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ボディのE-M5 MarkIIIは2019年11月22日に発売され、当時のフラッグシップモデルのE-M1 MarkIIと同じような性能を持ち、
かつ小型軽量化された機種です。
そんな高性能で小型軽量なカメラに2020年3月27日発売の小型軽量レンズ「M.ZUIKO.DIGITAL ED 12-45mm F4.0 PRO」がセットされ、
6月26日に発売されました。
岩場から川へ飛び込む少女(私の娘)を連写で撮影した中の1枚です。
E-M5 MarkIIIはAE/AF追従で秒間10コマの撮影が可能で、決定的瞬間を捉えることができます。
川遊びの後は、京都府南丹市美山町の「かやぶきの里」を散策。
泳ぎ疲れた身体に重たい機材は堪えます。
しかし、このセットなら何の負担もなく、かやぶき集落内を撮影しながら散策できました。
まずは集落の入口にある郵便ポストを入れて撮影。
12-45mm レンズの最短撮影距離は12mm側で12cm、45mm側で23cmとなっており、
最大撮影倍率は0.5倍(35mm換算)と近接撮影能力が高いレンズです。
アートフィルターの「トイフォト」を使用して撮影。
この日本の原風景を思わせる懐かしい雰囲気を表現するのに、アートフィルターは大活躍でした。
このようにシーンに合わせて設定を変更しながらサクサク撮れるのは、機動力と操作性の良いカメラだからできることです。
駐車場へ戻りながら、「かやぶきの里」の集落を少し遠めから撮影。
このような遠景描写ではレンズの性能が良くわかります。
画像の拡大はしませんが、民家の茅葺き屋根の質感描写は見事です。
やはり「PRO」と付いているだけの事はあります。
絞り優先オート F7.1 2秒 ISO500 手持ち撮影
こんにちは。カメラ担当の池田です。
今回も新製品レビューをお届けいたします。
今回、ご紹介いたしますカメラは2020年2月28日発売のオリンパスOM-D E-M1 MarkIIIです。
商品名からわかりますように、E-M1 MarkIIの後継機種となります。
前モデルのE-M1 MarkIIは2016年11月に発売され、それまでミラーレス一眼の弱点であった
「動く被写体に弱い」という概念を覆したカメラでした。
オリンパスさんのプロモーションも動きものに特化した部分もあったように記憶しています。
そんなミラーレスの常識を変えたE-M1 MarkIIがさらにパワーアップ。
風景写真家に喜ばれるであろう機能を搭載してE-M1 MarkIIIは登場してきました。
強化されたボディ内手ブレ補正機能。
夜明け前の琵琶湖にて撮影しています。まだまだ暗く、本来であれば三脚の必要な状況です。
しかし、このカメラには強力な手ブレ補正機能が搭載されています。
そして、この写真を撮影したレンズM.ZUIKO 12-100/4 PRO ISを使用すれば最大7.5段分の手ブレ補正効果が得られます。
シャッタースピードは2秒。結果は手ブレせずに撮影することができました。
絞り優先オート F7.1 1/4秒 ISO500 手持ち撮影
朝焼けの琵琶湖を被写体に手持ちハイレゾショットで撮影しています。
左が元画像で、右が手前の木の拡大画像です。
手持ちハイレゾショットでは16枚の写真を合成し、約5000万画素の高精細な画像を生成してくれますので、
上の写真のように高画質の写真を楽しむことができます。
風景写真のように繊細な描写が求められる場合にハイレゾショットがオススメです。
三脚ハイレゾショットなら約8000万画素相当の画像が得られますので、
撮影シーンに合わせて使い分けると良いでしょう。
シャッタースピード優先オート 1秒 F16 ISO64 三脚使用
上の写真はライブND機能のND32(5段分減光)にして撮影しています。
風景写真の中でも滝や渓流は人気のある被写体です。
その一般的な撮り方というのが、シャッター速度を遅くして流れを表現するというものです。
日中の明るい場所でスローシャッターにするには、NDフィルターが必要となるケースも多々あります。
作例写真を撮影した状況がまさにそういう状況で、
明るすぎて絞りを絞り込んでISO感度を拡張のL64にしてもスローシャッターにならないのです。
そんな時に便利なのがライブND機能なのです。
「ライブND」の名前の通り、ライブで水の流れ具合を確認しながら撮影できるのが便利で、
フィルターの装着できないM.ZUIKO 7-14/2.8 PROやM.ZUIKO 8/1.8 Fisheye PROのレンズ
使用時には特に重宝する機能だと思います。
シャッタースピード優先 1/1000秒 F10 ISO800 手持ち撮影
これまで、風景写真を中心に機能のご紹介をしてきましたが、
前モデルのE-M1 MarkIIから動く被写体に対しての性能はしっかり引き継がれています。
ブラックアウトフリーで秒間18コマ(電子シャッター時)の連写ができることは、
鉄道写真だけでなく、飛行機や野鳥の分野でも活躍します。
絞り優先オート F8 1/40秒 ISO500 手持ち撮影
OM-D E-M1 MarkIIIの良さを一言で言うなら「オールラウンドプレイヤー」ってとこでしょうか。
その理由として、動く被写体に強いだけでなく、風景撮影に有効な機能を豊富に搭載し、
さらには瞳AFの進化によりポートレート撮影にも最適な1台となったことです。
風景写真と言えばフルサイズ機で撮りたい人も多いと思いますが、
たくさんのレンズを持ち運びするには少し大変です。
また、フルサイズ機となると三脚もそれなりの大きさ、重さのものが必要となってきます。
オリンパスのマイクロフォーサーズシステムであれば、ボディもレンズも小型軽量ですので、
機動力が一気にあがります。
また、ボディ単体での手ブレ補正効果が7段ありますので、
三脚を使う必要がないと言っても過言ではありません。
モデル/アリア・リコ 25mm f1.2 ISO800 絞り優先
皆様 こんにちは。カメラのナニワ心斎橋本店 動物写真家 岩合光昭さんの猫写真展の影響で
オリンパスのミラーレス一眼をこよなく愛するようになったカメラ担当 見崎です。
さて、今回の猫撮影レビューは、ペンライトシリーズ第10作目となる≪OLYMPUS PEN E-PL10≫に焦点を当てます。
また撮像画面サイズ₍17.3*13.0 mm₎に対して、有効画素数は1605万画素とスマートフォンと比較して1画素毎の面積比に余裕があります。
感度₍ISO₎を高くしても、ノイズのたいへん少ない美しい写真が手に入ります。
モデル/ズマロン・アリア 75mm f1.8 ISO800 プログラムモード
E-PL10には、液晶画面をタッチする事でピント合わせ₍オートフォーカス₎
からシャッターまで切る事が可能です。
通常であれば、左の作例のように手前にいる被写体にピントが合いますが、
タッチパネルでさっと奥側にいる被写体にピントを合わせなおすことも出来ます。
スマートフォンをメインに撮影している方でも、
ミラーレス一眼E-PL10なら自分の思い通りの構図を決めれます。
被写体が人物であれば、顔や瞳を検出して、ピントを合わせる設定もあります。
モデル/リコ 75mm f1.8 ISO3200 ラフモノクロームモード
E-PL10にはアートフィルターが16種類搭載
写真の雰囲気を簡単に変えれれるアートフィルターの中で
≪ポップアートI≫と≪ファンタジックフォーカス≫には、
フィルター効果の強弱を液晶画面のタッチ操作で仕上がりを確認しながら調整ができます。
モデル/リコ・ぶーやん・アイ・アリア 45mm f1.8 プログラムモード
撮影した4K動画から、お気に入りのワンカットを切り出して保存することができます。
特に、猫の撮影など、撮影者の指示通りに撮影が厳しい場合は、
静止画切り出しを使う選択肢もあります。
モデル/ライ 45mm f1.8 ISO1600 プログラムモード
最後に撮影が済んだら、スマーフォンへ転送しましょう。
E-PL10にはBluetothわ搭載しています。
はじめに、カメラ本体とスマートフォンを接続しておけば、
カメラの電源を切っていても、スマートフォンで撮影画像の確認・転送も可能です。
皆様も、新型のオリンパス PEN E-PL10で撮影してみませんか?
オリンパス PEN E-PL10で撮影した作品は、撮影者も鑑賞者も満足感いっぱいになると思います。
絞り優先オート F8 1/100秒 ISO2500 M.ZUIKO DIGITAL ED14-150mm/F4-5.6II
こんにちは。 カメラ担当の池田です。
作例とともOM-D E-M5 MarkIIIの魅力をご紹介していきたいと思います。
紅葉を求めて、ブナの森へ。
風景写真と言えば、三脚にしっかり固定して撮影するのが定番ですが、
ボディ内手ブレ補正効果が5.5段のE-M5 MarkIIIだと安心して手持ち撮影が行えます。
この写真は風景撮影においては必須アイテムと言えるPLフィルターを装着して撮影しています。
PLフィルターを装着すると、シャッタースピードが1段から2段遅くなってしまうのですが、
このカメラだと手ブレ補正が強力なので、ためらわず手持ち撮影ができます。
絞り優先オート F8 1/60秒 ISO800 M.ZUIKO DIGITAL ED14-150mm/F4-5.6II
ブナの森にて。
「三脚を使用するべき」という束縛から解放され機動力が上がると、普段では撮影しないようなシーンを見つけることができるはずです。
三脚が立てにくい場所だと、撮りたいシーンがあっても面倒でパスしてしまうことも多いのではないでしょうか。
三脚で構図を決めるのは、時間もかかり意外としんどいものです。
三脚のセッティングがかなり困難で時間がかかってしまします。
しかし、これが手持ち撮影となれば、上を見上げて撮るの事に何のためらいもなくなります。
手ブレ補正が強力なのは大きな武器となるのです。
シャッター速度優先オート F11 1/2秒 ISO160 M.ZUIKO DIGITAL ED7-14mm/F2.8 PRO
では実際のところ、手ブレ補正がどれくらい強力なのかという事ですが、滝を被写体にテストしてみました。
滝の流れを白く糸を引いたように表現するため、シャッタースピードはともに1/2秒で手持ちで撮影しています。
結果はどちらの写真も手ブレすることなく、思い通りの写真が撮れました。
この写真以外にも同じシャッタースピードで何カットか撮影しましたが、私の腕で約90%の成功率といったところでした。
かなりの高確率だと思います。
三脚を使用せずスローシャッターで水の流れを表現できるとなれば、かなり写真表現の幅が広がることになります。
シャッター速度優先オート F5.6 1/500秒 ISO250 M.ZUIKO DIGITAL ED14-150mm/F4-5.6II
がらりと被写体が変わって鉄道です。
個人的にはE-M5 MarkIIIの最大の進化(E-M5 MarkIIと比較して)はオートフォーカス性能だと思っています。
そのオートフォーカス性能は、E-M1 MarkIIと同じで121点オールクロス像面位相差AFで、
鉄道や飛行機のように動く被写体でも捉えやすくなりました。
連写性能はAF/AE追従で秒間10コマと、ここはE-M1 MarkIIの18コマには及ばないものの、
一眼レフ機のハイエンドモデルと変わらないくらいの性能を持っています。
実際に貨物列車を撮影してみましたが、何の不満を感じることなく快適に撮影が行えました。
前モデルのE-M5 MarkIIの時は、被写体を追従して撮影する場合、ピントが迷ったりり外したりすることがありましたが、
この機種ではそんな事はまったくありませんでした。
ライブコンポジット F2.8 20秒X90枚 30分 ISO1600 M.ZUIKO DIGITAL ED7-14mm/F2.8 PRO
オリンパスと言えばライブコンポジット。
この機能は前モデルのE-M5 MarkIIにも搭載されており、オリンパスのミラーレス一眼の代名詞にもなっていると言っても過言ではないでしょう。
この機能が欲しくて、オリンパスを購入される方も多くおられます。
ちなみにライブコンポジットとは、設定した露出時間で連続して複数枚撮影し、明るさの変化のあったところをカメラ内で合成する機能です。
この作例のような山での星撮影だけでなく、街を入れた星景写真やホタル、花火の撮影に使える機能です。
過去に何度か前モデルであるE-M5 MarkIIを使用したことがあり、その性能に不満を感じることありませんでした、
上位モデルのE-M1 MarkIIが発売されるまでは・・・。
E-M1 MarkIIの登場により、オートフォーカス性能が大きく進化し、動く被写体に対しての追従性能も素晴らしく、
それまでミラーレス一眼が苦手だった部分を克服し、ミラーレス時代の到来を思わせる事となりました。
さて今回は、2019年2月22日発売予定の新製品「OM-D E-M1X」の使用レビューをお届けしたいと思います。
E-M1XはE-M1 MarkIIの後継機種ではなく、E-M1 MarkIIをより進化させ、プロの要求に応えたフラッグシップモデルとなっています。
縦位置グリップ一体型の現物を見た瞬間、「大きい!」「マイクロフォーサーズのボディとは思えない」などのマイナスイメージが頭の中をよぎりました。
しかし、撮影してみるとそのイメージはどこへ行ってしまったのか、
抜群のホールディングの良さで、ストレスなく撮影に集中でき、素晴らしいカメラだと実感いたしました。
今流行のAI。その一種であるディープラーニングテクノロジーにより、
特定の被写体を検出しフォーカス・追尾してくれる機能です。
追尾してくれる被写体は、鉄道・飛行機・モータースポーツの3種類。
例えば飛行機であれば、コックピットを認識してAF追尾してくれるというものです。
シャッタースピード優先 4秒 F5.6 ISO200
オリンパスさんからは「手持ち4秒も可能ですよ」とのお言葉をいただいたので、チャレンジしてみました。
シャッタースピード4秒なら、このサイズの写真でもブレブレのはず・・・。しかし、ブレていません。
この写真も拡大してみます。(右)
いかがでしょうか?4秒というスローシャッターにもかかわらず、手持ちで撮れるなんて本当に驚きです。オリンパスさんの言葉は本当でした。
わざわざシャッタースピードを遅くして撮影しなくても、感度を上げて撮影すれば良いのでは?と思う方も多いと思いますが、
やはり写真の質を考えた時に、いくら高感度性能が良くなったとは言え、写真の質にこだわるなら低感度で撮影したいものです。
ですから、手持ちでスローシャッターがきれるということは凄いことなのです。
シャッタースピード優先 1/2000秒 F9 ISO800
兵庫県の相生駅で、時速約300Kmで通過する新幹線を撮影した2枚です。
新幹線の姿が見えると、被写体を認識して先頭車両部分にAFフレームが表示され、そのままAFをはずす事なく、追尾してくれました。
コントラストの低い車両で、速度の速い新幹線でほぼ完璧に追尾してくれましたので、在来線の列車であればさらに確率が上がることでしょう。
絞り優先 1/1000秒 F8 ISO200
ハイレゾショットは以前のオリンパスの機種にも搭載されていましたが、基本的には三脚が必要でした。
そこでE-M1Xには「手持ちハイレゾショット」という機能が新しく追加されました。
この「手持ちハイレゾショット」の仕組みは、撮影中に発生するわずかな位置のズレを活用して、
合計16回撮影した画像をもとに合成し、5000万画素相当の解像度の高い画像を生成するというものです。
16回シャッターをきりますので、その間に動くものがあれば上手く合成できない場合もありますが、
風景写真など高い描写力を求めるジャンルでは重宝しそうです。
どれほどの高画質の写真ができているのか、一部分を拡大してみます。(右)
ワイヤーの本数が数えられるくらい高い解像度の画像を実現しています。
絞り優先 2秒 F13 ISO200
「ライブND」機能を使用して撮影した1枚です。
NDフィルターを使用しなくても、スローシャッターで撮った表現が可能で、
ライブとあるのはライブビューでスローシャッター効果を確認しながら撮れることにあります。
ND効果はND2(1段減光)〜ND32(5段減光)まで選ぶことができます。
フィルターを装着できない超広角ズームやフィッシュアイレンズで撮影するときには、とてもありがたい機能だと思います。
E-M1 MarkIIは動く被写体を強く意識したモデルでしたが、E-M1Xはハイレゾショットの進化、
ライブND機能の搭載により、動きものだけでなく、風景などの静物を撮影される方にとっても魅力的な機能が増えました。