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1/500 F7.1 ISO200
こんにちは、レモン社新宿店のもりやです。
ソニーフルサイズEマウントの広角レンズ「FE 24/1.4GM SEL24F14GM」をご紹介します。
広角24mmでありながら背景もぼかして撮影できるというなんとも欲張りな設計となっております。
もちろん「Gマスター」を冠した高画質な描写力で高速・高精度のAFにも対応し、
動作時の駆動音もなくムービー撮影にもおすすめのレンズです。
本レンズは絞り込めば隅々まで高精度の解像力を発揮し、歪みや周辺光量落ちもほとんど見られません。
1/500 F1.4 ISO200
開放撮影では被写体のエッジを鋭く残したまま、背景はなめらかなボケ感となります。
1/800 F1.4 ISO100
1/100 F1.4 ISO100
また、最短撮影距離は0.24mとなります。時期的にちょっと遅いですが、紅葉をぐぐっと近寄って撮ってみました。
1/100 F1.4 ISO500
開放値F1.4は夜間の撮影にも可能性を秘めています。
マニュアルフォーカスで玉ボケを生かした写真を撮ってみました。
ソニーのGマスターシリーズは他にはない意欲的なレンズが多く、新製品が出るたびにワクワクしますね。
本レンズは24mmという人気の画角であり、絞って風景撮影しても良し、
近寄って開放でポートレート撮影をしても良しのまさに死角のないレンズです。
個人的にはこのクラスのレンズではマニュアル露出・マニュアルフォーカスで撮影するのが最も満足度が高い気がします。
100mm 1/2500 F7.1 ISO400
今回はソニーフルサイズEマウントの望遠ズームレンズ「FE 100-400/4.5-5.6 GM OSS SEL100400GM」をご紹介します。
100-400mmという焦点距離をカバーし、ソニーの最高画質を誇る
「G-Master」ブランドを冠したプロ仕様のレンズです。
また、1.4xテレコンバーター(SEL14TC)または2xテレコンバーター(SEL20TC)を使用してより望遠域の撮影も可能となります。
400mm 1/160 F5.6 ISO100
また追随性に優れたAF駆動で動き回る小鳥などもバッチリ撮影出来ます。
400mm 1/250 F5.6 ISO100
400mm 1/500 F5.6 ISO400
FE 100-400/4.5-5.6 GMを使用してみて
本レンズは400mmの望遠域を瞬時にフォーカスできるのが最大の強みです。
また、人物の撮影では高精細な描写で背景も美しくぼかしてくれます。
普段使いには向きませんが、スポーツ・動物・鉄道撮影など、ここぞというシーンで威力を発揮します。
オリンピックのチケットが当選した方も、そうでない方も、ソニーユーザーなら一度は手にしてみたいレンズですね。
F2.8 SS1/1000 ISO100 16mm
こんにちは。レモン社横浜店 溝渕です。
今回はSONY「FE16-35mm F2.8 GM SEL1635GM」をご紹介させていただきます。
2020年2月現在、Eマウント フルサイズには10本の「GMレンズ」が販売されており、
そのいずれもが「圧倒的解像力・とろけるような美しいぼけ味の両立」を
コンセプトとして設計されています。
持ちうるレンズ光学技術を惜しみなく注いだ結果、「高価格&高重量」が基本の「GMレンズ」の中で
「SEL1635GM」は約680gと比較的軽い1本になっています。
こちらのレンズもそのコンセプトに漏れずワイド端、開放側から異次元の?描写力を見せてくれます。
周辺減光はほぼ確認できず、上空の深い蒼色から水平線近くまで非常になだらかなグラデーションを描きます。
F7.1 SS1/200 ISO200 16mm
開放でも充分に素敵な描写を魅せてくれますが、すこし絞れば周辺部に至るまでしっかりと解像してくれます。
風景は勿論、ポートレートにおいても存分に性能を発揮してくれるでしょう。
(いつも通り人を写してはいませんが・・・)
F4 SS1/800 ISO100 32mm
どうにかしてフレアを出そうとあちこちに振ってみましたが適いませんでした。
フレア、ゴーストの発生はナノARコーティングによってほぼ抑えられているようです。
F2.8 SS1/200 ISO800 34mm
F7.1 SS1/1000 ISO125 35mm
他の作例でも確認できますが、開発コンセプトの一つにもある「なだらかなぼけ味」を損なうことなく、
非球面レンズの宿命ともいえる「年輪ボケ」はかなり押さられているように見えます。
また、パンフォーカスに近いような撮り方でも「なだらかなぼけ」を表現してくれます。
太陽光等の強烈な光源を後ろぼけとして出す場合は、細かな丸ぼけが重なって出るような描写をします。
木漏れ日等のぼけを撮る場合は、好みが別れる写真になりそうです。
1/3200 F1.4 ISO100
高い設計基準で作られた「G Master」
圧倒的な解像力と美しいボケで見る者を圧倒する表現力です。
ED(特殊低分散)ガラスを3枚使用しているため色収差を大幅に抑えてくれます。
逆光時のフレアやゴーストを抑える事が出来ます。
※ボディはSONY α7III ILCE-7M3を使用しております。
石と水の境界にピントを合わせております。
手前のボケは柔らかく馴染むようにボケていますが、
ピント部分はしっかりと解像をしています。
水中の微妙な透き通った色味も表現されております。
1/6400 F8 ISO100 露出補正-0.3
真正面に太陽を見据えての厳しい撮影条件ですが、
ナノARコーティングのお陰かフレアもゴーストも出ておりません。
グラデーションや薄い雲の描写もしっかりと出ています。
1/125 F1.4 ISO100 露出補正-0.7
F1.4通しなので暗い場所や夜の撮影で使いたくなります。
人差し指にピントを合わせていて、人差し指の水滴はしっかりと描写されておりますが、
すぐ後ろの中指・薬指の水滴は柔らかくボケています。
後ろのライトも柔らかな丸ボケです。
1/160 F1.4 ISO100 露出補正-1.3
秋の夜を感じさせる風物詩
小さくて分かり辛いのですが、提灯下のアルミに包まれた焼き芋があります。
そのアルミのテカリやシワシワの質感が何ともいえないんです。
1/200 F2.8 ISO100
重量が820gとズッシリとした重みを感じます。
が、その分レンズ構成やAFの高精度・静音性が素晴らしいので目をつむります。
上記にも記載しておりますが、何より解像力の高さが素晴らしいです。
細かな波の凹凸やゴツゴツとした岩の質感、葉っぱ一枚一枚もしっかりと
描写してくれてレンズ性能に驚かされます。
絞り羽根はαレンズとして初めて採用された11枚で自然な円形絞りが可能で、
美しいボケが実現されております。
絞りリングはクリックのON・OFFの切り替えスイッチが付いており、
スチール撮影ではONにして、動画撮影は音が出ない様にOFFにする事が可能です。
SONYα7U+SONY FE24-70mm/F2.8 GM/35mm/F8/SS 1/250/ISO 400
こんにちは、カメラのナニワ西梅田店スタッフSです。
今回はFE24-70/F2.8 GMを使用したレビューを書いていこうと思います。
24-70/2.8というスペックなのでいわゆる大三元ってやつですね。
2016年の春に発売されたレンズなので既にレビューは沢山書かれています。
東京駅から歩いて10分くらいにある有名スポット東京国際フォーラムです。
GMレンズを手にした瞬間「絶対にここの写真撮ったるぞ!!!」と意気込んでいた
記憶がいまでも鮮明に残っています。
撮影したのは冬の朝、始発の新幹線に乗って
友達と会う前に時間があったので観光がてらに撮りました。
なんかもう意味がわからないくらいバッキバキです。えげつないほどシャープ。
初めて自分が手にした大三元なのでその描写力の良さで重さを忘れる程です。<
SONYα7U+FE24-70mm/F2.8 GM/24mm/F7.1/SS 1/80/ISO 640
絞ると本当にえげつないくらい写るレンズです、ほんと。
ガラスとか石畳の床がこれだけ映えてくれると普段から持ち歩きたくなるような
ワクワク感が出てくると思います。
新しい世界を見せてくれてバリバリ撮っていきたくなるような描写だなぁと思います。
でも重いんですよねこのレンズ。
レンズボディと組み合わせると約1.7kgあるので使っていく度に筋トレができます。
SONYα7U+FE24-70mm/F2.8GM/27mm/F5.6/SS 1/100/ISO800
撮って出しの色は面白みのない色をしていることが多いですがそれが功を奏して
編集しやすい色味なんじゃないかな、と思います。
ハニトーのパンのカリカリ感と粉砂糖のふんわりした感じがちゃんと出ててとても美味しそうです。
SONYα7V+FE24-70mm/F2.8GM/70mm/F5.6/SS 1/40/ISO 1600
ちょっと題材が変わりまして、次は水族館の写真になります。
これは海遊館のピラルクです。テレ端で撮ったのですがなんていうんですかね
鱗とか顔の凸凹とかめちゃくちゃ緻密に描写しているのに背景は綺麗にボケて
くれてより一層ピラルクの存在感が前に出ている写真ですね。
水族館って暗いのでこういう明るいレンズが大活躍してくれると思います。
SONYα7V+FE24-70mm/F2.8GM/70mm/F4/SS 1/50 ISO 1000
アデリーペンギンです。この時存在こそは知っていたのですが生きているアデリー
を見るのは初めてで撮って拡大したときに少し驚きました。
白いのは目ではなくて人間のまぶたみたいなもので中に目があります。
いや〜デフォルメされてたり映像だとわからないことが多いのでこういう発見が
見つかったりするのも面白いなぁと思います。毛の描写すごい。
今回は風景写真におすすめのソニーFEレンズの広角ズーム、
『バリオテッサーT*FE16-35/4ZA OSS』をご紹介します。
深まる秋の風景をじっくりと撮影してみました!(撮影地:京都・美山、船井郡・琴滝)
…その前に少しレンズの名前につきましておさらいを。
ソニーの高画質レンズにはカタカナで「テッサー」「ゾナー」「プラナー」などの名称がついていますが、
これはドイツのレンズメーカー「カールツァイス社」が開発したレンズの名称です。
100年以上前からの歴史を持ち、その優れた描写力は現在も世界中のカメラマンに信頼・愛用されています。
テッサーレンズはその中でも小型で使いやすく、シャープな写りは”Adlerauge”(ドイツ語で鋭い眼光、転じて「鷹の眼」)と表現される名レンズ。
そのテイストを広角ズームに組み込んだ高性能レンズが今回ご紹介する『バリオテッサーT*FE16-35/4ZA OSS』と言えるでしょう。
いずれも画面の周辺まで良好に解像されております。
周辺光量落ちも少なく、さすがテッサーの描写力を受け継ぐレンズ、との印象を持ちました。
こちらは京丹波の名所『琴滝』です。岩肌の解像感は実物を見ているようにシャープな印象です。
画面の端まで良好な描写が得られました。収差もうまく補正されているようです。
何よりもテッサーレンズの特徴である「小型で高性能」である点が素晴らしいと感じました。
風景撮影はカメラやレンズはもちろん、三脚や予備の機材など荷物が多くなるので軽量で高性能なレンズは写真の楽しみを大きく広げてくれそうですね!
最後にトイフォトモードで遊んでみました(笑)
☆使用機材 ソニーα7U+Vario-Tessar T* FE16-35/4ZA OSS
担当 やませ
F2.8 周辺光量補正無し(左上) 絞り開放 周辺光量補正あり(右上)
F5.6 補正無し(左下) F5.6 補正有(右下)
今回はSONYさんのEマウントフルサイズ対応単焦点レンズ、Sonnar T* FE 35mm F2.8 ZA(SEL35F28Z)を使ってみました。
青いZEISSマークが目立ちますが、別段ドイツブランド信者でもありませんので一切気にせずに撮影に臨みました。
AF速度は爆速とは云えませんがスナップ撮影には必要十分な速度で、今回の撮影では迷い・ためらいを見せる事はありませんでした。
無印α7と同期のレンズですが、現在でも問題を感じる事無く撮影に臨めました。
さて、作例を出す前に一つお断りをば。
ボディの「レンズ補正設定」を切った状態で一通り撮影を済ませ、その後PCで作業に掛かったのですが・・・
周辺光量落ちが予想を超えた落ち具合でして、補正無しの条件ですと人によっては「こりゃ使い物にならんわい」とか思われそうなレベルかも知れません。
そんなワケでして、このSonnar T* FE 35mm F2.8 ZAの名誉の為にも、まずは光量落ち補正有/無から見ていただこうと思います。
まずは、絞り開放で、補正の有無を。
ボディの補正機能はなかなかのモノのようです。
ところで、通常は多少絞ると周辺光量落ちは緩和されるものですが、
Sonnar T* FE 35mm F2.8 ZAは補正機能を使わなかった場合、多少絞っても光量落ちを見せてくれるようです。
今度はF5.6、補正の有無を。
補正無しですと、撮影条件によってはF8でもしっかりと光量落ちが認められる場合もあるのですが、これは立派な一つの個性かな・・・とも感じます。
これより、全て補正「切」状態での撮影となります。
F5.6 1/5000Sec. ASA200 F7.1 1/800Sec.
取り敢えず逆光撮影から。
モロに画面に太陽を入れています。
流石に光源近くの第三マストはコントラストが低下していますが、第一・二、四マストは充分に描写されました。
四隅の解像も立派なものです。直接ではない太陽の入れ方ですと。
部分的にフレアっぽくなりましたが、支柱に絡まる弦草達はしっかり描写できています。
逆光条件で無機質的なモノと植物が混在していますが、このレンズの表現力もなかなかのものではないでしょうか。
太陽を画面に入れても負けないレンズが最近は多い様に思いますが、むしろ直接太陽が入らない場合に色々な問題が出がちな気がします。
F2.8 1/1600Sec.
周辺光量落ちと相俟って、気分的にもボケた気がしてしまいます。
海面のきらめきで玉ボケ〜口径食の按配が何となくお判りいただけるかと・・・
F8 1/400Sec.
マイクロフォーサーズ機で換算24mm相当のレンズを使う際、しばしばディストーションを
「誤魔化せるアングル」を探す事がありますが(フルサイズ35mmと比べるのも酷な話ですが)、
このSonnar T* FE 35mm F2.8 ZAではそう云った気遣いはほぼ無用のようです。
F8で光量落ち無補正でも、この露光バランスではほぼ「落ち」を感じません。
F4.5 1/1600Sec.
手前の金網、画面隅の金属部等々もちゃんと解像してくれています。
重箱の隅を突くような事を云いますと、基画像をグリグリ拡大すると隅っこに幾らか色収差が見えるのは事実ですが、
商業写真でもなければ実用で問題になるレベルとも思えませんでした。
そんなワケで、プライベートユーザーさんには何ら気にせずにサクサクと撮影していただきたいですね。
上々の解像力を持ち、周辺光量落ちは設定次第でガラリと豹変する。
そんな所もお楽しみいただければと思います。
2013年3月9日に発売され、その柔らかい描写のみならずコスパの高さから購入を勧められるユーザーの多いレンズソニーE50mm F1.8 OSSを試写しました。
35mm判換算で75mm相当の焦点距離から、ポートレートを中心に試写しました。使用したボディはソニーNEX-7です。
幸いにも9月に挙式の同僚。結婚式を撮影するのではなく、あくまでも試写に徹しました(笑
F1.8のハイスピードレンズ。シャッタースピードをかせげるので、一瞬のチャンスも逃しません。
本人らしい表情をとらえることが出来ました。
最短撮影距離が39cmなので、テーブルマクロも可能です。
トロトロに溶けると評判で、その評判通りでした。
他にも開放で撮影しましたが、溶けすぎてボツにしたほどです。
何でもかんでもボカしたいかたには、ホントにオススメのレンズです。
式のクライマックス。正直、ファインダーが途中から曇って・・・。
ソニーはアスペクト比1:1がないんです。ちょっと残念なのですが、上記写真はトリムしました。
トップライトが弱く花嫁さんの髪の毛が後ろの柱に同化してしまった撮影ミスは目をつぶって頂いて、
<白黒で撮影しましたが描写はまずますではないでしょうか。
撮影を終えて、柔らかい描写でよくボケるレンズという印象です。
APS-Cサイズのボディをお使いなら1本持っていて損のないレンズです。
これから紅葉、クリスマスイルミなど、中望遠で使用頻度が高まると思います。
但し、今回は点光源を撮影しましたが円形絞りであっても、キレイな円形は表れませんでした。
担当:いりえ
200mm 1/100 F4 ISO100
今回はソニーのフルサイズEマウントレンズFE70-200/F4 G OSSをご紹介します。
今回はソニーα7IIIでの作例をご紹介します。カメラの総重量は1400gほどになりました。
一般的に200mmでの望遠撮影は手ブレが起きやすいので、
手持ちの場合はシャッタースピードなどをしっかりと設定します。
200mm 1/160 ISO100
最短撮影距離は広角側1メートル・望遠側で1.5メートルほどですが、それほど無理して近寄る必要はないのではないでしょうか。
200mm 1/125 F4.5 ISO400
87mm 1/100 F4 ISO1000 露出補正+1
200mm 1/100 F11 ISO1000 露出補正-1
望遠レンズの特性はF値を絞り込んでもある程度ボケを表現出来ることです。
背景に何を入れるかによって写真の印象がぐっと変わってきます。
FE70-200/F4 G OSSを使用してみて
ソニーEマウント系レンズはニコン・キヤノンと比べると歴史が浅く種類も少ないですが、
「Gレンズ」や「ZEISSレンズ」を中心に高画質で使用感の良いレンズを多数展開しています。
今回ご紹介した「 FE70-200/F4 G OSS」は望遠ズームレンズの中でも非常に汎用性の高い一本ではないかと思います。
F2.8(絞り開放) 1/3200Sec.
SONYのEマウントフルサイズレンズ、FE 90mm F2.8 Macro G OSS(SEL90M28G)を試してみました。
ボディはα7S、フード装着&フィルターレスでの撮影です。
●周辺光量落ち&逆光
今回は周辺光量補正「オート」のまま撮影していますが、目立った減光は感じられませんでした。
ごく自然に緩やかに落ちる程度。近接撮影時には多少光量落ちがあっても、ボケを意識した撮影では殆ど気にならないでしょう。
絞り開放から画面中央付近の解像力は大変良好で、ちょいと絞ってあげれば風景撮影用中望遠レンズとしても存分に使えそうです。
F4.5 1/8000Sec.
逆光テストでゴーストを出そうとすると、随分と無理で不自然な太陽の入れ方をしなければならない程度でした。
ナノARコーティングの効能なのか逆光には強いようで、今回目立ったゴーストはこの1枚っきり。
F5.6 1/500Sec. 逆光でも十分にヌケを感じさせてくれました
ほとんど太陽に正対するアングルですが、コントラストの低下の最小限に抑えられています。
さりげなく背後には玉ボケを入れてみましたが、F5.6では画面隅でもかなり均質に形状を揃える事ができるようです。
F2.8 1/100Sec. 何だかよく判らない程のボケ量。
●開放F2.8のボケ量
実を申し上げますと、私自身はマクロレンズを使う際にほとんど開放絞りを使いません。
開放ではあまりにピントが浅いのでF5.6~F8あたりを多用しています。
今回使用したFE 90mm F2.8 Macro G OSSともなると極めてピントが浅く、
余程イメージが決まっていない限りはちょい絞り気味が無難な使い方となるでしょう。
例えばほぼ最短撮影距離で絞り開放で万年筆をばペン先に合焦させて・・・
F2.8 最短撮影距離付近 F5 同アングルで
再び最短撮影距離付近で、開放とちょい絞りを。
FE 90mm F2.8 Macro G OSSは等倍マクロレンズなので、腕時計もこれくらい寄って撮影できます。
さすがに「G」が着くだけあって、ソリッドな被写体の切れ味は上々。
大振りなレンズなので、コンパクトマクロの様に何時でも気楽に持ち歩けるワケではありませんが、
本気でマクロ撮影にのめり込みたい方には是非お使いいただきたい上等なレンズである事は間違いありません。
F1.8 1/8000Sec. ASA100 F2.8 1/8000sec.
今回はソニーのαEマウントレンズ、Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA (SEL55F18Z)を使ってみました。
ここ暫く、私生活ではすっかり強力な手ブレ補正機材に頼りっぱなしの私ですので、
大口径ながら手ブレ補正非搭載のSEL55F18Zを使うにあたってはちょいと気合を入れて・・・とは思いましたがまぁ、
不安だったら感度上げましょうかね、くらいの気持ちで楽しく街に出ました。使用ボディは無印α7です。
まずは大口径レンズならではの(?)周辺光量落ちの按配を試してみますと。
周辺部の光量落ちはこんな具合です。
モロに太陽がカブってる辺りは、基画像ではかなりパープルフリンジが出ていましたがF2.8程度で大幅に改善するようです。
絞るにつれて周辺光量落ちは解消されるものですが、マイナス補正をかけて光量落ちっぽく見せる楽しみもあります。
F3.5 1/250sec.
続いては逆光テスト。
最近の単焦点レンズは逆光に強いモノが多いように感じていましたが、今回はちょっと面白いフレアが出ました。
街灯にかかった蜘蛛の巣が逆光に照らされていたのですが・・・
光源部分のフレアは想定内でしたが、ランプの傘付近にもうひとつ傘を重ねるが如きフレア・・・
それともゴーストの部類でしょうか?ま、不思議な乱反射が登場です。
木陰から光源を狙ったちょっと意地悪なシチュエーションではこんな事が起きました。
F5 1/60Sec. ASA400
最短撮影距離付近だったのですが、絞り開放ではもはや三輪車の前輪の輪郭が溶けてしまいまして。
どのみち背景は露出オーバーで吹っ飛ばせるのでF5まで絞った次第です。
F1.8 1/2500Sec. ASA50
中間絞り辺りでは大変キレの良い描写を見せてくれるSEL55F18Zですが、も一つの魅力であるその大口径の恩恵も楽しみたい処です。
最短撮影距離は特別短いワケではありませんが、それでも最短付近での絞り開放は大ボケが得られて快感です。
F1.8 1/60Sec. ASA1600
日の入り時を回ると、場合によっては流石にAFが厳しくなりました。
背後の玉ボケに気を取られつつ、MFで無理やりフォーカシング。
手ブレさえネジ伏せる事ができれば、夜間撮影でも開放から2/3絞った程度で十分シャープな画が出来ます。
今回は街灯の柱に寄りかかったり等々で対処しました。無精者故、三脚を持ち歩きたくないんですよね。
手ブレ補正非搭載なのでちょっと気合を・・・なんて冒頭では申し上げましたが、
もしもお手持ちの機材がα7U等のボディ内手ブレ補正搭載機であれば、撮影領域はさらに広がること請け合いです。
広角27mmから中望遠82.5mm相当(*)までをカバーする軽量コンパクトなAPS-Cフォーマットの
デジタル一眼カメラ専用標準ズームレンズです。
レンズ内にSAM(スムーズAFモーター)を内蔵し、スムーズなAF駆動を実現。非球面レンズ2枚、
EDガラス1枚の使用に加え、後遮光窓の形状を見直し内面反射を抑制することでゴーストやフレアを抑え、
高い描写性能を実現。円形絞りの採用で自然で美しいボケ味を演出でき、日常のスナップから
ポートレートまで幅広く活用できます。
*35mm判換算※ソニーホームページより ※ボディはα350を使用しております。
周辺光量落ち
開放ですとどちらも多少出ますが、一段絞れば気にならなくなります。
ボケ具合
特に可もなく不可もなくといった印象です
逆光テスト
18mm F3.5は特に気になりませんが、それ以外は盛大に出てますね(笑)ちょっと条件が厳しすぎましたかな?
ここからは気軽に撮影した写真です。
お祭りという事で全体的に明るく賑やかな写真となりました。
1/640 F5.6 ISO200
駅から出て少し進んだ所で出くわしました。
車が一台通れる通りを大勢の人が大きな掛け声と共に進んでいます。
1/8 F36 ISO100
やはり振り合いますよね。期待通りで安心しました。
最後に使用感です。
レンズキットにも含まれる標準ズームという事で全体的に可もなく不可もなく。といった印象です。
小さくて軽くて持ち運びに便利でそこそこ写るので、最初の内はこの1本で問題なく事足りると思います。
が、慣れてくるとランクアップしたくなるかも。
ISO 100 シャッタースピード 1/60 絞りF1.8
今回の商品レビューはSONYのEマウント用交換レンズの35mm F1.8 OSS(SEL35F18)です。
まだAPS-Cサイズのデジカメをラインアップに揃えていますので、現役のレンズになりますが
α7、α9などのフルフレームのデジカメが脚光を浴び、その陰で泣いている節もありますが、
とても素直な描写で最短撮影距離が30cmと言うこともあり、ちょっとしたマクロ撮影でも活躍してくれそうです。
開放F値を1.8に抑えた(?)こともあり、最近、大口径で重量オーバー気味のレンズが多い中、
小ぶりで軽く持ち運びも楽なレンズです。
上の写真は最短撮影距離30cmと寄れる事を利用してのテーブル・マクロです。
ISO100 シャッタースピード 1/500 絞り F4
最短撮影距離に近い位置でピントを合わせますと、前後共にキレイにボケてくれます。
但し、上の写真のようにベンチに当たった光が反射してレンズに差し込んでくるとフレア気味になりますので、
前ボケの使い方は注意が必要です。
ISO100 シャッタースピード 1/160 絞り F8
門構えの構図で撮影すると、門構えが黒くつぶれたのがフィルム時代のこと。
デジタルの時代にはそんな心配は不要ですが、逆に黒く潰し中を際立たせるには、かなりの撮影力が必要となります。
重なり合う雲の描写は見事です。
ISO100 シャッタースピード 1/135 絞り F3.5
露出補正もせず、更に曇り空の影響か、やや地味な発色になりました。いい方を変えれば忠実な再現力とも言えます。
ISO125 シャッタースピード 1/60 絞り F3.5
ホワイトバランスをオートで撮影しています。色鮮やかなグリーンなのですが、実際はもっと淡いグリーンです。
これはカメラの設定如何になります。
軽量コンパクトは魅力あります。どのボディに装着しても快適に使用できると思います。
また最短撮影距離30cmと開放F1.8による面白い表現も見逃せませんし、描写に癖がなく素直な描写です。
F2.8 1/1000Sec. 50mm
今回試用したのはソニーのF2.8通しの大口径標準ズーム、EDガラス&非球面レンズ採用の(もはや当たり前?)「DT16-50mm F2.8 SSM」です。
35判換算で24-70mm相当のF2.8通しとなれば、APS-Cレンズと云えどもそれ相応のサイズになりますが
まぁ防塵防滴に配慮されている点を考慮に入れれば、こんなもんかな?と納得できるサイズかと思います。
四隅が結構はっきりと落ちました。
蒼空のグラデーションのあるべき姿を無視して、低い位置の四隅もキッチリと光量落ち・・・
開放側の光量落ちは大きい方ですね。
ただし、開放から解像力は充分の模様。数枚撮りましたが、F5.6以上で自然な感じになりました。
F5 1/60Sec. 16mm
天井の梁が緩いアーチ状に見えるかも知れませんが、実際は・・・真っ直ぐなんです。
床のカーペットがちょっと歪んでる・・・?いえ、カーペットの敷き詰め方が部屋の中心に合って無いだけですよね・・・
?うぅぅぅむ。歪んでる・・
F5.6 1/30Sec. 16mm
こんな感じであれば、例の歪みも「味」のうち・・・かな?って事で。
ボケ具合は、距離によってちょっと不思議な感じにもなるようです。
F2.8 1/320sec. 50mm
花に対してほぼ最短。背後は滑らかにボケてくれましたが、なんかちょっと不可思議なボケとなりました。
この傾向は、似たようなアングルで広角端を使っても同様でした。
F5 1/320sec. 16mm
広角端、解像力は充分なんですが・・・
やっぱり曲がってる~!
絞り値 開放F1.8 絞り値 F2.8
絞り値 F8 絞り値 F16 絞り値 F22
今回ご紹介しますのは、ソニーから2011年12月に発売されましたEマウント大口径広角単焦点レンズ「Sonnar T* E 24mm F1.8 ZA」です。
APS-Cサイズ対応のEマウント用レンズで、35mm判換算で36mm相当の画角になるレンズです。
Eマウントレンズ初のカールツァイスブランドのレンズで、
厳しい光学基準をクリアしたレンズだけに付けることができる「ZEISS」の青バッチがついています。
外装の鏡胴にはアルミニウム合金が使われているので、高品位な外観です。
ピントリングのローレットも程よい重みでマニュアルフォーカス時には、素早いピント合わせが可能です。
今回、このレンズを「NEX-6」に装着して実写を行いましたので、ご紹介します。
まずは、解像力のチェックです。
この写真の中心部を絞り値別に等倍で拡大して比較したいと思います。
開放絞り値のF1.8では滲んだような収差が多くみられましたが少し絞ってF2.8から解像度の高い、
しっかりとした描写をしてくれます。
絞り値F5.6~F11までが、もっとも解像度が高くF11~F22まで徐々に解像度が落ちていくといった結果です。
また、周辺部の描写も良好で開放絞り値F1.8から中心部との大きな差も感じられないほどで、気になる周辺光量落ちも見られませんでした。
ISO 100 SS 1/3200 F値 1.8
最短撮影距離0.16mで最大撮影倍率0.25倍とマクロ撮影も可能です。
ピント面はシャープでボケ味も柔らかく、さすがツァイスレンズといった写りです。
ISO 100 SS 1/2500 F値 1.8
ですが・・・
開放絞り値F1.8では、多少うるさく感じるボケも見られました。
ざわついた背景の場合、絞り値や構図を工夫することでツァイスレンズ特有の柔らかなボケ味で撮る事ができます。
撮影時は、何度も逆光のシーンがありましたが一度もフレア、ゴーストはでてきませんでした。
上記の写真のような逆光シーンでもコントラストが落ちることはなく、しっかり写し撮ってくれます。
とても高い逆光性能で、晴天でも安心して使うことができます。
ISO 400 SS 1/60 F値 1.8
35mm判換算、36mm相当の画角で肉眼に近い写りをするので、
日常の風景を自然に切り取ることが出来る素晴らしいレンズです。
開放F1.8では、カリカリに描写するのではなく、
程よい柔らかさが残っている自然な写りは「ZEISS」レンズらしいと感じました。
最短撮影距離も短いのでグッと近寄ってマクロ的な撮影もできたり、
肉眼に近い自然な画角なのでスナップ撮影したりと様々な撮影に対応できるので、
カメラに常に付けておくと便利なレンズです。
日常の風景をドラマチックに写したい方にオススメの一本です!
こんにちは、カメラ担当 吉冨です。
今回、ご紹介しますのはソニーEマウン専用マクロレンズ「E 30/3.5 マクロ」です。
マクロレンズとは・・・
被写体を1/2倍から等倍で写すことができるレンズのことを言います。
簡単に言うと、小さいものを大きく写すことの出来るレンズのことで、普段見たことが無いような幻想的な写真を撮ることが出来ます。
このような平凡な紫陽花の写真でも・・・
マクロレンズを使えば、このような写真を撮ることができます。
肉眼では、目に出来ないような大きさで見る事ができるので、新たな発見もあって撮るのが楽しいレンズでもあります!
マクロレンズだからといっても、その他のスナップやポートレート等の撮影も出来るので一本あれば、とても便利なレンズです。
ISO1600 SS1/1600 F5.6
小さい!軽い!これでホントに等倍マクロが撮れるの!?と思ってしまうほどの大きさで、
撮影時は全て手持ちでの撮影でしたが軽いので、手ブレをしたカットはほとんどありませんでした。
マクロ撮影時は被写界深度が浅いのでオートフォーカスが迷ってしまうことが、多くみられるのですが、
ソニーの DMF(ダイレクトマニュアルフォーカス)といったオートフォーカスでピントを合わせたあとに、
手動でピントを追い込むことが出来るといった便利な機能がついているのでピントが迷って撮影が出来ないといった事もなくスムーズに撮影を行うことが出来ます。
明るさはF3.5と明るくはないのですが、色ノリもよく、ボケ味もやわらかいので、マクロレンズとして良く出来たレンズだと感じました。
値段もお手頃で、手軽に始められるマクロレンズで幻想的なアート写真を撮ってみてはいかがでしょうか。
今回はソニーE16mm F2.8を試写しました。
今ではコンデジにも搭載されている35mm判換算で、24mm相当の広角レンズ。
景色を広く切り取れ、開放F2.8と明るいレンズ。しかもコンパクトな鏡胴。荷物を増やしたくない旅行などにも重宝します。
撮影は写真を見れば明らか。春の桜を取りました。数寄屋橋交差点に鮮やかに咲き誇る桜で、撮影に足を止める方が多くいらっしゃいます。
逆光でフレア、ゴーストの発生もない写真になりました。
最短撮影距離0.24mになりますので、被写体に寄ってダイナミックな写真を撮ることができます。
周辺光量落ちを利用して、夏の空を強調しました。
ブルーアワーを撮影。夏は暑く日が長いのでブルーアワーを待つのも意外と辛抱が必要だったりします。
最後はHDRでの夜景。
周辺光量落ちはあるものの、逆光にも強く、携帯性も高いレンズです。
散歩用の1本としてオススメ致します。