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100mm 1/2500 F7.1 ISO400
こんにちは、レモン社新宿店のもりやです。
今回はソニーフルサイズEマウントの望遠ズームレンズ「FE 100-400/4.5-5.6 GM OSS SEL100400GM」をご紹介します。
100-400mmという焦点距離をカバーし、ソニーの最高画質を誇る
「G-Master」ブランドを冠したプロ仕様のレンズです。
また、1.4xテレコンバーター(SEL14TC)または2xテレコンバーター(SEL20TC)を使用してより望遠域の撮影も可能となります。
400mm 1/160 F5.6 ISO100
また追随性に優れたAF駆動で動き回る小鳥などもバッチリ撮影出来ます。
400mm 1/250 F5.6 ISO100
400mm 1/500 F5.6 ISO400
FE 100-400/4.5-5.6 GMを使用してみて
本レンズは400mmの望遠域を瞬時にフォーカスできるのが最大の強みです。
また、人物の撮影では高精細な描写で背景も美しくぼかしてくれます。
普段使いには向きませんが、スポーツ・動物・鉄道撮影など、ここぞというシーンで威力を発揮します。
オリンピックのチケットが当選した方も、そうでない方も、ソニーユーザーなら一度は手にしてみたいレンズですね。
1/3200 F1.4 ISO100
高い設計基準で作られた「G Master」
圧倒的な解像力と美しいボケで見る者を圧倒する表現力です。
ED(特殊低分散)ガラスを3枚使用しているため色収差を大幅に抑えてくれます。
逆光時のフレアやゴーストを抑える事が出来ます。
※ボディはSONY α7III ILCE-7M3を使用しております。
石と水の境界にピントを合わせております。
手前のボケは柔らかく馴染むようにボケていますが、
ピント部分はしっかりと解像をしています。
水中の微妙な透き通った色味も表現されております。
1/6400 F8 ISO100 露出補正-0.3
真正面に太陽を見据えての厳しい撮影条件ですが、
ナノARコーティングのお陰かフレアもゴーストも出ておりません。
グラデーションや薄い雲の描写もしっかりと出ています。
1/125 F1.4 ISO100 露出補正-0.7
F1.4通しなので暗い場所や夜の撮影で使いたくなります。
人差し指にピントを合わせていて、人差し指の水滴はしっかりと描写されておりますが、
すぐ後ろの中指・薬指の水滴は柔らかくボケています。
後ろのライトも柔らかな丸ボケです。
1/160 F1.4 ISO100 露出補正-1.3
秋の夜を感じさせる風物詩
小さくて分かり辛いのですが、提灯下のアルミに包まれた焼き芋があります。
そのアルミのテカリやシワシワの質感が何ともいえないんです。
1/200 F2.8 ISO100
重量が820gとズッシリとした重みを感じます。
が、その分レンズ構成やAFの高精度・静音性が素晴らしいので目をつむります。
上記にも記載しておりますが、何より解像力の高さが素晴らしいです。
細かな波の凹凸やゴツゴツとした岩の質感、葉っぱ一枚一枚もしっかりと
描写してくれてレンズ性能に驚かされます。
絞り羽根はαレンズとして初めて採用された11枚で自然な円形絞りが可能で、
美しいボケが実現されております。
絞りリングはクリックのON・OFFの切り替えスイッチが付いており、
スチール撮影ではONにして、動画撮影は音が出ない様にOFFにする事が可能です。
SONYα7U+SONY FE24-70mm/F2.8 GM/35mm/F8/SS 1/250/ISO 400
こんにちは、カメラのナニワ西梅田店スタッフSです。
今回はFE24-70/F2.8 GMを使用したレビューを書いていこうと思います。
24-70/2.8というスペックなのでいわゆる大三元ってやつですね。
2016年の春に発売されたレンズなので既にレビューは沢山書かれています。
東京駅から歩いて10分くらいにある有名スポット東京国際フォーラムです。
GMレンズを手にした瞬間「絶対にここの写真撮ったるぞ!!!」と意気込んでいた
記憶がいまでも鮮明に残っています。
撮影したのは冬の朝、始発の新幹線に乗って
友達と会う前に時間があったので観光がてらに撮りました。
なんかもう意味がわからないくらいバッキバキです。えげつないほどシャープ。
初めて自分が手にした大三元なのでその描写力の良さで重さを忘れる程です。<
SONYα7U+FE24-70mm/F2.8 GM/24mm/F7.1/SS 1/80/ISO 640
絞ると本当にえげつないくらい写るレンズです、ほんと。
ガラスとか石畳の床がこれだけ映えてくれると普段から持ち歩きたくなるような
ワクワク感が出てくると思います。
新しい世界を見せてくれてバリバリ撮っていきたくなるような描写だなぁと思います。
でも重いんですよねこのレンズ。
レンズボディと組み合わせると約1.7kgあるので使っていく度に筋トレができます。
SONYα7U+FE24-70mm/F2.8GM/27mm/F5.6/SS 1/100/ISO800
撮って出しの色は面白みのない色をしていることが多いですがそれが功を奏して
編集しやすい色味なんじゃないかな、と思います。
ハニトーのパンのカリカリ感と粉砂糖のふんわりした感じがちゃんと出ててとても美味しそうです。
SONYα7V+FE24-70mm/F2.8GM/70mm/F5.6/SS 1/40/ISO 1600
ちょっと題材が変わりまして、次は水族館の写真になります。
これは海遊館のピラルクです。テレ端で撮ったのですがなんていうんですかね
鱗とか顔の凸凹とかめちゃくちゃ緻密に描写しているのに背景は綺麗にボケて
くれてより一層ピラルクの存在感が前に出ている写真ですね。
水族館って暗いのでこういう明るいレンズが大活躍してくれると思います。
SONYα7V+FE24-70mm/F2.8GM/70mm/F4/SS 1/50 ISO 1000
アデリーペンギンです。この時存在こそは知っていたのですが生きているアデリー
を見るのは初めてで撮って拡大したときに少し驚きました。
白いのは目ではなくて人間のまぶたみたいなもので中に目があります。
いや〜デフォルメされてたり映像だとわからないことが多いのでこういう発見が
見つかったりするのも面白いなぁと思います。毛の描写すごい。
今回は風景写真におすすめのソニーFEレンズの広角ズーム、
『バリオテッサーT*FE16-35/4ZA OSS』をご紹介します。
深まる秋の風景をじっくりと撮影してみました!(撮影地:京都・美山、船井郡・琴滝)
…その前に少しレンズの名前につきましておさらいを。
ソニーの高画質レンズにはカタカナで「テッサー」「ゾナー」「プラナー」などの名称がついていますが、
これはドイツのレンズメーカー「カールツァイス社」が開発したレンズの名称です。
100年以上前からの歴史を持ち、その優れた描写力は現在も世界中のカメラマンに信頼・愛用されています。
テッサーレンズはその中でも小型で使いやすく、シャープな写りは”Adlerauge”(ドイツ語で鋭い眼光、転じて「鷹の眼」)と表現される名レンズ。
そのテイストを広角ズームに組み込んだ高性能レンズが今回ご紹介する『バリオテッサーT*FE16-35/4ZA OSS』と言えるでしょう。
いずれも画面の周辺まで良好に解像されております。
周辺光量落ちも少なく、さすがテッサーの描写力を受け継ぐレンズ、との印象を持ちました。
こちらは京丹波の名所『琴滝』です。岩肌の解像感は実物を見ているようにシャープな印象です。
画面の端まで良好な描写が得られました。収差もうまく補正されているようです。
何よりもテッサーレンズの特徴である「小型で高性能」である点が素晴らしいと感じました。
風景撮影はカメラやレンズはもちろん、三脚や予備の機材など荷物が多くなるので軽量で高性能なレンズは写真の楽しみを大きく広げてくれそうですね!
最後にトイフォトモードで遊んでみました(笑)
☆使用機材 ソニーα7U+Vario-Tessar T* FE16-35/4ZA OSS
担当 やませ
2013年3月9日に発売され、その柔らかい描写のみならずコスパの高さから購入を勧められるユーザーの多いレンズソニーE50mm F1.8 OSSを試写しました。
35mm判換算で75mm相当の焦点距離から、ポートレートを中心に試写しました。使用したボディはソニーNEX-7です。
幸いにも9月に挙式の同僚。結婚式を撮影するのではなく、あくまでも試写に徹しました(笑
F1.8のハイスピードレンズ。シャッタースピードをかせげるので、一瞬のチャンスも逃しません。
本人らしい表情をとらえることが出来ました。
最短撮影距離が39cmなので、テーブルマクロも可能です。
トロトロに溶けると評判で、その評判通りでした。
他にも開放で撮影しましたが、溶けすぎてボツにしたほどです。
何でもかんでもボカしたいかたには、ホントにオススメのレンズです。
式のクライマックス。正直、ファインダーが途中から曇って・・・。
ソニーはアスペクト比1:1がないんです。ちょっと残念なのですが、上記写真はトリムしました。
トップライトが弱く花嫁さんの髪の毛が後ろの柱に同化してしまった撮影ミスは目をつぶって頂いて、
<白黒で撮影しましたが描写はまずますではないでしょうか。
撮影を終えて、柔らかい描写でよくボケるレンズという印象です。
APS-Cサイズのボディをお使いなら1本持っていて損のないレンズです。
これから紅葉、クリスマスイルミなど、中望遠で使用頻度が高まると思います。
但し、今回は点光源を撮影しましたが円形絞りであっても、キレイな円形は表れませんでした。
担当:いりえ
200mm 1/100 F4 ISO100
今回はソニーのフルサイズEマウントレンズFE70-200/F4 G OSSをご紹介します。
今回はソニーα7IIIでの作例をご紹介します。カメラの総重量は1400gほどになりました。
一般的に200mmでの望遠撮影は手ブレが起きやすいので、
手持ちの場合はシャッタースピードなどをしっかりと設定します。
200mm 1/160 ISO100
最短撮影距離は広角側1メートル・望遠側で1.5メートルほどですが、それほど無理して近寄る必要はないのではないでしょうか。
200mm 1/125 F4.5 ISO400
87mm 1/100 F4 ISO1000 露出補正+1
200mm 1/100 F11 ISO1000 露出補正-1
望遠レンズの特性はF値を絞り込んでもある程度ボケを表現出来ることです。
背景に何を入れるかによって写真の印象がぐっと変わってきます。
FE70-200/F4 G OSSを使用してみて
ソニーEマウント系レンズはニコン・キヤノンと比べると歴史が浅く種類も少ないですが、
「Gレンズ」や「ZEISSレンズ」を中心に高画質で使用感の良いレンズを多数展開しています。
今回ご紹介した「 FE70-200/F4 G OSS」は望遠ズームレンズの中でも非常に汎用性の高い一本ではないかと思います。
ISO 100 シャッタースピード 1/60 絞りF1.8
今回の商品レビューはSONYのEマウント用交換レンズの35mm F1.8 OSS(SEL35F18)です。
まだAPS-Cサイズのデジカメをラインアップに揃えていますので、現役のレンズになりますが
α7、α9などのフルフレームのデジカメが脚光を浴び、その陰で泣いている節もありますが、
とても素直な描写で最短撮影距離が30cmと言うこともあり、ちょっとしたマクロ撮影でも活躍してくれそうです。
開放F値を1.8に抑えた(?)こともあり、最近、大口径で重量オーバー気味のレンズが多い中、
小ぶりで軽く持ち運びも楽なレンズです。
上の写真は最短撮影距離30cmと寄れる事を利用してのテーブル・マクロです。
ISO100 シャッタースピード 1/500 絞り F4
最短撮影距離に近い位置でピントを合わせますと、前後共にキレイにボケてくれます。
但し、上の写真のようにベンチに当たった光が反射してレンズに差し込んでくるとフレア気味になりますので、
前ボケの使い方は注意が必要です。
ISO100 シャッタースピード 1/160 絞り F8
門構えの構図で撮影すると、門構えが黒くつぶれたのがフィルム時代のこと。
デジタルの時代にはそんな心配は不要ですが、逆に黒く潰し中を際立たせるには、かなりの撮影力が必要となります。
重なり合う雲の描写は見事です。
ISO100 シャッタースピード 1/135 絞り F3.5
露出補正もせず、更に曇り空の影響か、やや地味な発色になりました。いい方を変えれば忠実な再現力とも言えます。
ISO125 シャッタースピード 1/60 絞り F3.5
ホワイトバランスをオートで撮影しています。色鮮やかなグリーンなのですが、実際はもっと淡いグリーンです。
これはカメラの設定如何になります。
軽量コンパクトは魅力あります。どのボディに装着しても快適に使用できると思います。
また最短撮影距離30cmと開放F1.8による面白い表現も見逃せませんし、描写に癖がなく素直な描写です。
絞り値 開放F1.8 絞り値 F2.8
絞り値 F8 絞り値 F16 絞り値 F22
今回ご紹介しますのは、ソニーから2011年12月に発売されましたEマウント大口径広角単焦点レンズ「Sonnar T* E 24mm F1.8 ZA」です。
APS-Cサイズ対応のEマウント用レンズで、35mm判換算で36mm相当の画角になるレンズです。
Eマウントレンズ初のカールツァイスブランドのレンズで、
厳しい光学基準をクリアしたレンズだけに付けることができる「ZEISS」の青バッチがついています。
外装の鏡胴にはアルミニウム合金が使われているので、高品位な外観です。
ピントリングのローレットも程よい重みでマニュアルフォーカス時には、素早いピント合わせが可能です。
今回、このレンズを「NEX-6」に装着して実写を行いましたので、ご紹介します。
まずは、解像力のチェックです。
この写真の中心部を絞り値別に等倍で拡大して比較したいと思います。
開放絞り値のF1.8では滲んだような収差が多くみられましたが少し絞ってF2.8から解像度の高い、
しっかりとした描写をしてくれます。
絞り値F5.6~F11までが、もっとも解像度が高くF11~F22まで徐々に解像度が落ちていくといった結果です。
また、周辺部の描写も良好で開放絞り値F1.8から中心部との大きな差も感じられないほどで、気になる周辺光量落ちも見られませんでした。
ISO 100 SS 1/3200 F値 1.8
最短撮影距離0.16mで最大撮影倍率0.25倍とマクロ撮影も可能です。
ピント面はシャープでボケ味も柔らかく、さすがツァイスレンズといった写りです。
ISO 100 SS 1/2500 F値 1.8
ですが・・・
開放絞り値F1.8では、多少うるさく感じるボケも見られました。
ざわついた背景の場合、絞り値や構図を工夫することでツァイスレンズ特有の柔らかなボケ味で撮る事ができます。
撮影時は、何度も逆光のシーンがありましたが一度もフレア、ゴーストはでてきませんでした。
上記の写真のような逆光シーンでもコントラストが落ちることはなく、しっかり写し撮ってくれます。
とても高い逆光性能で、晴天でも安心して使うことができます。
ISO 400 SS 1/60 F値 1.8
35mm判換算、36mm相当の画角で肉眼に近い写りをするので、
日常の風景を自然に切り取ることが出来る素晴らしいレンズです。
開放F1.8では、カリカリに描写するのではなく、
程よい柔らかさが残っている自然な写りは「ZEISS」レンズらしいと感じました。
最短撮影距離も短いのでグッと近寄ってマクロ的な撮影もできたり、
肉眼に近い自然な画角なのでスナップ撮影したりと様々な撮影に対応できるので、
カメラに常に付けておくと便利なレンズです。
日常の風景をドラマチックに写したい方にオススメの一本です!
こんにちは、カメラ担当 吉冨です。
今回、ご紹介しますのはソニーEマウン専用マクロレンズ「E 30/3.5 マクロ」です。
マクロレンズとは・・・
被写体を1/2倍から等倍で写すことができるレンズのことを言います。
簡単に言うと、小さいものを大きく写すことの出来るレンズのことで、普段見たことが無いような幻想的な写真を撮ることが出来ます。
このような平凡な紫陽花の写真でも・・・
マクロレンズを使えば、このような写真を撮ることができます。
肉眼では、目に出来ないような大きさで見る事ができるので、新たな発見もあって撮るのが楽しいレンズでもあります!
マクロレンズだからといっても、その他のスナップやポートレート等の撮影も出来るので一本あれば、とても便利なレンズです。
ISO1600 SS1/1600 F5.6
小さい!軽い!これでホントに等倍マクロが撮れるの!?と思ってしまうほどの大きさで、
撮影時は全て手持ちでの撮影でしたが軽いので、手ブレをしたカットはほとんどありませんでした。
マクロ撮影時は被写界深度が浅いのでオートフォーカスが迷ってしまうことが、多くみられるのですが、
ソニーの DMF(ダイレクトマニュアルフォーカス)といったオートフォーカスでピントを合わせたあとに、
手動でピントを追い込むことが出来るといった便利な機能がついているのでピントが迷って撮影が出来ないといった事もなくスムーズに撮影を行うことが出来ます。
明るさはF3.5と明るくはないのですが、色ノリもよく、ボケ味もやわらかいので、マクロレンズとして良く出来たレンズだと感じました。
値段もお手頃で、手軽に始められるマクロレンズで幻想的なアート写真を撮ってみてはいかがでしょうか。
今回はソニーE16mm F2.8を試写しました。
今ではコンデジにも搭載されている35mm判換算で、24mm相当の広角レンズ。
景色を広く切り取れ、開放F2.8と明るいレンズ。しかもコンパクトな鏡胴。荷物を増やしたくない旅行などにも重宝します。
撮影は写真を見れば明らか。春の桜を取りました。数寄屋橋交差点に鮮やかに咲き誇る桜で、撮影に足を止める方が多くいらっしゃいます。
逆光でフレア、ゴーストの発生もない写真になりました。
最短撮影距離0.24mになりますので、被写体に寄ってダイナミックな写真を撮ることができます。
周辺光量落ちを利用して、夏の空を強調しました。
ブルーアワーを撮影。夏は暑く日が長いのでブルーアワーを待つのも意外と辛抱が必要だったりします。
最後はHDRでの夜景。
周辺光量落ちはあるものの、逆光にも強く、携帯性も高いレンズです。
散歩用の1本としてオススメ致します。
F4 1/1250Sec.
世に云うところの「撒き餌レンズ」・・・
健全な写真初心者をレンズの愉楽に引きずり込む能力を持ちつつ、決して高級品ぶらない恐ろしいレンズ。
今回試用したSONY「DT50mmF1.8 SAM」もその部類のレンズであろうかと思います。
レモン社店頭でもこの手のレンズは人気が高いようです。
普段使い的には全く問題無い解像力でした。
本来ならF8くらいもテストするべきなんでしょうが、F4でこれなら割愛してもOKかと判断。
まずは写真の方向にひたすら歩きます。
何故ならそこに喫煙所があるからなのです!横浜界隈は大変喫煙所が少ないので、
まずはヤニ溜めしてから本格的に撮影開始させていただきます・・・
F1.8 1/4000sec.
開放で背景をボカし気味にしていますが、元画像でもボケ部分に妙な色滲みは殆ど感じません。
中堅クラスのレンズでも、ボケ部の色滲みが大きなレンズって結構あるんですけどね、この点は上々の出来映えです。
強いて難癖を付けるなら、欄干と支柱の輪郭のボケ方が少し煩いかも知れませんが、
この価格帯であれば余裕で合格点をあげたいところです。
カモメさんのモフモフ感もお伝えできてるでしょうか?
F1.8 1/8000Sec.
小振りな雲に隠れた太陽がランプの後ろに来るようにしましたが、この条件でもハロっぽくなりません。
さすがにランプのエッジには紫色が浮かんでますが、まぁ絞り開放で厳しい条件ですからね。
ただ、がっちりピントが来ている筈なのに少し緩い画になりました。
開放はかなり甘口なレンズかも知れませんね。
ググッと寄って絞り開放・・・でもゴーストレス。開放の解像感はハイキーを楽しむには丁度良い甘さかも。
F1.8 1/1250Sec.
最後の写真は座りながら撮れたので、一端合焦させてから上体の微細な前後動でピント微調整をしてます。
開放付近は「ソフト」と云おうか「甘い」と云おうか悩むところですが、
「面白い奴」である事は間違い無いと思いますよ。
絞りT5.6 シャッタースピード1/100秒 ISO250 露出補正+1.0
今回の商品レビューはSONY FE 100mm F2.8 STF GM OSS(SEL100F2.8GM)です。
試写にはSONY α7IIを使用しました。WBは曇天にしてあります。
今回のレビューも曇天と、運がありませんでした。
水面に映る木々の色の濃淡も、ボケながらも見事なまでに滑らかな描写です。
滲み具合も滲み過ぎずといったところではないでしょうか。
絞りT11 シャッタースピード 1/100秒 ISO500 露出補正+2.3
木陰からの撮影では露出補正が必要になり、上の写真も+2.3しています。
曇天だったので完全に白飛びして緑が映えました。
絞りT5.6 シャッタースピード1/160秒 ISO160 露出補正0 絞りT8 シャッタースピード1/100秒 ISO640 露出補正0
本レンズの特長としてレンズ本体のリングを使って、マクロ域への切り換えが可能な「マクロ域切り換え機能」が挙げられます。
ロック機構がないので撮影に注力しながら切り替えができます。
撮影地は今回も東京・新宿御苑です。
本レンズの絞りリングには、レンズ口径と焦点距離によって決まるFナンバーではなく、Tナンバーが表記されれており、ExifもTナンバーの値になります。
T5.6はF2.8相当です。
上の写真ではF2.8相当なので手前左側の葉っぱにピントを合わせましたので、奥はキレイにボケてくれました。
絞りT5.6 シャッタースピード1/250秒 ISO100 露出補正0 絞りT5.6 シャッタースピード 1/100秒 ISO200 露出補正+0.7
開放で意外とパースが深い感じです。100mmの中望遠でF2.8とF2の違いは大きいです。但し、前ボケも後ろボケもキレイです。
本レンズはどうしても開放での写りに興味があり、開放中心の試写になりました。逆光、斜光、順光を試しましたが、いづれも満足のいく描写です。
絞りT5.6 シャッタースピード1/100 ISO2000 露出補正0 絞りT8 シャッタースピード1/100秒 ISO4000 露出補正0 絞りT16 シャッタースピード1/40 ISO6400 露出補正0
ボケ量の多さは絞り値によりますが、木の質感は絞り値によらず出ています。
最近のレンズの傾向通り大きく重いレンズです。
カメラボディに縦位置グリップを装着すればグリップ力も高まり使い易さが増すと思います。但し、更に重くなってしまいますね。
レンズの性能は間違いなく良く、ポートレートや夜景、また夜のスナップにも使えるレンズだと思います。