下取り サービス
店頭受け取り・ 予約サービス
店舗情報
買取品を選ぶ
マイページは こちら
シャッター速度優先オート 1/500秒 F6.3 ISO6400
EOS M6 MarkIIは2017年4月に発売されましたEOS M6の後継機種として登場。
約2年半でのモデルチェンジとなりました。
2年半という時を経て、EOS M6 MarkIIは大きく進化して世に放たれました。
オートフォーカス性能と連写性能が向上したということで、鉄道を被写体に選び撮影してみました。
結果はEOS M6から大幅な進化を感じる事となりました。
オートフォーカス性能はもちろんのこと、ブラックアウトなしの連写ができることで、
一眼レフと同じ感覚で撮影できるのは本当にありがたい事です。
シャッターを押した感触も良く、写欲がどんどん沸いてきます。
秒間14コマの連写性能まで必要ないと思われる方も多いと思いますが、
動く被写体は一瞬で状況が変わる場合も多く、
決定的瞬間を逃さないという意味でも連写性能は速ければ速い方が良いと思っています。
シャッター速度優先オート 1/100秒 F6.3 ISO6400
暗くなってからの飛行機撮影。ちょっと構図をミスしました。
ここ大阪空港の千里川土手は、滑走路の誘導灯が輝く始める夕暮れ時が最高のシャッターチャンスとなります。
私が撮影したこの日も、このシーンを狙って多くのカメラマンが訪れていました。
EOS M6 MarkIIのオートフォーカスの進化ひとつに、暗いシーンでの性能のアップがあります。
F1.4レンズ使用時では最大-5EVという低照度でもオートフォーカスが可能となりました。
上の写真のようなかなり暗い状況でも、的確にピントを合わせてくれるので本当に頼もしいです。
シャッター速度優先オート 1/1000秒 F6.3 ISO400
神戸空港に着陸する飛行機を撮影した1枚です。
薄曇りでしたので、光線は強くありませんが逆光状態での撮影です。
この写真の前からシャッターを切り続けていますが、
どれもしっかりピントが合っておりオートフォーカス性能について不満を感じることはありません。
逆光状態での写真ですが、飛行機がシルエットになることはなく、機体に書かれた文字がはっきり読めるくらい描写されています。
また空の階調も再現されています。
シャッター速度優先オート 1/8秒 F8 ISO800
手ブレ補正について、少し触れておきたいと思います。
キヤノンのEOS Mシリーズはボディ内手ブレ補正ではなく、レンズによる手ブレ補正となっていますが、
EOS M6 MarkIIには「デュアルセンシングIS」というカメラ側でもブレ量を検知して手ブレを補正する機能が搭載されています。
その機能に対応しているレンズは、上の写真を撮影したEF-M 18-150mm F3.5-6.3 IS STMをはじめ、
EF-M 15-45mm F3.5-6.3 IS STM、EF-M 55-200mm F4.5-6.3 IS STMの3本で、
これらのレンズを使用することで強力な手ブレ補正効果が得られます。
絞り優先オート F8 1/50秒 ISO400
これまで動く被写体に強いカメラという事を強調して書いてきましたが、もちろん風景写真の分野でも使えます。
画素数は約3250万画素あり、繊細な描写を求められる風景写真でも十分耐えられる画質を持っています。
個人的にEOS M6 MarkIIは、発売が発表されてからずっと気になっていた商品のひとつでした。
その理由としまして、今までのキヤノンのミラーレス一眼はまったくと言っていい程、
動く被写体を意識してないのでないだろうかというスペックでした。
ミラーレス一眼は従来の一眼レフと比較して、動きものに弱いというのは仕方のない部分であるのも事実です。
しかし、オリンパスやソニー、富士フイルムなどの上位モデルには動きものを強く意識した機種もありますが、
キヤノンにはそれらに匹敵する機種がなかったのも事実です。
EOS M6 MarkIIの登場により、ブラックアウトフリーを実現した高速連写と高性能オートフォーカスで動きものを
しっかり捉えることができるようになりました。