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(LUMIX S5, LUMIX S 24mm F1.8, 1/500, F3.2, ISO 200)
広角レンズでのポートレートは下手すると顔が歪んでしまったり、
思ってるよりも被写体に寄らないといけなかったりで、ちょっと難しい部分もあります。
しかし、風景を活かしたダイナミックな撮影ができたり、あおって撮影することで脚を長く見せたりと、
広角ならではの表現ができて面白いです。
逆光耐性は素晴らしいですね。光源が画角内に入ってるのにもかかわらず、フレアゴーストは見られません。
(LUMIX S5, LUMIX S 24mm F1.8, 1/1600, F1.8, ISO 200)
広角レンズはボケを出しづらいですが、フルサイズF1.8を持ってすれば被写体を少し浮きだたせることも可能です。
絶好の逆光具合もあいまって、モデルと背景がキレイに分かれ立体感が生まれました。
この一枚を撮れた時に思いましたね。「このレンズは買いだ!」と。
(LUMIX S5, LUMIX S 24mm F1.8, 1/320, F1.8, ISO 200)
広角レンズでも寄れるというのは重要だと思っています。
これだけ寄れると椅子に座ったままでもテーブルフォトを撮れますし、
ちょっと気になったものを近接撮影するのにも十分。
日常的に持ち歩く一本としておすすめできます。
(LUMIX S5, LUMIX S 24mm F1.8, 1/640, F3.2, ISO 100)
本レンズはリニアモーター式のフォーカシング。非常に静かで動画にも向いている上に、高速・高精度であります。
LUMIX S5はコントラストAFなので、相性の悪い被写体で迷ってしまうことがまれにあるものの、
基本はコントラストAFであることを忘れるぐらい速いです。
瞬間を切り取るようなスナップにも最適なレンズです。
(LUMIX S5, LUMIX S 24mm F1.8, 1/50, F10, ISO 400)
非常に色のりが良いレンズですので、風景撮影にももちろん適しています。
これだけ軽量でありながら、防塵・防滴仕様でマイナス10℃の耐低温設計であることも頼もしいです。
24mm、35mm、50mm、85mmでサイズ・フィルター径・開放値を統一して作るということは、決して簡単なことではないはずです。
私はレンズ設計に詳しくありませんが、レンズごとにそれに合う大きさで作った方が絶対楽ですし、画質にも有利でしょう。
「どこかで設計に無理が生じているのではないか。
だから、このレンズのレビューは『操作性や互換性を優先したレンズの割には』
という前置きをつける必要がある」と最初は思っておりました。
しかしそんな疑いを吹き飛ばす描写をこのレンズは見せてくれました。
F1.8シリーズがあればなんでもできる、そんな思いになりました。
1/1000Sec. F8 ASA200 45mm
X VARIO PZ45-175mmF4.0-5.6ASPH(以下略)レビュー
失礼かとは存じますが、あまりに製品名が長いのでのっけから名称の一部を省略させていただきました・・・
本当は冒頭に「LUMIX G」があり、末尾にも追記がありまして、パナソニックLUMIX G X VARIO PZ 45-175mm/F4.0-5.6 ASPH./ POWER O.I.S. となりますが・・・
ね、長いでしょう?形式名ではH-PS45175となりますがこれでは何の事か伝わらない可能性もありそうで・・・
35判換算で90~350mm相当をカバーする画角を持ちながら軽量(公称210g)コンパクト、
ズーム操作をしても全長は変わらないこのレンズ、なんと・・・金属マウントです。
40-150mmクラスの普及型ズームの候補として、としても魅力がありそうな気がします。
ちなみに、オリンパスのライバルレンズ、Mズイコー40-150は如意棒みたいに「ニュゥ〜!」っと伸びます。
で、最初から逆光テスト。
意地の悪いシチュエーションですが、画面からはギリギリで太陽を逃がしています。
フード装着・フィルター無し、F8で撮影。左上から右下へかけて対角線上にフレア&ゴースト発生です。
同絞り・シャッター速度1/640Sec.では豪勢なフレアとなり、ちょっとお見せするのが躊躇われる仕上がりでしたのでそちらは封印しました・・・
このPZ45-175にはナノサーフェスコーティングなるモノが施されているのですが・・・・
1/1600Sec. F4 ASA400 45mm
開放でもちゃんと周辺部、解像していました。充分ですね。
1/1000Sec. F5.3 95mm
元画像チェックをしますと、望遠端では雰囲気はOKでしたが95mmと比べると被写界深度の問題もあるのか、全体にやや緩い印象です。
それではワイド端は・・・と云いたいところですが、最短撮影距離の都合で比較に適当なフレーミングが出来ずにあっさり断念しました。
尚このPZ45-175はパワーズーム搭載ですが、慣れないとフレーミングの際にかなりイラつくと思います。
手動操作に越した事は無い・・・と思いきや。手動操作でもズームリングに独特の「遊び」があるのか、素早くリング操作をしても動作がワンテンポ遅れるような感覚です。
素早くリングを回転させてピタリと操作をストップしても、ファインダ内の画像ではまだまだズーム操作の継続中だったりするんですよ、これが。
1/160Sec. F5.6 ASA320 163mm
そして中間距離での撮影を試しましたが・・・ちょっと「おやおや?おやぁ?」な事に。
ちゃんと合焦してるのに、何か像が甘いようです・・・現場で背面モニタで見ても甘く、PCで見るとやっぱり緩い。
ひょっとしてブレが出てる?(まさかとは思いながらも、この日は体調が最悪だったので気にはなります)
/200Sec. F6.3 73mm
これ位の焦点域の描写は素直に褒めてあげたいです。
普及型ズームなので良し、としましょうか・・・
まぁ、世の中には高性能&高価格なレンズもあるわけですから、本気度の高い写真を要求される方はそちらをどうぞ♪
日常生活の中で(廉価に)350mmクラスの世界が手に入る事を喜べる人だけが持つことを許される、
選ばれし者の為のレンズなのかも知れません。
F3.5 1/125sec. ASA250
今回試用したのはマイクロフォーサーズレンズ「ライカ マクロエルマリート45mmF2.8ASPH.MEGA O.I.S.」です。
ところで古い世代の人間としては、最近のマクロレンズは前玉が奥まっていない事に軽い違和感を感じたりします。
使う前から気になっていたのは、付属のフードが思ったよりも短い事です。
私物のDGズミルックス25mmF1.4のフードよりも短いってどういう事?
こんだけせせり出した前玉なんだから、もっと効果的にフレアカットする気概を見せて欲しかった!そんな疑念が頭をよぎりました。
けども。植物に顔をくっ着けんばかりに接近した時に、手前の草にフードを引っかけたりしないようにと云う配慮なのかも知れませんね。
何しろ最短撮影距離0.15mを誇るこのレンズ、最短距離ではフードが被写体に触れるちょいと手前に位置する事になります。
条件によっては光を遮る事にもなりかねないかも知れません。
メーカーさんが云う事には、レンズの手ぶれ補正機能は1m以下の距離では寄るに従って暫時低下するとの事です。
2009年デビューのレンズなのでそこは仕方の無い事でしょうし、ボディ内5軸手ぶれ補正機をお使いの方にはまったく関係無い話ではあります。
F2.8 1/640Sec. ASA250
開放付近では充分なボケが期待できるので、背景の整理も容易です。
F2.8 1/400Sec. ASA400
水滴に合焦、絞り開放。も少し絞った方が良かったようです・・・
遠景の具合はどうでしょう?
F2.8 1/4000sec. ASA100
開放時の周辺光量落ちを試してみると・・・
やや光量落ちが認められますね。個人的には「光量落ち大好き」派なので問題ありませんが、
複写等の際にはF5.6以上に絞るべきでしょう。
F4 1/160Sec. ASA200
これ一本で一日全部まかなえ!なんて云われたらそこそこ悩んでしまいますが、
近接から遠景まで程良く柔らかく描写してくれるライカ マクロエルマリート45mmF2.8ASPH.MEGA O.I.S.でした。
焦点距離:7mm 絞り:F9 露出時間:1/640秒 ISO:200
今回の商品レビューはパナソニック LUMIX G VARIO 7-14mm / F4.0 ASPH.になります。
メーカーのページに記されています通り、対角線画角114°は圧倒的なパースペクティブを有します。
広大な風景の臨場感や遠近感を強調するユニークな映像表現などを軽快に楽しむことができます。
試写にはDMC-GX7を使用しました。
焦点距離7mm(35mm判換算14mm相当)になると垂直な建物も傾いてしまいます。
こういったところを活かした作品作りは腕の見せどころにもなります(拙写真ではダメですが)。
焦点距離:10mm 絞り:F4.5 露出時間:1/1600秒 ISO:200
まだ雪が所々残る新宿御苑での撮影です。20mm相当の撮影なので、見慣れた画角と感じられてしまう方も多くいらっしゃると思います。
ここは14mm相当で撮影しておくべきでした。
焦点距離:7mm 絞り:F4.5 露出時間:1/500秒 ISO:200
ほぼ開放の絞りF4.5での撮影ですが、広角ならではの被写界深度の深さが目立ちます。
最短撮影距離で開放で撮影すれば背景はボケると思います。
焦点距離:14mm 絞り:F8 露出時間:1/640秒 ISO:200
今回は逆光を意識して撮影しました。ゴーストの発生はゼロではありませんが、耐逆光の性能は非常に高い超広角レンズです。
マイクロ・フォーサーズ用の交換レンズということで、非常にコンパクトな大きさ&重さです。
ただ、マイクロ・フォーサーズ用の中では大きいのでボディの大きさも重要になってきます。今回使用しましたGX7はちょうどいい大きさでした。
操作性といってもズーミングしかありませんが、ヘリコイドの位置にズーミング・リングがあると使いやすかったと感じます。
そろそろ、フィルム時代の設計思想から完全に脱してもいいのではないかと思います。
描写ですが全くクセがなく耐逆光も強く安心して使えるレンズという印象です。
12mm F8 -0.3補正 19mm F6.3 1/125Sec.
今回ご紹介するのはパナソニックのマイクロフォーサーズマウントレンズ、
LUMIX G VARIO 12-32mm/F3.5-5.6 ASPH./MEGA O.I.S.です。
名前はとっても長いですが、収納時の全長はたったの24mmと云う「2段沈胴機構」を採用したコンパクトなズームレンズです。
大変コンパクトなレンズ故に、実はこのレンズにはMFリングが用意されていません。
MF操作はボディ側でコントロールすると云うちょっと変則的な方法となり、またパナソニック製ボディなら全部OK、
と云うわけでもありません。ましてオリンパス機においてや・・・
ま、ここは割り切ってAF専用レンズであるとして使ってみました。
ズーム域もやや狭い印象ですが、何よりもこのコンパクトさは気軽なお散歩のお供としてうってつけ。
重量はたったの70gです!
逆光に強いレンズではありません。光源が画面に入ればかなりの確率でフレア・ハロが現れますが、
露出補正やWB調整で遊んでみると、さほどフレアが気にならなくなったりもしました。
23mm F5.6 1/80Sec. +1.7補正 WB調整 17mm F5.6 1/800Sec.
素直で落ち着いた色のりを見せてくれるようで、厳しい条件でない限り好印象な発色を楽しめます。
最短撮影距離は0.2m。望遠端では最短撮影距離0.3m。望遠端32mmと云うスペックがやや心もとない印象でしたが、
手近な小物撮影には十分対応できます。
32mm F5.6 1/640Sec. &emsp 32mm F5.6 1/13Sec.
柔らかい描写傾向にあるようですが、その分シャドー部分も優しげな印象を持ちました。
14mm F4.5AE +0.3補正 23mm F8 1/160Sec. -1.0補正
広角端は35判換算で24mm相当。普段単焦点28〜30mm相当のレンズに慣れていても、
いざと云う時に24mm相当の画角が得られるのは大助かりです。
13mm F6.3 1/30Sec. ASA1600 &emspWB調整 30mm F5.6AE -0.3補正
「軽量コンパクト」第一義なレンズですので、欠点は間違いなくあります。
それでも、軽いのは正義だ!と思える方であれば。
たとえばGX7MK2の購入を検討されているのであれば。
ボディ単体購入よりもキット販売されている物をチョイスしてみてはいかがでしょうか?
32mm F5.6 1/640Sec. 32mm F5.6 1/13Sec.
F1.8 1/128000Sec. ASA200
今回のレンズはパナソニック LUMIX G 20mm/F1.7U ASPH. H-H020A、名前はとっても長いんですが、
レンズ全長はたったの25.5mm、とっても短い大口径パンケーキレンズです。
2009年にデビューした前モデルと光学系は共通ですが、軽量化が進み自重約87g。
これで開放F値1.7と来れば、マイクロフォーサーズ使いであれば魅力を感じて当たり前!なレンズの一つです。
まぁ、35判換算で40mm相当の画角が合う/合わないと云った問題はあるでしょうが・・・
大口径レンズともなれば日中から絞り開放を使いたいけど特に陽射しの強いこの季節は・・・なんて昨年までは思っていましたが、
今回はオリンパスPEN-Fに装着しての撮影ですから状況に応じては電子シャッター使用で最高1/16000Sec.まで対応可能。
余裕のヨッちゃんなのです。
早速開放付近で撮影、気になる周辺光量落ちを様子見です。
周辺部、程良く落ちてくれました。落ちない方が性能的に優秀なのかも知れませんが、
落ちた方が面白い使い方が出来ると云った立場もありまして、私は完全に後者の立場です。
光量落ちを嫌われる方の場合はF4位に絞ると殆ど均質になるようですので参考までに。
F1.8 1/250Sec.
開放付近のボケ味も具合を見てみます。
合焦部からなだらかにボケてくれます。
F1.7 1/1250Sec. ちょっと背後がウルサイかも。
細かい事を云いますとこのレンズ、ときとしてボケた部分に色滲みが出やすいように感じられますが、
それも「色気」の一つとして許しちゃいます。
なんたって、こんなに小さなレンズなんですから。
このボケ部の色滲みはパナライカのDGズミルックス25mm/F1.4ASPH.も同じような印象です。
F2 1/800Sec.
風に揺れるドライフラワーと背後の電球をボカして・・・と思いつつ、AFモードをC-AFにしてテスト。
う~む!C-AFは無いものと考えて・・・と思ったら、撮影後にパナソニックさんの製品案内でスペックを確かめたところ
「コンティニュアスAFには対応していません」と明記されていました。なるほど。
純粋なスナップレンズってところですかね。
と云うものの、このコンパクトさでこの大口径はとっても魅力的。写りも上々です。
今現在、マイクロフォーサーズ規格の軽量な単焦点レンズはどれもこれも魅力一杯なモノばかりですが、
このLUMIX G 20mm/F1.7U ASPH.もまた悩ましい存在である事は間違いないようです。
2014年2月に発売されました大口径レンズ「LEICA DG NOCTICRON 42.5mm F1.2」です。
ライカの厳しい光学基準をクリアした、高い描写力の証「LEICA」の名が前枠に刻印されています。
アルミ削り出しの高級感のある外装で、開放F1.2の大口径レンズだとは思えないほどコンパクトなサイズ感と程よい重みで、使い心地の良いレンズです。
今回このレンズをパナソニック DMC-G7に付けて梅田周辺で撮影を行いましたので、ご紹介します!
写真の中心部分を拡大(右)してみます。
開放F1.2で驚くほど解像しています。
最短撮影距離0.5m
最短撮影距離付近の撮影でも大口径レンズに見られることが多い色の滲みは、ほとんど見られず、ボケ感もやわらかな印象です。
オートフォーカスも240fpsに対応しており、高速AFが可能です。
開放絞り値F1.2の非常に狭い被写界深度でも迷うことも少なく、ピントを外すことは、ほとんどありませんでした。
静音性にも優れており、ほぼ無音で撮影が出来るので、かなり鳩に近づいて撮影することができました。
動物の撮影や、静かな店内での撮影も気軽におこなえます。
逆光耐性は高くフレアやゴーストは、ほとんど出てこないものの角度によっては赤いフレア、緑のゴーストが見られるカットがありました。
逆光のシーンを撮影する場合には付属のメタルフードを装着することで、高い確率でフレア、ゴーストを防ぐことが出来ます。
実際に使用しての印象は、フォーカススピードも速く、駆動音も静かで描写力も高いので普段使いにはもってこいのレンズだと感じました。
開放F1.2から気になる収差はなく、良い意味で現代のレンズらしくない、やわらかなボケ味を見せてくれます。
遠景の描写性能も高く、開放値付近からしっかり解像するシャープな写りで、スナップからポートレート、風景等、様々なシーンに対応する、すばらしいレンズです。
マイクロフォーサーズユーザーの方で大口径レンズを探されてる方には、オススメの一本です!
F1.7 1/4000sec. ASA200 E-M5
今回はパナソニックのマイクロフォーサーズレンズ、「LUMIX G25mm/F1.7 ASPH.」をテストしてみました。
35判換算で標準レンズに相当する焦点距離ですが、今まで個人的にはフォーサーズ系の25mmにハズレが無かったので期待しつつ、
実売価格の安さから「大丈夫かいな?」と云った軽い不安があるのも事実です・・・
そんな不安を煽るかのように、大口径ながら手にすると拍子抜けしそうなくらい軽いレンズですがキッチリと金属マウントを採用しており、
操作感も悪くありません・・・フォーカスリングくらいしか弄るところがありませんけどね。
レンズフードが付属品として含まれており、わざわざ別に手配する必要がないのも嬉しい点です。
フード自体はそこそこの大きさなので、無造作にバッグに放り込んでおきたい方は市販のネジ込み式のフジツボ型フードを使うのも手だと思います。
今回は純正フード装着でE-M5との組み合わせで撮影です。
F1.7 1/160Sec. ASA200
開放で臨むなら感度を上げるまでもない条件でしたが、
APS&フルサイズ機と比較すると高感度がやや弱いとされるフォーサーズ系フォーマットでは
感度を上げずに使えるのは嬉しい点の一つです。
F1.7 1/80Sec. ASA320
テスト以外では撮らない被写体、イルミネーションを開放で。周辺部がやや変形していますが、
これは高価なレンズでもよくある話でしてこの価格のレンズでは充分過ぎる出来だと感じます。
所々で同心円状のボケが出ているのがちょっと不思議な味付けかと。
F2.2 1/4000sec. ASA200
少しだけ絞ってF2.2。ちなみにLUMIX G25mm/F1.7 ASPH.の名前の通り、
開放絞りはF1.7ですが1クリック絞るとF1.8・・・ほぉ・・・F2.2は開放から3クリックでした。
F2.5 1/2500Sec. ASA100
梅の木が数本・・・甘い香りに酔いそうです。
「君ならで 誰にか見せむ 梅の花 色をも香をも 知る人ぞ知る」
古今和歌集から紀友則さんの歌でした。
ところで、何とかして逆光でフレアを出させようとしたのですが。いわゆるゴースト的なアレがなかなか出てくれません。
ハレっぽくなってコントラストがグっと下がる傾向はあるようですが
あれこれとLUMIX G25mm/F1.7 ASPH.を弄ってみましたが、ズバ抜けてここが凄い!的な事は無さそうながら充分な描写力を持っており、
強いて云えば「これだけ写せてこの値段?」的なコストパフォーマンスが特筆すべき点でしょうか。
とにかく軽いレンズですので、軽量タイプのボディと組み合わせてもバランスは良さそうです。
本日はパナソニックのマイクロフォーサーズ用レンズ、『Gマクロ30/2.8ASPH MEGA OIS』をご紹介します。
廉価なレンズのイメージが強そうですがさてその実力をじっくりテストさせていただきました!
※カメラはオリンパスOM-D E-M1を使用しました。
季節は晩秋から冬へ向かうこの頃。落ち葉の絨毯がとてもきれいなイチョウの木の下で「虫の目線」を目指してみました!天候は曇り。
少々条件はよろしくないのですが…
落ち葉の中に分け入ってみました!前後のぼけ方は素直なイメージです。いわゆるわずらわしいぼけ方ではないと思われます。
周辺の描写もマ
クロレンズらしくしっかりと解像されている印象です。
細かい葉脈と水滴の中に写る木々まで細かく描写されています。
こんな小型のレンズでここまでの解像力はすばらしいと言えますね!
このレンズは『ASPH』の表記のとおりアスフェリカル(非球面)レンズを搭載しています。
画面の中心はもちろん周辺まで歪みが少ない写真を撮ることができます。
この作例でも左下の枯れた部分までしっかりと解像している印象です。
ちなみに水滴は天然モノです。あしからず(笑)
今度は逆光気味です。
強い光ではありませんが水滴のぼけ方もわずらわしくない素直な描写になっている印象です。
ピントの合っている箇所はやはり高い解像力を見せてくれています。繰り返しますが水滴は天然ものです。
あしからず(笑)
さてこちらはもみじの赤い葉に重なる緑色の茎にご注目ください。
細かい毛までしっかりと描写されています。
マクロレンズは大口径と接写能力を備えるために太くて長い鏡筒のものが多いのですが、このレンズはたったの180グラム!
ソーセージ4本分くらい…だそうです?!
この軽さはマイクロフォーサーズ規格ならではと言えるでしょう。
これなら撮影中はもちろん持ち運びの際にも負担を感じることなく撮影に出掛けられそうですね。
これから雪景色など楽しみな季節になります。ぜひ交換レンズを持って写真撮影を満喫してみましょう!
担当 やませ
今回はパナソニックLUMIX G VARIO35-100mm F4.0-5.6ASPH./MEGA O.I.Sを紹介いたします。
発売後、数年が経ちますが、始めてこのレンズを手にとった時にはコンパクトさと軽さには驚きました。
沈胴レンズとはいえ中望遠レンズなのに収納時には5cmで、重さがなんと135gなのにも関わらず外装とマウントは金属なのです!!
撮影予定日が何故か雨天となる確率が高いなか、天候に恵まれた休日に後楽園周辺に行ってきました。
f4.7 1/250 円月橋という橋の端です…
東京ドームシティを歩き、小石川後楽園に入園してきました。
ここが日本に9か所だけしかない特別史跡・特別名勝に指定されている事を恥ずかしながら、帰宅後に知りました。
関東では他に浜離宮しかないようです。
また、今回のカメラ設定は全てオートISO、オートホワイトバランス、絞り優先AEで5.6までしか絞らず撮影してきました。
+の露出補正はしています。
f5.6 1/180 最短撮影距離(35mm)
このレンズの特徴となる沈胴式ですが、とくに違和感がなく使用できました。
とにかくこの焦点距離でこれだけ軽量という事で手ブレは警戒したつもりでしたが、結果的には、数カットが手ブレをしておりました。
ですが、長い時間もち歩くには、全く苦にならない重さでした。
特に、旅行などには最適レンズではないでしょうか。
f5 1/1600 +1/3 太陽にカメラを向けるとさすがにゴースト登場!
また逆光テストでは、太陽を画面に入れないと効果が分からないほどの完成したフード、またコーティングでありました。
f5.6 1/250 春のもみじも綺麗です。
コストパフォーマンス的な見方をすると、あら探しでもしなければ文句の付けようが特にありません。
このレンズの上をいくレンズは無いかもしれないと思わせる素晴らしいレンズでした。
自信をもってお薦め出来ます。。。。
F8AE 背景までしっかり写ります
今回はパナソニック「LUMIX G 14mm/F2.5 ASPH. H-H014」をE-M5に装着して撮影に出てみました。
重量55gと云う際立った軽量さがたまりません。ボディキャップレンズみたいな気分で散歩に出れる事請け合いです。
35判換算で28mmとなりますが、そこはそれ14mmですから・・・
余程距離を詰めない限り、ボケは期待出来ません。まずはF8でしっかり絞って撮影。
F2.5AE 背景の写り方、ちょっと中途半端ですね・・・
椅子まで2歩無い位の距離ですが、こんな具合。で、最短近くまで距離を詰めて絞り開放では?
F8AE
AF作動はほぼ無音でキビキビ合焦してくれます。
重量55gながらキッチリ金属マウントを採用しているのですが、こういった点で何となく信頼できちゃいそうな気分になります。
ほとんど何も考えずにシャッターを切りたくなるくらい軽快な使い心地ですが、仕上がりはキリっとした画が期待できます。
F6.3AE さり気なく、横浜名所が沢山写ってます
あんまりイージーに撮るのも考え物なんでしょうかね・・・なんて事を、写生中の方々を見て0.5秒ばかり反省する振りをしました。
F5.0AE
ちょっと暗めの所でも、ちゃんと気を遣ってあげればブレ難いのは有り難い事です。
E-M5との組み合わせでは掌に隠れちゃいそうな具合になり、ボディの強力な手ブレ補正能力と極く軽量なレンズ&短い焦点距離と云う事もあって、うっかり片手で撮ってしまう事もありました。
スマホで撮ってる方よりも素早くケリを着けられますね。・・・はい、私、あんまりアングルに時間かけないんです・・・面倒臭がりでして。
何はともあれ、LUMIX G 14mm/F2.5 ASPH. H-H014は気軽に撮影を楽しめるレンズとしてオススメできますし、しっかりした作画にもちゃんと応えてくれるレンズである、と云って良さそうです。