルをお願いいたしました!!
※ボディはNikon D4sを使用しております。
まずは最大開放値で1枚。
コントラストと色乗りも良くナノクリスタルコートがいい仕事をしています。
F1.4 SS1/320 ISOL0
逆光よりの1枚。
フレアやゴースト、周辺光量落ちも見受けられません。
F2.8 SS1/800 ISO100
前ボケ大好き人間なのでここぞとばかりに前ボケ写真にしてみました。
柔らかなボケを表現しつつピント周辺部はとてもシャープです。
F4 SS1/800 ISO100
F4まで絞るとぐんとシャープになりますね。
今年のもみじは台風の影響か色づくより先に茶色になってしまってるものが多く、
綺麗な葉が少ないのが残念です…
最後はF値・タイミング・角度・構図をかけ合わせて周囲の人を消してみました。
工夫次第で人ごみでも世界を作れるのが写真の面白い所ですね。
使用感ですが、流石ニコンの誇るポートレートレンズ!!
このレンズでしか撮れない独特の空気感がありました。
AFが少し遅いのとVRが搭載されていないのが難点ですが、
被写体と向き合いじっくりと撮影する分にはあまり気になりません。
重量も595gと軽く、持ち歩きにも適したレンズだと思います。
F9 1/1000Sec.
今回はニコンDXフォーマット用の単焦点標準レンズ、AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G のご紹介です。
重量約200gと大変小型軽量にまとまっていますが、開放絞りF1.8の大口径です。
キットレンズからのステップアップのみならず、ベテランさんのバックアップレンズとしても充分活用できる画質を持ちます。
今回はD7100と組み合わせて横浜で撮影しました。
18-55mmクラスのキットズームも少し絞ればキレの良い描写を見せてくれますが、
キレ味のみならず四隅までムラ無くキッチリ描いてくれるのは単焦点ならではの描写。
ただしフレーミングの自由度はズームの方がはるかに上です。
ブラブラ歩きの際にも目に入った気になる物との距離を意識しながらキョロキョロウロウロしましょう。
F1.8 1/640Sec. F2 1/500Sec.
18-55mmクラスのレンズだって結構被写体に近寄れますが、
AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8Gの大きなメリットは開放絞りF1.8の大口径。
ボケ味は圧倒的にこちらが有利です。
明るいレンズを手にするとどうにも暗いところで手持ちで撮影したくなるものです。
このレンズに手ブレ補正機能はありませんが、ズームレンズよりも速いシャッター速度を使えます。
F1.8 1/200Sec. ASA800 F1.8 1/250Sec. ASA800
メイン被写体からやや距離のある状況ですが、それでも背景との距離は充分なので遠景はなだらかにボケてくれました。
絞り開放F1.8ではジワリと四隅が暗くなるので、灯ともし頃の雰囲気作りもやりやすそうです。
F2.5 1/50Sec. F1.8 1/80Sec. ASA3200
とっぷりと陽の沈んだ後。
絞り開放での遠景撮影は流石にちょっと苦しいかな?と思いつつ撮影してみると。
結構感度を上げてしまいました。
三脚持たずの散歩撮影としては致し方ないところです・・・多少甘く見えるのは霧雨の影響かと思いますが、
締まった描写が必要ならもう少しでも絞りたいところでした。
F1.8 ごくノーマルなDXフォーマットでの撮影 1.3xクロップ。もの凄く大雑把に云うと70mmくらいの感覚。
DXフォーマットでは、35判換算として焦点距離が約1.5倍相当となります。
計算上AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8Gでは52.5mm程度となり、まぁ標準レンズとなりますね。
クロップをかけますと・・・
「これ以上寄れない」とか「もうこれ以上近寄る時間が無い」なんて時にはお試しあれ。
そうでない時は、是非とも足を運んで撮影しましょう。
ISO400 f1.4 1/15sec
西梅田店のしみずと申します。
今回、ニコンAF-S50ミリF1.4Gを使わせていただきました。
昔、マニュアルのAiS50ミリF1.4を使っていたことがありまして、このレンズはf8からf11ぐらいに絞り込むと非常にシャープにピントがくるのですが、
解放時は像がにじんでコントラストが低下し、蛍光灯下の白黒撮影では黒が締まらず眠い写真になってしまうという性格を持っておりました
(後に多階調印画紙を使用するようになって号数を上げることで黒を絞め、ピントは甘いですが雰囲気のある仕上げにできることを発見しました)。
AFレンズの世代を経て、この解放時の性格がどうなっているのかを見てみました。
ISO400 f11 2sec
周辺部、左の建物の上の部分拡大です。まず開放から…
手ブレしたかと思うような写り、でも窓は四角を保っている…
周辺の収差というものを初めて目の当たりにしました。
これをf11に絞り込むと…
見違えるような写り!点光源やにじみの説明は写真に任せて窓の人影まで描写しています。
阪神 野田―福島 ISO400 f2.8 1/500
このレンズで久々に電車を撮ってみました。
もともと電車を撮りたくてカメラを始めたもので、鉄道写真の分野でも50ミリは最初のレンズと昔は言われておりました。
50ミリ=標準レンズ
その画角は人の視野に最も近いといわれる一方、
望遠風にも広角風にも撮れるという万能レンズ
特に解放F1.4の50ミリは各メーカーが力を入れていたレンズと聞き及んでおります。
今回、ニコンDfにこのレンズを装着したクラシックな組み合わせで初めてのフルサイズデジタル一眼レフ撮影に臨みました。
マニュアルレンズに比べてひとまわり太くなった鏡筒は今のグリップがあるデザインのカメラボディにちょうど合います。
編成写真の定番・カーブのアウトハイ(外側を上から)が街の真ん中こんな身近なところに。
これは通り過ぎる電車ですが手前の線路を向かってくる電車だとぴったりはまりそう。雨の飛沫の描写がすごい。
また、絞り解放時の甘さはDXフォーマットで標準画角ではなく周辺を切り取った中望遠画角で魅力を感じます。
絞り込んだら夜景でさえあの描写力、
撮り方でさまざまな表現を可能にしてくれるレンズだと思います。
静かで速いオートフォーカスはそのバランスと重さからくるホールディング感のよさで撮影に集中できます。
【14mmで撮影】
西梅田店のおおつかです。
今回は「単焦点レンズを超えた」とも言われる人気の広角ズームレンズの紹介です。
ニコン AF-S NIKKOR 14-24mm f/2.8G EDです。
このレンズを見て、まず目を引くのは、大きく飛び出した前玉です。
さすがの超広角レンズです。
やはり14oでファインダーを除くと、想像以上に広い範囲を撮影できて世界が広がります。
見上げたビル群もすっぽり収まり、
広角になればなるほど、この特有の遠近感、すぼまりがとっても魅力的です。
【14mm F2.8で撮影※最短撮影距離28cm】
開放で近づき広角マクロ的に撮影しても、なかなかのボケ感があります。
これも広角レンズ特有の、奥行きの広がりのある感じが良いです。
24mmでも、もちろん十分広角レンズになりますが、
やはり14mmを見てしまうとその広さの違いがはっきり分かります。
【24mmで撮影】
あいにくの曇り空で、広角レンズ大敵「ゴースト、フレア」のテストはできませんでした。
見た目は反射しそうな前玉ですが、
そこは、なんといってものナノクリスタルコートの実力が発揮されます。
フィルターを付けられないのがちょっと心配ですが、
開放から周辺までのシャープな高画質は、その心配を十分に補ってくれます!
ニコンのカメラで撮影するなら、これは是非お試ししたいレンズの1本です!
150mm(240mm相当) 205mm(328mm相当) 600mm(960mm相当)
このレンズの魅力は何と言っても600mmという焦点距離! これはフルサイズ機での話で、
APS-Cサイズのカメラに装着すればキヤノンなら1.6倍、ニコンなら1.5倍の焦点距離相当の画角になります。
ちなみにキヤノンのAPS-Cサイズ機に装着すると、35mm換算で240mmから960mm相当。ニコンのAPS-Cサイズ機(DXフォーマット機)に装着すると、225mmから900mm相当になります。
フルサイズ対応レンズですので、もちろんフルサイズ機に装着するのも良いのですが、APS-Cサイズ機に装着することで、さらに超望遠レンズの世界を楽しむことができます。
今回はこのレンズをキヤノンEOS7D MarkUに装着して風景、鉄道などを撮影してきましたので、写真とともにこのレンズの魅力をご紹介していきたいと思います。
それでは、まずは150-600mmの画角比較から。
琵琶湖で撮影した朝陽の写真です。ズーム幅が広いのでバリエーション豊かな表現が可能です。
150mm側では従来の写真が撮れ、600mm側では超望遠ならではの大迫力の太陽を撮ることができました。
ここで画角以外に見ていただきたいのが、ゴーストやフレアがない事!太陽が少し雲に隠れているとは言え、かなり光線の強い状況です。
それでいてこの描写。タムロン自慢のeBANDコーティングの実力なんでしょう。
600mm(960mm相当)で撮影 600mm(960mm相当)で撮影
前モデルもUSD(超音波)モーターを採用をしておりオートフォーカスは十分速いと感じていたのですが、新しい150-600mm(A022)はさらに進化をしていました。
またオートフォーカスが速いということは、動いている被写体の追従性能も上がるということで、飛行機や鉄道、野鳥やスポーツなど色んなジャンルで活躍できると感じました。
高速でやって来て、高速で走り去って行く特急列車。ともにカメラの設定はAIサーボ(他社ではAF-C)にセット、被写体を追従するようにして連写で撮影しました。
ここでは、それぞれ1カットしか掲載しませんが、どの写真もピントはバッチリでした。動きものにもしっかり喰いつくAF性能、そして瞬時に合焦するAFスピードは文句なしに使えます。
428mm(684mm相当) 1/25秒 ISO1600で撮影
手ブレ補正について。
最大手ブレ補正効果は約4.5段(VCモード3使用時)と超望遠レンズを使用する方にとっては、手ブレ補正の強化は嬉しい限りです。
前モデルの手ブレ補正効果は公表されていないものの、約1段程度はアップしているような感じです。
どれくらい効果があるのか、これも鉄道を被写体にして撮影してみました。
フィルム時代のまだ手ブレ補正機能がなかった頃は、手ブレしない安全なシャッタースピードは1/焦点距離と言われてました。
その法則からするとこの写真は1/684秒以上のシャッタースピードが必要という訳です。
しかし、どうでしょうか。1/25秒というかなり危険な領域での撮影ですが、まったくブレませんでした。
もちろん手持ち撮影です。4.5段分の補正効果は本当でした(笑)
250mm(400mm相当) ISO200 F11 1/400秒で撮影
画質について。
デジタル一眼は日々進化を続けており、その性能を引き出すためにはレンズの光学性能も重要になってきました。
前モデルの画質が悪かったとは思わないのですが、その後シグマが同じ焦点距離のレンズを発売したこともあって、
タムロンも光学設計を改良してさらに良いレンズにして発売してきました。
琵琶湖の対岸に見えた伊吹山を撮影しました。
直線距離で何十キロと離れている山で、少し霞みのかかった状況ですが、山の稜線まできっちりと描写されています。
600mm(960mm相当) ISO800 F10 1/500秒で撮影
これぞ超望遠レンズで撮りました!という写真です。望遠レンズならではの圧縮効果により、おもしろい写真に仕上がりました。
1枚の写真に3本の列車を入れることができるのは、600mmレンズのおかげです。
最後にまとめとしまして、タムロンのカタログやホームページでうたっているように、オートフォーカス性能と手ブレ補正機能には大きな進化を感じました。
オートフォーカスについては、上でも書きましたように純正レンズを使用しているかのような感覚で撮影できました。
ニコンにはAF-S200-500/5.6E VRという同じような焦点距離のレンズがありますが、
キヤノンからは発売されていませんので、キヤノンユーザーの方には嬉しい一本だと思います。
今回は風景写真におすすめのソニーFEレンズの広角ズーム、
『バリオテッサーT*FE16-35/4ZA OSS』をご紹介します。
深まる秋の風景をじっくりと撮影してみました!(撮影地:京都・美山、船井郡・琴滝)
…その前に少しレンズの名前につきましておさらいを。
ソニーの高画質レンズにはカタカナで「テッサー」「ゾナー」「プラナー」などの名称がついていますが、
これはドイツのレンズメーカー「カールツァイス社」が開発したレンズの名称です。
100年以上前からの歴史を持ち、その優れた描写力は現在も世界中のカメラマンに信頼・愛用されています。
テッサーレンズはその中でも小型で使いやすく、シャープな写りは”Adlerauge”(ドイツ語で鋭い眼光、転じて「鷹の眼」)と表現される名レンズ。
そのテイストを広角ズームに組み込んだ高性能レンズが今回ご紹介する『バリオテッサーT*FE16-35/4ZA OSS』と言えるでしょう。
いずれも画面の周辺まで良好に解像されております。
周辺光量落ちも少なく、さすがテッサーの描写力を受け継ぐレンズ、との印象を持ちました。
こちらは京丹波の名所『琴滝』です。岩肌の解像感は実物を見ているようにシャープな印象です。
画面の端まで良好な描写が得られました。収差もうまく補正されているようです。
何よりもテッサーレンズの特徴である「小型で高性能」である点が素晴らしいと感じました。
風景撮影はカメラやレンズはもちろん、三脚や予備の機材など荷物が多くなるので軽量で高性能なレンズは写真の楽しみを大きく広げてくれそうですね!
最後にトイフォトモードで遊んでみました(笑)
☆使用機材 ソニーα7U+Vario-Tessar T* FE16-35/4ZA OSS
担当 やませ
2013年3月9日に発売され、その柔らかい描写のみならずコスパの高さから購入を勧められるユーザーの多いレンズソニーE50mm F1.8 OSSを試写しました。
35mm判換算で75mm相当の焦点距離から、ポートレートを中心に試写しました。使用したボディはソニーNEX-7です。
幸いにも9月に挙式の同僚。結婚式を撮影するのではなく、あくまでも試写に徹しました(笑
F1.8のハイスピードレンズ。シャッタースピードをかせげるので、一瞬のチャンスも逃しません。
本人らしい表情をとらえることが出来ました。
最短撮影距離が39cmなので、テーブルマクロも可能です。
トロトロに溶けると評判で、その評判通りでした。
他にも開放で撮影しましたが、溶けすぎてボツにしたほどです。
何でもかんでもボカしたいかたには、ホントにオススメのレンズです。
式のクライマックス。正直、ファインダーが途中から曇って・・・。
ソニーはアスペクト比1:1がないんです。ちょっと残念なのですが、上記写真はトリムしました。
トップライトが弱く花嫁さんの髪の毛が後ろの柱に同化してしまった撮影ミスは目をつぶって頂いて、
<白黒で撮影しましたが描写はまずますではないでしょうか。
撮影を終えて、柔らかい描写でよくボケるレンズという印象です。
APS-Cサイズのボディをお使いなら1本持っていて損のないレンズです。
これから紅葉、クリスマスイルミなど、中望遠で使用頻度が高まると思います。
但し、今回は点光源を撮影しましたが円形絞りであっても、キレイな円形は表れませんでした。
担当:いりえ
200mm 1/100 F4 ISO100
今回はソニーのフルサイズEマウントレンズFE70-200/F4 G OSSをご紹介します。
今回はソニーα7IIIでの作例をご紹介します。カメラの総重量は1400gほどになりました。
一般的に200mmでの望遠撮影は手ブレが起きやすいので、
手持ちの場合はシャッタースピードなどをしっかりと設定します。
200mm 1/160 ISO100
最短撮影距離は広角側1メートル・望遠側で1.5メートルほどですが、それほど無理して近寄る必要はないのではないでしょうか。
200mm 1/125 F4.5 ISO400
87mm 1/100 F4 ISO1000 露出補正+1
200mm 1/100 F11 ISO1000 露出補正-1
望遠レンズの特性はF値を絞り込んでもある程度ボケを表現出来ることです。
背景に何を入れるかによって写真の印象がぐっと変わってきます。
FE70-200/F4 G OSSを使用してみて
ソニーEマウント系レンズはニコン・キヤノンと比べると歴史が浅く種類も少ないですが、
「Gレンズ」や「ZEISSレンズ」を中心に高画質で使用感の良いレンズを多数展開しています。
今回ご紹介した「 FE70-200/F4 G OSS」は望遠ズームレンズの中でも非常に汎用性の高い一本ではないかと思います。
ISO 100 シャッタースピード 1/60 絞りF1.8
今回の商品レビューはSONYのEマウント用交換レンズの35mm F1.8 OSS(SEL35F18)です。
まだAPS-Cサイズのデジカメをラインアップに揃えていますので、現役のレンズになりますが
α7、α9などのフルフレームのデジカメが脚光を浴び、その陰で泣いている節もありますが、
とても素直な描写で最短撮影距離が30cmと言うこともあり、ちょっとしたマクロ撮影でも活躍してくれそうです。
開放F値を1.8に抑えた(?)こともあり、最近、大口径で重量オーバー気味のレンズが多い中、
小ぶりで軽く持ち運びも楽なレンズです。
上の写真は最短撮影距離30cmと寄れる事を利用してのテーブル・マクロです。
ISO100 シャッタースピード 1/500 絞り F4
最短撮影距離に近い位置でピントを合わせますと、前後共にキレイにボケてくれます。
但し、上の写真のようにベンチに当たった光が反射してレンズに差し込んでくるとフレア気味になりますので、
前ボケの使い方は注意が必要です。
ISO100 シャッタースピード 1/160 絞り F8
門構えの構図で撮影すると、門構えが黒くつぶれたのがフィルム時代のこと。
デジタルの時代にはそんな心配は不要ですが、逆に黒く潰し中を際立たせるには、かなりの撮影力が必要となります。
重なり合う雲の描写は見事です。
ISO100 シャッタースピード 1/135 絞り F3.5
露出補正もせず、更に曇り空の影響か、やや地味な発色になりました。いい方を変えれば忠実な再現力とも言えます。
ISO125 シャッタースピード 1/60 絞り F3.5
ホワイトバランスをオートで撮影しています。色鮮やかなグリーンなのですが、実際はもっと淡いグリーンです。
これはカメラの設定如何になります。
軽量コンパクトは魅力あります。どのボディに装着しても快適に使用できると思います。
また最短撮影距離30cmと開放F1.8による面白い表現も見逃せませんし、描写に癖がなく素直な描写です。
絞り値 開放F1.8 絞り値 F2.8
絞り値 F8 絞り値 F16 絞り値 F22
今回ご紹介しますのは、ソニーから2011年12月に発売されましたEマウント大口径広角単焦点レンズ「Sonnar T* E 24mm F1.8 ZA」です。
APS-Cサイズ対応のEマウント用レンズで、35mm判換算で36mm相当の画角になるレンズです。
Eマウントレンズ初のカールツァイスブランドのレンズで、
厳しい光学基準をクリアしたレンズだけに付けることができる「ZEISS」の青バッチがついています。
外装の鏡胴にはアルミニウム合金が使われているので、高品位な外観です。
ピントリングのローレットも程よい重みでマニュアルフォーカス時には、素早いピント合わせが可能です。
今回、このレンズを「NEX-6」に装着して実写を行いましたので、ご紹介します。
まずは、解像力のチェックです。
この写真の中心部を絞り値別に等倍で拡大して比較したいと思います。
開放絞り値のF1.8では滲んだような収差が多くみられましたが少し絞ってF2.8から解像度の高い、
しっかりとした描写をしてくれます。
絞り値F5.6~F11までが、もっとも解像度が高くF11~F22まで徐々に解像度が落ちていくといった結果です。
また、周辺部の描写も良好で開放絞り値F1.8から中心部との大きな差も感じられないほどで、気になる周辺光量落ちも見られませんでした。
ISO 100 SS 1/3200 F値 1.8
最短撮影距離0.16mで最大撮影倍率0.25倍とマクロ撮影も可能です。
ピント面はシャープでボケ味も柔らかく、さすがツァイスレンズといった写りです。
ISO 100 SS 1/2500 F値 1.8
ですが・・・
開放絞り値F1.8では、多少うるさく感じるボケも見られました。
ざわついた背景の場合、絞り値や構図を工夫することでツァイスレンズ特有の柔らかなボケ味で撮る事ができます。
撮影時は、何度も逆光のシーンがありましたが一度もフレア、ゴーストはでてきませんでした。
上記の写真のような逆光シーンでもコントラストが落ちることはなく、しっかり写し撮ってくれます。
とても高い逆光性能で、晴天でも安心して使うことができます。
ISO 400 SS 1/60 F値 1.8
35mm判換算、36mm相当の画角で肉眼に近い写りをするので、
日常の風景を自然に切り取ることが出来る素晴らしいレンズです。
開放F1.8では、カリカリに描写するのではなく、
程よい柔らかさが残っている自然な写りは「ZEISS」レンズらしいと感じました。
最短撮影距離も短いのでグッと近寄ってマクロ的な撮影もできたり、
肉眼に近い自然な画角なのでスナップ撮影したりと様々な撮影に対応できるので、
カメラに常に付けておくと便利なレンズです。
日常の風景をドラマチックに写したい方にオススメの一本です!
こんにちは、カメラ担当 吉冨です。
今回、ご紹介しますのはソニーEマウン専用マクロレンズ「E 30/3.5 マクロ」です。
マクロレンズとは・・・
被写体を1/2倍から等倍で写すことができるレンズのことを言います。
簡単に言うと、小さいものを大きく写すことの出来るレンズのことで、普段見たことが無いような幻想的な写真を撮ることが出来ます。
このような平凡な紫陽花の写真でも・・・
マクロレンズを使えば、このような写真を撮ることができます。
肉眼では、目に出来ないような大きさで見る事ができるので、新たな発見もあって撮るのが楽しいレンズでもあります!
マクロレンズだからといっても、その他のスナップやポートレート等の撮影も出来るので一本あれば、とても便利なレンズです。
ISO1600 SS1/1600 F5.6
小さい!軽い!これでホントに等倍マクロが撮れるの!?と思ってしまうほどの大きさで、
撮影時は全て手持ちでの撮影でしたが軽いので、手ブレをしたカットはほとんどありませんでした。
マクロ撮影時は被写界深度が浅いのでオートフォーカスが迷ってしまうことが、多くみられるのですが、
ソニーの DMF(ダイレクトマニュアルフォーカス)といったオートフォーカスでピントを合わせたあとに、
手動でピントを追い込むことが出来るといった便利な機能がついているのでピントが迷って撮影が出来ないといった事もなくスムーズに撮影を行うことが出来ます。
明るさはF3.5と明るくはないのですが、色ノリもよく、ボケ味もやわらかいので、マクロレンズとして良く出来たレンズだと感じました。
値段もお手頃で、手軽に始められるマクロレンズで幻想的なアート写真を撮ってみてはいかがでしょうか。
今回はソニーE16mm F2.8を試写しました。
今ではコンデジにも搭載されている35mm判換算で、24mm相当の広角レンズ。
景色を広く切り取れ、開放F2.8と明るいレンズ。しかもコンパクトな鏡胴。荷物を増やしたくない旅行などにも重宝します。
撮影は写真を見れば明らか。春の桜を取りました。数寄屋橋交差点に鮮やかに咲き誇る桜で、撮影に足を止める方が多くいらっしゃいます。
逆光でフレア、ゴーストの発生もない写真になりました。
最短撮影距離0.24mになりますので、被写体に寄ってダイナミックな写真を撮ることができます。
周辺光量落ちを利用して、夏の空を強調しました。
ブルーアワーを撮影。夏は暑く日が長いのでブルーアワーを待つのも意外と辛抱が必要だったりします。
最後はHDRでの夜景。
周辺光量落ちはあるものの、逆光にも強く、携帯性も高いレンズです。
散歩用の1本としてオススメ致します。
F4 1/1250Sec.
世に云うところの「撒き餌レンズ」・・・
健全な写真初心者をレンズの愉楽に引きずり込む能力を持ちつつ、決して高級品ぶらない恐ろしいレンズ。
今回試用したSONY「DT50mmF1.8 SAM」もその部類のレンズであろうかと思います。
レモン社店頭でもこの手のレンズは人気が高いようです。
普段使い的には全く問題無い解像力でした。
本来ならF8くらいもテストするべきなんでしょうが、F4でこれなら割愛してもOKかと判断。
まずは写真の方向にひたすら歩きます。
何故ならそこに喫煙所があるからなのです!横浜界隈は大変喫煙所が少ないので、
まずはヤニ溜めしてから本格的に撮影開始させていただきます・・・
F1.8 1/4000sec.
開放で背景をボカし気味にしていますが、元画像でもボケ部分に妙な色滲みは殆ど感じません。
中堅クラスのレンズでも、ボケ部の色滲みが大きなレンズって結構あるんですけどね、この点は上々の出来映えです。
強いて難癖を付けるなら、欄干と支柱の輪郭のボケ方が少し煩いかも知れませんが、
この価格帯であれば余裕で合格点をあげたいところです。
カモメさんのモフモフ感もお伝えできてるでしょうか?
F1.8 1/8000Sec.
小振りな雲に隠れた太陽がランプの後ろに来るようにしましたが、この条件でもハロっぽくなりません。
さすがにランプのエッジには紫色が浮かんでますが、まぁ絞り開放で厳しい条件ですからね。
ただ、がっちりピントが来ている筈なのに少し緩い画になりました。
開放はかなり甘口なレンズかも知れませんね。
ググッと寄って絞り開放・・・でもゴーストレス。開放の解像感はハイキーを楽しむには丁度良い甘さかも。
F1.8 1/1250Sec.
最後の写真は座りながら撮れたので、一端合焦させてから上体の微細な前後動でピント微調整をしてます。
開放付近は「ソフト」と云おうか「甘い」と云おうか悩むところですが、
「面白い奴」である事は間違い無いと思いますよ。