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一般的に、35o換算で50oのレンズが人間の視野に近い画角だと言われていますので、
視界よりも少し広い範囲を写し取れるのがこちらのレンズ。
開放F1.4のためボケをを活かした撮影も可能です。
手前の1台にピントを合わせて後ろボケを作ってみました。
こちらは2段絞ってF2.8で撮影。
APS-Cセンサーなのでだいぶ被写界深度を稼げるのですが、
手前の木がごくわずかにボケてしまいました……。
ユキヤナギを発見!
絞り開放で撮ってみましたが周辺部(特に左上)はだいぶシュワシュワしてます。
F2.8で近接撮影。
2段絞るとかなり安定感が出ます。
最短撮影距離19cmで目と鼻の先まで寄って撮影できるのもべんり。
乙女椿を発見。
寄って撮ってみました。
絞り優先オート F5.6 1/320秒 ISO200 300mm
こんにちは。なんばマルイ店の池田です。
今回ご紹介する商品は、2021年3月18日に発売されました「富士フイルム XF70-300mm F4.5-5.6 R LM OIS WR」です。
このレンズはフジXユーザーにとっては待望の1本ではないでしょうか。
と言いうのも、Xシリーズのレンズは本数としては充実していたものの、望遠系のレンズに関して言えば、ラインナップが少ないと感じていました。
200mm以上のXFレンズで言えば、XF55-200mmまたはXF100-400mmの2本のみ。
「200mmでは少し足りない。けど400mmは大きくて高価で厳しい。」と悩んだ方もいらっしゃるのではないでしょうか。
少なくとも一人はいます。はい、それは私です(笑)
可憐に咲くネモフィラ。とても小さな花ですが、
このレンズの最短撮影距離0.83m付近で撮影すれば、これだけの大きさで撮影できます。
絞り優先オート F5.6 1/950秒 ISO200 300mm
望遠レンズのメリットは、柵やロープがあって近寄れない場合でも、遠くから被写体が狙える事です。
この写真も花壇の手前にあるチューリップではなく、奥に咲いている花びらのキレイなチューリップを狙いました。
絞り優先オート F18 1/300秒 ISO400 199mm
逆光耐性はどうか。日中の太陽をまともにフレームの中に入れても参考にしにくいので、新緑のモミジで少し光を弱めつつ、
太陽の光が葉っぱの隙間からクロスに輝くように表現するため絞って撮影しています。
この写真では若干のフレアはあるものの、明らかにゴーストと認識できるものは発生していません。
逆光耐性も良いレンズという認識でいいでしょう
絞り優先オート F22 1/1000秒 ISO800 300mm
快晴の日の日没。このような時は夕日であっても光線は強いものですが、ここでもフレアやゴーストの発生はありません。
朝日や夕日などの逆光時においても、フレアやゴーストを気にすることなく撮影に挑めそうです。
シャッター速度優先 1/1000秒 F6.4 ISO1250 300mm
遠景での描写はどうか。離陸前の飛行機を撮影してみました。
近景同様に遠景でも高い描写力を備えており、コンパクト設計のレンズとは思えないほどの描写性能を持っています。
マクロから風景や乗り物などの遠景撮影まで、色んなシーンで使えるレンズです。
まとめ
「予想以上のパフォーマンスを見せてくれた!」というのが正直な感想。
私は日頃XF100-400mmというレンズを使用していますが、質量は約1.4kgと重く、また最短撮影距離も1.75mとなっており、
描写力には満足しているものの、持ち運びや使い勝手という面から言うと、明らかにXF70-300mmが上だと感じました。
XF70-300mmは小型軽量のレンズでありながら、最高のパフォーマンスを見せてくれました。機動力だけでなく、
近接能力、描写力、手ブレ補正効果、オートフォーカス性能などなど、すべての面において満足できるものでした。
テレコンバーターが装着できるというのも大きなメリットであり、XF100-400mmでしか補えなかった望遠域をカバーすることができます。
絞り優先オート F2.8 SS1/2500秒 ISO160 絞り優先オート F8 SS1/320秒 ISO160
こんにちは。カメラ担当の池田です。
さて今回は、フジフイルムの新製品レンズ「XF16mm F2.8 R WR」の使用レビューをお届けいたします。
3月下旬に瀬戸内の島「直島」、「犬島」に、このレンズを持って旅をしてきましたので、
その時の写真とともにレンズのご紹介をしていきたいと思います。
絞り値による画質のチェックです。
左は開放のF2.8で、右はF8で撮影しています。
F2.8でも周辺光量落ちはなく、開放からキレイな描写となっています。
そして単焦点レンズだからこそ、歪みもかなり抑えられています。
水平線をご覧いただくと、真っ直ぐに写っているのが良くわかると思います。
広角ズームレンズのような樽型収差はほとんど出ていません。
絞り優先オート F8 SS1/420秒 ISO160
直島と言えば南瓜
島には赤色と黄色の南瓜がありますが、個人的にはロケーションとしては黄色の南瓜の方が良いように思います。
ここで見ていただきたいのは、16mmという画角と画質。
フジXシリーズで16mmのレンズは、35mm換算で24mm相当になります。
24mmと言えば、最近では標準ズームレンズでもお馴染みの画角ですが、
いざ24mmで撮影するとなると、意外に広く写るので面白い写真を撮ることができます。
ここでは、南瓜のオブジェにできる限り寄って撮影し、遠近感を出してみました。
遠近感を出せるのも広角レンズの特長です。
そして画質。ズームレンズでも描写力には定評のあるXシリーズのレンズですが、
やはり単焦点レンズは良い写りをします。小型軽量であってもヌケが良く、描写力は優秀です。
絞り優先オート F11 SS1/200秒 ISO160
広角レンズの特長のひとつとして、最短撮影距離が短いという事が挙げられます。
広角レンズはただ単に広くワイドに撮るだけでなく、撮りたい被写体に近づくことで遠近感を強調できます。
上の写真は、海辺に咲いていた花。X-T3のチルト式液晶を利用して、できる限り花に近づき撮影しました。
花と言えば、マクロレンズや望遠レンズでアップにして撮ることが多いかと思いますが、
その場合は花の背景をボカしてキレイに撮ることはできますが、
どんな状況に咲いている花かは表現しにくくなります。
絞り優先オート F9 SS1/200秒 ISO160 絞り優先オート F11 SS1/20秒 ISO1000
逆光耐性はどうか・・・。
直島にフェリーで到着すると、この赤い南瓜が出迎えてくれます。その南瓜を逆光で狙ってみました。
太陽は画面中央に置き、少しだけ南瓜に隠しています。
太陽を隠しているとは言え、写真には太陽の光がきっちり写るくらいの状況ですが、
ゴーストやフレアは出ていません。
もう1枚、逆光耐性をテスト
太陽の位置がまだ高く光が強い状況だったせいか、派手にゴーストが出ました。
この写真は赤色の南瓜の中に入って、意図的に太陽光がまともに入る位置で撮影しています。
かなり意地悪なテスト撮影だったので、このゴーストは仕方ないのかもしれません。
ゴーストは盛大に出ていますが、個人的には好きな写真です。
逆光耐性は良いのかどうか判断の難しい結果となりました。
絞り優先オート F5.6 SS1/550秒 ISO160
犬島にはアート作品がたくさんあります。
アート作品の近くに咲いていたミモザにピントを合わて、アート作品を背景にもってきた作品です。
アート作品だけ撮影するのではなく、季節感をプラスしてみました。
小型軽量レンズですが、やはり単焦点。描写力は満足できるものでした。
今回の旅ではX-T3と新製品X-T30の2台持ちで、X-T3にはこのXF16/2.8を装着し、
X-T30にはズームレンズを装着していました。
2台持ちでもレンズが小さいので、サイクリングや散策する時でも苦痛を感じることはありませんでした。
そして単焦点の醍醐味は、決められた画角でいかに自分の足で動いて撮影するか。
ズームレンズを使用する事が多い中、たまには単焦点で撮影するのも勉強になります。
最短0.25mで等倍撮影 < ISO:8000 SS:1/250 F:11
最大撮影倍率1倍で等倍マクロ撮影ができるので小さな蝶も迫力ある大きさで写し撮れます。
被写体の蝶まで25cmの距離でオートフォーカスを駆動させましたが、
高速で静穏性に優れたリニアモーター搭載で逃げられることなく難なく撮影することができます。
なお、こちらの写真もふくめ、今回の作例はすべてX-S10にて撮影いたしました。
ISO:640 SS:1/640 F:2.8
ピント合わせの際、全長が変わらないインナーフォーカス方式なので、
生き物の撮影で被写体に前玉が当たって逃げられてしまう、
ということもないので安心して撮影に集中することができます。
ISO:1600 SS:1/2500 F:2.8
逆光性能テストのために、太陽光が強く入るように撮影しましたがゴーストはほとんど出ませんでした。
フレアは角度によっては多少出ましたが、コントラストは低下せずふんわり優しい雰囲気になるので、表現の一つとして使えます
また、背景に強い光源があれば輪郭のはっきりした玉ボケが出ます。
開放F2.8では周辺部の玉ボケに口径食が強めに出るためF5.6程度まで絞り込むと比較的丸い綺麗な形の玉ボケになります。
ISO:320 SS:1/800 F:2.8
ISO:640 SS:1/160 F:2.8
XF 60/2.4 Macroとの違い
マクロレンズは「XF60mmF2.4 R」も出ているので迷われる方も多いのではないでしょうか。
XF80mmとXF60mmの大きな違いは、レンズ自体の大きさとマクロ性能(等倍マクロ or ハーフマクロ)です。
日常使いの中でマクロ撮影も撮ってみたいという方には気軽に取り扱えるハーフマクロのXF60mmがおすすめ。
昆虫や植物など小さい被写体を本格的にマクロ撮影がしてみたい方には等倍マクロのXF80mmを選ばれると良いと思います。
強力な手振れ補正・高速AF・トップクラスの描写性能と素晴らしいマクロレンズですので、
最高性能を求める方はこちらをご検討されてみてはいかがでしょうか。
F2(絞り開放) F7.1
今回試用したのは富士フィルムさんのXマウントレンズ、XF23mmF2 R WRです。
以前からXF23mmには開放F値1.4の大口径モデルが存在し、その人気も根強いモノがありますが、
こちらのXF23mmF2 R WRは一回り小型軽量かつ防塵防滴仕様となっており、
大変取り回しの良いレンズに仕上がっている模様です。
(左)合焦部もほんのり柔らかく、背後は神経質なボケにもならず。
何かしら霞がかかったかのような、なかなかソフトな描写です。
(右)今度は絞り気味の画像を。
F7.1 霞が晴れたようにスッキリと。
F2 F4
(左)最短付近ではこの霞っぽい傾向が更に目立ち、最新レンズとしては異例な独特の甘さがクセになるかも知れません。
実際には霧も霞もかかっていませんが、予想以上にソフトな描写はちょっぴり古典レンズ的? 少し絞ってF4にしますと・・・
(右)最短付近でも、F4辺りから締まった描写へと態度を変えますが、それでも硬い感じはありません。
F2.8 1/800Sec. まだどこか、ほんのりとした描写
最短でもないし、開放でもないF2.8では・・・?
又、絞り開放でもある程度被写体との距離を取った状況であれば、抜けの良い描写を得られます。
F5.6 1/240Sec. 白文字に色滲み無し!
平面的な被写体ではありますが、石碑のほぼ全域をキッチリ鮮鋭に描写。
小姑染みた事を云いますと、画面下の両脇が極々僅かに甘くなってはおりますが・・・
おおまかに「画面の中央あたり」については、F5.6で絞れば実用十分になると感じました。
F5.6 1/850Sec.
本当は晴れ渡る渚に遊ぶ移り気なカモメ達・・・なんてシチュエーションが欲しかったのですが、
今回は曇天にカラスさん御一行にご登場願う事に相成りました・・・そろそろ関東も梅雨のようです。
梅雨だろうがゲリラ豪雨だろうが、このXF23mmF2 R WRは防塵防滴仕様です・・・
けれど、流石に今回「防滴テスト」は省かせていただきました事、白状いたします。
400mm F6.4で撮影。
こんにちは。 カメラ担当の池田です。
さて今回ご紹介する商品は、フジフィルムの新製品レンズXF100-400/4.5-5.6R LM OIS WRです。
Xシリーズの超望遠レンズとして2016年2月18日に発売されました。35mm換算で152〜609mm相当をカバーします。
主なスペックは・・・
@5段分の手ブレ補正機能
Aリニアモーターによる高速静音オートフォーカス
B色収差を低減するEDレンズを5枚、スーパーEDレンズを1枚と贅沢に使用
C防塵・防滴、-10℃の耐寒性能
D最短撮影距離1.75m 本体重量1.375g(フード、キャップ、三脚座を除く)
などなどです。
今回はこのXF100-400/4.5-5.6R LM OIS WRを持って、和歌山県へ撮影に行ってきました。
最初の目的地は御坊市を走る紀州鉄道。御坊駅から西御坊駅までのわずか2.7kmを結ぶ短いローカル線です。
家の軒先をかすめるように走る列車を、望遠レンズならではの圧縮効果で狙いました。
この写真に写っている列車、実はひとつ前の駅に止まっています。
列車がやって来る気配を感じていないのか、手前には猫がレールの上を歩いています。
こんな写真表現ができるのも、超望遠レンズの魅力ですね。
そして忘れてはいけないのが手ブレ補正。400mmでの撮影ですがまったくブレていません。
5段補正は強力です。
301mm F5.6で撮影。
ここでは、前ボケをテスト。
線路脇に咲いていた菜の花を前ボケにして、列車を狙いました。
春らしさを表現するため、少し露出はオーバー目にしています。
やはり超望遠レンズ、ボケ味もキレイですね!それほど菜の花に近づいていないのに、このボケ味。かなり使えます。
400mm F11で撮影。
紀州鉄道の撮影を終え、次に向かったのは由良町にある白崎海岸へ。
ここは、石灰岩の白い岩と青い海のコントラストが美しい所で、「日本のエーゲ海」とも言われているようです。
確かに海岸線を車で走っていると、突然風景が変わり、その美しさには感動します。
太陽に照らされた大海原をいく船。はるか彼方にある船ですが、細部までしっかり描写され、解像度も文句なしです。
また、水平線は歪むことなく描写してくれました。
残念ながら、画角的に難しくてXF100-400でその美しい白い岩の写真は撮っていません。
204mm F8で撮影。
そして最終目的地、湯浅町栖原の海岸へ。ここで夕陽を狙います
漁船がやってきましたので、シルエットにして狙いました。
オートフォーカスの速さは何度も書いてきましたが、400mmにして1.4kg以下という重量はとても機動力がありました。
ですからこのような突然やってくるシーンでも快適に撮影できるのです。
400mm F5.6で撮影。
夕陽を撮影していて足元で見つけた菜の花。望遠レンズ=遠くを撮るだけではありません。
近くのものも大きく写すことができるのです。
このレンズの最短撮影距離は1.75mということで、この菜の花でテスト撮影してみました。
円形絞りを採用していますので、背景のボケ味も滑らかでとてもキレイです。
花の撮影でも活躍しそうです。
このレンズを使って感じたことは、X-T1にこのXF100-400を装着しても、2kg以下と言うことで機動性が良く、
オートフォーカスも速く快適に撮影できました。
超望遠レンズには必須の手ブレ補正効果も強力で、今回の撮影でブレた写真はほとんどありませんでした。
諸収差も良好に抑えられており、描写力も満足できるものでした。
あえて注文をつけるとしたら、最短撮影距離が1.75mと少し長いこと。
キヤノンのEF100-400は最短撮影距離が0.98mと短く、フジより接写に強くなっています。
ここはもう少し頑張って欲しかったと思いますね。
今回はフジフィルムXシリーズ用レンズの新製品XF35/2R WRの使用レビューです。
まず、このレンズを見た時の第一印象は「クラシカルなデザインでかっこいい! そしてコンパクト!」でした。
コンパクトで軽量な設計ではありますが、レンズの質感は高級感たっぷり。持つ喜びも与えてくれるレンズです。
今回はX-T1に装着して撮影しましたが、ボディとレンズの両方がクラシカルなデザインですので、とてもお似合いです。
F2で撮影。
イルミネーション撮影に向かう途中に撮影した1枚。
ここで見ていただきたいのが歪曲収差
少し見上げて撮影していますが、画像上部の建物の横のラインが真っすぐに写ってますよね。
ズームレンズだとほとんどの場合歪んで写っていまうのですが、さすがは単焦点レンズ!歪んでません!
イルミネーションを撮影し始めてすぐにあることに気づきました。
オートフォーカスが静かで速い!ステッピングモーターのおかげでしょうか。
撮影はとても快適に行えました。
施設の中で撮影した1枚。F2で撮影しています。ここでの狙いは窓ガラスに写ったイルミネーション。
この写真でもおわかり頂けるように歪みがなく、そして開放F値での撮影ですが、とても解像感が高い描写となっています。
開放のF2で撮影。
ボケはとてもキレイですが、レンズの中心から離れるにつれて、ローソクの炎のボケが円形ボケからラグビーボール状のボケになっています。
いわゆる口径食という現象です。。
私はいままでのレンズの使用レビューでこの口径食については、かなり厳しく書いてきました。
しかし、このレンズに関してはそこは期待していませんでした。。
というのも、このレンズは口径も43mmと小さく、小型設計なので、口径食は出て当たり前と思っていたからです。
街路樹の植え込みに落ちていた1枚の葉っぱ。
緑色とオレンジ色のコントラストがキレイでシャッターをきりました。
F2でこのレンズの最短撮影距離である35cmあたりで撮影しています。
前ボケも後ボケもやわらかくてキレイで好印象です。
しかしもう1本の同じ焦点距離のレンズXF35/1.4は最短撮影距離が28cmですので、それと比較すると少し物足りない気がします。
以上、今回は夜の写真がメインとなってしまいましたが、F2という単焦点ならではの明るさですので、手ブレ補正機能がなくても十分手持ちでの撮影が可能でした。
また、このXシリーズの35mmレンズは、35mm換算で約52mm相当で標準レンズの画角になります。
ズームレンズだと自分の足で動いて撮影することが減ってしまいます。
写真の原点に戻るという意味でもオススメの1本です。
最後に以前から発売されているXF35/1.4Rと今回ご紹介したXF35/2R WRのどちらを選べば良いのか。
普通に考えれば、XF35/1.4の方が開放F値も明るく優れているように思います。
しかし、オートフォーカス時に全群繰りだし方式を採用しているため、オートフォーカス時には駆動音とスピードが若干気になります。
その点、XF35/2の方はインナーフォーカス方式の採用とステッピングモーターを搭載しており、静かで速いオートフォーカスを実現しています。
また、防塵防滴仕様にもなっており、X-T1との組み合わせならXF35/2を選びたくなります。
いずれにせよ、どちらも素晴らしい描写力のレンズですので、デザインや用途を考えてお選びいただければと思います。
このレンズXF35/2でイルミネーションやキャンドルを撮影していると、どうしても大きくボカしたいと思い、
開放のF2で撮影することが多かったのですが、それだけでは同じような写真になってしまいます。
どのように写真で表現したいかを考えてF値を変えて撮影することも大切です。
上の写真はキャンドルを下から見上げてF2で撮影しました。
ピントの合わせたグラスはとてもシャープで立体感があり、背景のボケもキレイです。
絞り:F2 シャッタースピード:1/60 露出補正:+0.3 ISO:200
今回の商品レビューは富士フイルム FUJINON XF16mm F1.4 R WRです。
35mm判換算で24mm相当で、広角レンズの代表格になりますね。
広角レンズ=パンフォーカスだけではなく、レンズの大口径化により開放での豊かな描写を示してくれるボケ味も堪能できるレンズです。
今回の実写はX-PRO2を使用しました。また、フィルムシミュレーションはベルビアを使用しました。
最短撮影距離が15cmなので、マクロレンズのようにも使うことができます。
ピントが合致した部分はシャープで、合致部から離れるほどに柔らかいボケ味ですが
窓際からの強い光によるハレーションは甘受できる範囲だと思います。
絞り:F8 シャッタースピード:1/1500 ISO:800
室内からの撮影ではダイナミックさは損なわれてしまいますね。
標準ズームも24mmからのものが多く、24mmというレンズの画角に慣れてしまったことも一因かも知れません。
絞り:F2.8 シャッタースピード:1/5400 ISO:200
屋外では周辺部のディストーションにより、広角レンズを使用した感がでます。
耐逆光性能にも優れていると思います。
絞り:F1.4 シャッタースピード:1/5400 露出補正:+1.0 ISO:400
最初のポラロイドの写真は一段絞っての写真ですが、上の花は開放の写真です。開放から安心して使えますね。
絞り:F5.6 シャッタースピード:1/6000 露出補正:-1.7 ISO:400
唯一のACROSSモードでの撮影です。
F5.6では周辺の解像力にやや不満がありますが階調の豊かさ、柔らかさは十分です。
使い込むほどに撮影者の表現力が試されるレンズではないでしょうか。
単なるズームレンズのワイド端ではない表現力を持ち合わせています。
交換レンズを増やされていく中で、選択肢の一つにされてはいかがでしょうか。
ピント面はシャープでボケは溶けるようにやわらかくボケてくれます。
モデルの案山子に協力してもらいポートレート撮影です。ボケがスッキリとしていてポートレートに最高のレンズです。
そのほかにも最短撮影距離60cmと短いので、花などの撮影でも美しい写真を撮ることができます。
蜂もせっせと、花粉を運んでおります。この写真を拡大してみると・・・
拡大しても、こんなに綺麗に写っちゃうんです、このレンズ。
1/100 F6.3 230mmで撮影。 これ以上の近接はマクロレンズに任せましょう。
さて此度手にしましたのは、いわゆる一つの「運動会レンズ」と呼ばれがちなタイプのレンズ です。
「XC50-230mmf4.5-6.7OISU」、軽量・コンパクトであるのが売りですが、往々にしてこの手のキットレンズはそこそこの写りを見せてくれるものです。
XFシリーズのよ
うな点像復元機能は働きませんが、強化された手ブレ補正機能(3.5段分)も併せて「普段使い」に好適なレンズでした。
反面、各社このタイプのレンズはカタログデータ上では最短撮影距離が1m前後のモノが多く、「も少し寄れないかなぁ」なんて感じる事もあるのですが・・・
それでもテレ端で35判換算350mm相当の焦点距離となり、ピントは難しくなりますが「そこそこ寄れる」範疇と考えて良いでしょう。
テレ端・最短距離・絞り開放です。ちょっと周辺が緩いですが、画質原理主義の方でなければ実用の範囲では?
1/220 F6.7 230mm 二匹ガッチリ繋がってます。
アメンボまで目測1.5m強の距離でした。最短撮影距離は1.1mなのですが、距離指標が無いのがちょっと残念・・・
1/950 F6.7 カワウと亀さんが揃ってひなたぼっこ中。
何やら虫相手に盗撮しているような気分・・・
寄った撮影ばかりなので、今度は距離のある撮影を。
本当はコサギ・ダイサギ・アオサギ等々を期待して出かけたのですが、サギの類はお出かけ中の模様。
代わりにカワウさん登場です。突然潜水しては予想外の所に浮上して・・・なんて光景を目にされた方も多いでしょう。
以前橋の上からカワウの狩りを観察しましたが、水中では猛スピード・急旋回の動きを見せてくれました。
ところで河川に生息する場合が多いカワウですが、イメージに反して日本の鵜飼いで働いているのは「ウミウ」です。
1/400 F7.1 230mmm シングルAFで一発合焦しました。
も少し速い物を・・・殆ど挑戦したことの無い鉄道を。
目黒線でパチリ。もっとも東京メトロ南北線からの乗り入れ車両ですが・・・ホームへ進入中なので減速しているのですが、
シングルAFでガッチリ合焦できました。
目黒線、かつては「目蒲線」と呼ばれていましたが、現在では「目黒線」と「東急多摩川線」に分割されています。
その昔走っていたのはこんな車両です。
東急5000系、人呼んで「青ガエル」。
実車じゃなくて済みません、レモン社鉄道模型コーナーから拝借しました。
「明るく・高性能で・でも重たい・あまつさえ値が張る」レンズに憧れは感じますが、
まずは手軽にいつもの生活圏を撮影したい、写り方より写したモノが大切だ、
そんな方にお薦めしたいレンズでした。
ズーム全域で開放F値2.8を実現した大口径レンズで、35mm換算24〜84mm相当の焦点距離をカバーし、風景写真やポートレート、スナップ写真など幅広い分野で使用できます。
まずはボケ味について!
大口径レンズの魅力と言えば背景のボケですよね。
中之島バラ園でボケ味をテストしました。
この写真は55mm、F2.8で撮影したものです。
背景のボケも滑らかで、前景のボケもキレイです。
本来、このような花の写真は望遠レンズやマクロレンズで狙うのがセオリーかもしれませんが、このレンズでも55mm側で撮ればこれくらいは撮影できます。
ちなみにこのレンズの最短撮影距離は通常は60cm、マクロモード時は16mm側で30cm、55mm側で40cmです。
これは55mmで撮影したのではなく、16mmでF2.8にセットし広角マクロとして撮影しました。
広角でもこれだけボケます。しかも背景の駅舎にある点光源がキレイな円形ボケになっています。
キレイな円形ボケは、イルミネーションなどの撮影ではとても重要ですから、このレンズは使えます!
続いて描写力のテスト!
大口径レンズは明るいくて、ボケ味がキレイなだけではありません。
レンズ構成も抜群で、非球面レンズやEDレンズを贅沢に使っています。
まずはF8、34mmで撮影した北条鉄道の風景。
前景から背景まで本当に素晴らしい描写をしています。
F8という絞り値がレンズの力を最大限発揮しているのかもしれません。
F11 20mmで撮影。
岩の上の生えた細い草が細部まできっちりと描写されていて、このレンズの解像力の高さがよくわかります。質感も良く出ています。
そして描写力を評価する上で大切な逆光性能。
このレンズには「ナノGIコート」が採用され、逆光や斜めの入射光に強い設計になっています。
F4.5 50mmで撮影。写真に少し変化を出すために、ホワイトバランスを青よりに調整しています。
太陽に近い部分は白く飛んでいますが、目立ったゴーストやフレアはありません。
以上、長々と書いてしまいましたが、X-T1にはピッタリの素晴らしいレンズでした。前回ご紹介しましたXF50-140/2.8とセットでお持ちたいレンズですね。
このレンズは防塵防滴仕様ですので、飛沫がかかる滝撮影では安心して使用できました。
注意が必要なのは、手ブレ補正機能が付いていないこと!大きいレンズだから付いているものと思い込んでしまいそうです(笑)
でも開放F値2.8ですから、暗いシーンでもある程度は手持ちで撮影できます。
このXF50-140/2.8R LM OIS WRは35mm換算で76mm〜213mm相当になる大口径の望遠レンズです。
今回は鉄道の撮影で使用しましたが、ポートレートや風景写真などにも使えるオールラウンドなレンズです。
さらに防塵・防滴仕様ですので、同じく防塵・防滴仕様のX-T1との相性は抜群です。
法華口駅に車で到着するやいなや、やって来た列車。
急いでセッティングしたので、F値は7.1と中途半端(汗)。
F値2.8にセットしていたらもっと前ボケがキレイだったでしょうね。
ちなみに焦点距離は140mm。
次の写真も法華口駅にて。
ここでは雰囲気のある駅舎の存在も表現したくて、F値は開放ではなくF値5でセット。焦点距離は77mm。
ピントは列車に合わせて、駅舎は少しボカしています。列車のピントはとてもシャープで、駅舎やホームのボケ味も滑らかでキレイです。
次の写真は法華口駅で見かけたサイダ―の瓶。
開放だと被写界深度が浅く瓶の文字がはっきりしないので、F値4で撮影。焦点距離は140mm。
前ボケ、後ボケともに自然で滑らか。本当にキレイです。大口径ならではのボケ味ですね〜。
さらに1段絞っているので、ピントの合っている部分がとてもシャープです。
続いて撮影場所を変えて、播磨下里駅と長(おさ)駅との間にて。
ここでは前ボケに草を利用して撮影してみました。
F値はボケを最大限出すため2.8。焦点距離もボケやすいように140mm。
前ボケが花だと色があって、もっと良かったんでしょうけど、草も悪くないでしょ(笑)
こんなキレイな前ボケが出せるのも大口径レンズの魅力です。
このレンズの最短撮影距離は1m。
140mmで撮影すれば、バラぐらい大きさの花であれば、それなりに大きく撮影できます。
この写真はF値2.8で140mmで撮影。
花の撮影が苦手な私・・・。
それでも、レンズが何とか助けてくれます(笑)。
今回、このXF50-140/2.8R LM OIS WRを使用して感じたことは、キヤノンやニコンの70-200/2.8クラスのレンズより軽く、機動性が良かったこと。
実は当日このレンズ
以外にもXF16-55/2.8とXF10-24/4を持って行ってましたが、苦痛に感じることはありませんでした。
性能面では、手ブレ補正が約5段相当の効果があり、望遠レンズなので嬉しい限りです。また「トリプル・リニアモーター」により大口径レンズながらオートフォーカスも速く快適に撮影できます。
描写力も申し分なく、開放からシャープな画質が得られます。
1つだけ厳しい評価をすると、背景に点光源のボケがくると、画像周辺では口径食(点光源がラグビーボール状になる現象)が出てしまいます。
このブログで掲載している写真のように、背景に点光源がなければ問題はありません。
左はXF56/1.2APDで撮影。 右はXF56/1.2Rで撮影。
今回はXF56/1.2APDを使用することができましたので、XF56/1.2Rといっしょに持って比較写真を撮影してきました。
そのフジノンXF56/1.2APDの最大の特長は・・・
アポダイゼーションフィルターを搭載しており、従来モデルのXF56/1.2Rより、
さらに滑らかなグラデーションのある極上のボケを実現しています。
その実力はいかに!!
まずはイルミネーションでの比較です。
どちらもキレイにボケています。
何も書いてなければ、どっちがどっちのレンズで撮影したのかわかりませんね。
それぞれの写真を拡大してみます。
従来モデルはメリハリのある大きなボケです。
APDの方は点光源のボケは小さくなりますが、エッジのやわらかい素晴らしいボケを実現しています。
今度は神社での写真です。
確かにAPDの方が背景のボケがやわらかいように思います。
同じ条件で撮影して、初めて違いがわかる感じです。
次もまた、神社の写真。
私にはこの写真では、違いがわかりません(笑)
最後にもう1カット、神社での写真。
う〜ん、これまた違いがわかりにくいですね〜。
比較作例写真を撮るのって本当に難しいです。
実際に使用して感じたことは、確かにXF56/1.2APDのボケはキレイだと言うこと!でも従来からあるXF56/1.2Rもかなり優秀。
撮影シーンによっては違いがわかりにくい場合もありそうです。
広角端18mm(27mm相当) 望遠端135mm(202mm相当)
GWのど真ん中、深夜から風が強まり明け初める頃まで強い雨となり・・・
そんなこんなで、レビュー用の撮影に出るのがちょっと億劫になりましたが、
困った事に今回試用したFUJIFILM「XF18-135mmF3.5-5.6R LM OIS WR」は防塵防滴仕様でして
「荒天につき撮影中止!」なんて言い訳も通用しそうにありませんでした。
この「XF18-135mmF3.5-5.6R LM OIS WR」(名前が長いので、以下XF18-135)、
7.5倍の高倍率ズームレンズで35判換算では27-202mm相当の画角となり、
日常シーンの殆どをカバー出来る便利なレンズです。
レンズ交換無しでこの画角域を持つので、山行・旅行等々重宝することかと思います。
F7.1 1/52Sec. 93mm(139mm相当) F8 1/80Sec. 135mm(202mm相当)
躑躅の花に昨夜の雨の名残が見えて一枚。
今年最初にみた紫陽花。早速スタンバってますね。望遠端開放絞りはF5.6。
今回は1段絞っていますが、背景のボケも7枚絞りながら嫌味が無いと感じます。
流石に単焦点マクロの切れ味には及びませんが、高倍率ズームとしては充分に頑張ってますね。
F8 1/120Sec. 135mm 花の番人さん発見
ほぼ最短距離の近接時には極度にピントが浅くなり、
被写体も風に揺らぐ日でしたのでF8を多用しましたが、
このXF18-135は中心部に関しては開放からキレのある描写を見せてくれます。
ところでこのXF18-135、操作部の感触は概ね良好なのですがズームリングの
望遠端間際だけ作動が重くなるようで、135mmのつもりで撮影したものの、
データを確認すると123mm前後だったなんて事がしばしば発生。
開放では周辺部がやや緩めになりますが、ちょこっと絞るだけで大きく改善するようです。
F3.5 1/1900Sec. 18mm
広角端・絞り開放・太陽はギリギリ画面外ですが、充分にヌケの良い描写をしてくれます。
F5.6 1/70Sec. 123mm
望遠端・絞り開放で・・・と思ったんですが、先程申し上げましたようにズームリングが望遠端で重くなるもので、
135mmのつもりで撮影した123mmの一枚orz・・・ま、充分にボケてくれてますけど。
天候とスケジュールの都合上あまりみっちりとXF18-135とはつきあえませんでしたが、
大変便利なズーム域とタフな防塵防滴仕様、そこそこ寄れて、ちょっと絞れば良好な画質・・・
等々魅力のあるレンズだと感じます。レンズサイズはスペック的に適正なサイズだろうとは思うのですが、
使うカメラサイズによってはやや大きく感じる方(女性ユーザーさん?)もいるかも知れません。
ただし、ホールディングは良好でした。
ちょっと前後の奥行があったので、F2.8でAE。 X-T1+XR56mmF1.2R
メーカーさんのご厚意でデモ機もお借りでき、あれこれいじっているうちに
「ちょっと欲しいかも」なんて思ってしまったのが大口径レンズ「XR56mmF1.2R」でして・・・
ちょっと拝借して散歩に出てみました。太めの鏡胴ですがX-T1のハンドリングの良さもあり、両手のひらにスッポリはまる感じです。
さて、場所は大田区多摩川台公園です。
季題としてはちょっと遅いかも、と思いましたが紅葉が綺麗でしたので、お約束の一枚。
尚、今回の撮影はすべて「アスティアモード」で撮影しています。既に廃版となった「フジクローム ASTIA」が今でも恋しい・・・・
足元には落ち葉が一片。最短撮影距離で絞り解放を試してみました。
さすがに大口径、ピントは慎重に・・・私は腰痛持ちなので、蹲踞でバリアングルモニタを活用しての撮影となりました。
微妙な体の揺れがモロに影響します。
おまけに老眼の為、液晶ファインダは「なんとなく」しか見えていません・・・
大口径開放遊びなので、ハイキーもやむなし! でも本当はNDフィルターが欲しいかも。
多摩川台公園と線路を挟んだお隣に浅間神社さんがましますので、そちらにも足を運びます
うっかり絞りリングが動いてた?F1.6。で撮影
神社と云えば狛犬さん。ご両人(犬)登場。
そろそろクリスマス。御自分へのプレゼントならレモン社へ
ついつい開放側ばかりで使いたくなってしまうのは悪い癖ですが・・・
折角の大口径レンズですから、ねぇ?
X-T1のハンドリングの良さもあるので、夜間のスナップ撮影なんかにも威力を発揮することでしょう。
122mm f/22 1/45秒
XFレンズには、魅力的なレンズがそろっていますが望遠系はあまり多くはありません、
そんな中で価格的にも手ごろな55 -200mmF3.5-4.8R LM OISのレビューです。(使用カメラはX-E2です)
55mm f/5.6 1/340秒
55mm f/11 1/400秒
156mm f/5 1/125秒
200mm f/4.8 1/150秒
XF55-200mmは、解像度が高く切れ味があり、逆光にも強くそれでいてボケ味が綺麗な望遠ズームレンズであると思います。
又、他のXFレンズと比べると少し大きいと思いますが、X-E2に装着しても結構バランスがよく、軽快なシステムの邪魔にはならない大きさだと思います。
私の愛用レンズです。大三元レンズのXF50-140mmF2.8 R LM OIS WRには到底及ばないでしょうが、価格 大きさ 性能のバランスがとれたお勧めの望遠ズームだと思います。
この記事に関するお問い合わせは大阪芸術大学店 千原まで
こんにちは!
本日は初夏にぴったりのさわやか超広角レンズ、富士フイルムXF14/2.8Rのご紹介です!
ワイドな世界を存分に楽しんでみませんか?レンズ選びの参考になれば幸いです!
☆ロケ地:北条鉄道沿線(兵庫県加西市)
富士フイルムXT-1+XF14/2.8R
〇広角レンズは「水平」と「接近」がおすすめ!ぜひお試しください!
超広角レンズは1枚の画像にさまざまな情報が写りこむの
で不用な箇所はどんどんフレームアウトしましょう!
”写真は引き算”とはよく言ったものですね。
ぐぐっと接近!!
〇でもたまには「見上げて」みましょう!モノクロで(笑)
モノクロはレンズのテストに最適です
〇XF14/2.8Rは数ある超ワイドな画角でありながら周辺まで極めて高い描写を誇ります。
ぜひ画面いっぱいにあなたの世界を表現してみましょう!
29mm F8で撮影。 西御坊駅付近にて。
今回改めてこのXF18-55/2.8-4R LM OISをご紹介したいと思います。
このレンズはX-T1やX-E2などのキットレンズにもなっており、35mm換算で27〜84mm相当の標準ズームレンズです。
キットレンズでありながらF2.8-4と明るく、しかもコンパクトな設計となっており携帯性に優れています。
手ブレ補正効果は約3.5段分で、少し暗いシーンなどでも手持ち撮影が可能です。
最短撮影距離は18mm側で30cm、55mm側で40cmとなっていますが、機種により最短撮影距離で撮影するには、
カメラ側でマクロ切り替えをする必要がありますのでご注意を!
まずは和歌山県御坊市を走る紀州鉄道。
家の軒先をかすめて走る紀州鉄道はローカルムード満点。
上の写真は踏切から西御坊駅に停車中の列車を狙いました。
開放F値にすると、背景の列車がボケ過ぎてしまうので、F8と少し絞って撮影しています。
駅へと続く線路がキレイにボケてくれています。
18mm F8で撮影。
続いての撮影場所は由良町の白崎海洋公園。
ここは白い岩と青い海のコントラストがとても美しい場所です。
18mmということで、わずかですが歪曲収差が見られます。
でもズームレンズと言うことを考えますと秀逸ではないでしょうか。
陸地があり少しわかりにくいですが水平線が違和感なく描写されています。
周辺光量落ちもなく、青空もヌケの良いキレイな描写です。
55mm F5.6で撮影。
これまでの白崎海洋公園での写真は、広角寄りで少し絞って全体的にピントを合わせたものが多かったのですが、
この写真は白い岩のゴツゴツ感に狙いをさだめ、背景をボカして撮影してみました。
背景のボケ味がとてもキレイな事に正直、驚きです。
コンパクトな普通の標準ズームレンズとは思えませんよね。
35mm F5.6で撮影。 道の駅 白崎海洋公園にて。
そして和歌山と言えば・・・シラス丼です。
旅行の楽しみのひとつはグルメではないでしょうか。
スマホなどで撮影されている方も多いと思います。
デジタル一眼ならボケをつくることができますので、スマホやコンパクトデジカメとは違った印象に仕上がります。
この写真は料理全体が写るように撮影しています。
18mm F5で撮影。
この日は水平線に沈む夕陽を見ることはできませんでしたが、キレイな夕焼けを見ることができました。
カメラのフィルムシュミレーションはベルビア(ビビッド)に設定し、より印象的な仕上がりにしています。
少し暗いシーンでの手持ち撮影ですが、手ブレすることなく撮影できました。水平線の歪みもまったく気になりません。
今回、このXF18-55/2.8-4を使用して感じたことは、キットレンズにはなっているが、
一切手抜きのない素晴らしいレンズだと言うことです。開放F値が明るいにも関わらずコンパクト設計。
描写力はキットレンズとしては秀逸で、収差も良好に補正されています。
X-T1はXF18-135とのキットもあり悩むところですが、軽量コンパクトという点ではこのレンズに分があります。
機動性・携帯性を考えるなら迷わずXF18-55/2.8-4ですね!
F4.5AE 1/170 -1/3補正
曇天ではありますが、フジX-E1+XF60mmF2.4R Macroの組み合わせでちょいと日比谷公園まで足を運んでみました。
レモン社銀座店からなら徒歩10分かかりません。
仕事中なので今回も近場で済ませてしまいました・・・
レンズ重量215g、ボディと併せても565g。見ての通りフード無し・キャップ無し・ストラップも無しでバッグに放り込んで出かけました。
このXF60mmF2.4Rが90mmマクロ相当であると考えると、軽いのはやはり魅力です。
昔はリバーサルフィルム「ASTIA」を愛好していましたが、天候(曇天)を考慮してスタンダードに「PROVIA」モードで撮影してみました。
花球の輪郭をある程度残しつつ背景がボケてくれるように、背後の距離を取ってF4.5で撮影。
花弁のふっくら感がお伝えできるかなぁ・・・
お次は絞り開放F2.4。
F2.4AE 1/480 -1/3補正
花球の輪郭がボケはじめました。ちゃんと芯があって、それでいて柔らかい印象の描写です。
「解像力命」な性格のレンズでは神経質なボケが出るケースが多々ありますが、このレンズは解像力・ボケ味のバランスが良い印象です。
ちなみに、紫陽花のこんな「まるっ」とした球状の咲き方を「手まり咲き」と呼ぶそうです。
F5.6AE 1/60 -2/3補正
ところでXF60mmF2.4R Macro、最短撮影距離は26.7cm・最大撮影倍率0.5という事で、どんだけ寄れるものやら・・・とMFに切り替えて試してみました。
ヘリコイドは大変スムーズに回転します。
回転ピッチはやや大きめの印象で、じわじわと前群がせせり出てきます。
マクロの醍醐味。私の肉眼では捉えられない世界(主に老眼の為)がそこに。
F2.4AE 1/160 -2/3補正
ここまで寄ると、絞り開放では体の微妙なブレでもピンを外しそう。と云うか、そもそも風が花と戯れていました。こんな時は歩留まりの勝負ですね。
F2.4AE 1/1500 -2/3補正 未央柳(ビョウヤナギ)と呼ぶそうですが、柳ではありません。弟切草の仲間だそうです。
こちらも絞り開放でAE。ちょっと絞ったカットもありましたが、あまりに葉っぱの輪郭が煩くてボツとします。
今更ながら、被写体との距離・背景との距離次第で選ぶべき絞りは随時変わるものですね。
換算で90mm程度の画角、程よいボケ味といった性格からXF60mmF2.4R Macroは中望遠スナップ、ポートレートにも使えそうだと感じました。
1/2900 F1.4 ±0 ISOオート
今回の商品レビューは、フジフイルム フジノンレンズ XF35mmF1.4 Rを持ってテストに出かけました。
フジフイルム フジノンレンズ XF35mmF1.4 Rは、35mm判換算で53mm相当の標準レンズになります。
人間の眼に近い画角と開放値F1.4と明るいレンズですので、写真練習用やスナップ撮影にとても便利な1本です。
カメラ側の設定は以下に固定して撮影。
・撮影モード「絞り優先オート」
・ISO感度「オート」
・ホワイトバランス「オート」
・フィルムシュミレーション「STD PROVIA/スタンダード」
・ダイナミックレンジ「オート」
※掲載写真はWEB用にリサイズしています。
まずはいつもの日比谷ゴジラにいきましょう^^
フジフイルム フジノンレンズ XF35mmF1.4 R開放F1.4とF5.6で撮りくらべです。
天気が良すぎてカメラのメーター値がだいぶ変化してしまいましたAEロックすればよかったかな?
フジノンレンズ XF35mmF1.4 RのF1.4とF5.6で背景のベンチで休むかたボケ具合の変化はわかるかな…
1/350 F5.6 ±0 ISOオート
「PROVIA/スタンダード」1/100 F5.6 ±0 ISOオート
最後に新宿ゴールデン街の風景を…
明るい時間ですと、日本人・外国人問わず観光客やカメラを持った若い子達が思い思いに写真を撮っていました
カメラXT-1の機能「フィルムシミュレーションブラケティング」を使ったフジフイルム フジノンレンズ XF35mmF1.4 Rの変化をお楽しみください
フィルムシミュレーションブラケティング設定はは「PROVIA/スタンダード」→「Velvia/ビビット」→「モノクロ+Yeフィルター」
「Velvia/ビビット」1/100 F5.6 ±0 ISOオート
「モノクロ+Yeフィルター」1/100 F5.6 ±0 ISOオート
スナップに最適な単焦点レンズの焦点距離は?なんて設問があったとして、誰が正解なんて出せるでしょうか?
21、28、35、50、中望遠レンズ等々沢山ある中、それぞれの画角に練達したスナップの手練れがいるわけで・・・
そんな中でも「なるべく大きくないヤツ」「軽いヤツ」等の条件は大事なことではないでしょうか?
今回フジフィルムさんからお借りした「XF18mmF2R」はその点、大変魅力的なレンズです。
35判換算で27mm相当の画角を持つこのレンズ、本体重量たったの116g。
28mmクラスのレンズを使う際、開放絞りF2は明らかに上位モデルのスペックと感じられます(F1.4クラスの質量・価格はさて置いて)。
X-T1に装着するとこんな感じです。
結構ぺったんこなのです。ぺったんこ好きには堪らないでしょう?
楽町電気ビル前にまします。 1/160 F5.6 正面・ほぼ水平のアングルなら短いレンズでも嫌な歪みは抑えられます。
身近な所から撮影を始めよう・・・と銀座を歩いているうちに何故か有楽町界隈へ。
気がつけばそこは所謂パワースポット?いえいえ、ごく普通のお稲荷様です。
花のお江戸では「稲荷、伊勢屋に何とやら」、と云うくらい普通です。
また紫陽花なの? F2・開放オート
食傷気味でしょうがボケテストで今度は紫陽花を。
こちらの色調のがボケが穏やかに感じるかも・・・
1/1500 F5.6 ASAオート
その他に試したのは・・・何と言っても画角が広いので、
「空や雲がたぁーくさん写し込める!」と云う子供っぽい欲求を満たしてくれる有り難い特性をばご紹介。
1/1000 F5.6
絞りF4。 F2.8。少しいびつになります。 絞り開放F2。
XF50mmF2 R WR、小型軽量高耐久性で機動性と高画質の両立を実現したレンズです。
●夜撮り
自転車のベルにAFを合わせて背後の街並み・車のヘッドライトを・・・と目論んだのですが、まったく合わず。
仕方なく、ハンドルのハイライト部分を狙って・・・行ったり来たりを何回か繰り返して合焦でした。暗いから、ですよね・・・?
タマの形はF4あたりが一番綺麗かな、と云う印象です。
今度はF2.8まで開けてみます。
ボケサイズが大きくはなりますが、周辺では形が崩れ始めました。
きっと絞り開放では見事なレモン形になるんだろうな、と思いながら試しましたが。
絞り開放
中央付近しか円形は維持出来なさそうですね。勿論、玉ボケが特別えらいなんて事もありませんので、
この形状にこだわりの無い方は積極的に「絞り開放でしか出来ない事」にチャレンジしていただきたいと思います。
F2 1/480Sec.
流石に50mm、寄り気味で絞りF2ではAFポイントがちょっとズレてもばれそうですね.
F8 1/2700Sec. ASA250 F2 1/2200Sec. 画面右下にオーブのようなモノが登場。
●逆光撮影
普通に使う分にはかなり逆光には強いように感じられます。画面に太陽を入れても、然程気になるケースは少ないのでは?
画面を太陽に入れつつ、太陽をちょっと遮るような状況になると不思議な影響が出ました。
もっとも、こう云った傾向はこのXF50mmF2 R WRに限った事ではありません。総じて、逆光耐性は「結構良い方」と思います。
F2 1/680Sec. ちゃんとボケますが甘さは控えめ。
●最短撮影距離付近
このXF50mmF2 R WRの最短撮影距離は公称約0.39m。
XF23mmシリーズでは、絞り開放の最短撮影距離付近では独特の甘いフレアを楽しめる特性がありましたが、
こちらは甘さを見せないタイプのようです。
F8 1/680Sec.
絞ると見事に切れっ切れの描写となります。
ハマると使いでのある焦点距離ではありますが、この日の横浜は風と太陽が輝く9月の某日。
正直、「広角レンズ欲しい〜!」と何回叫びたくなったやら。
今回、XF50mmF2 R WR一本勝負で十分満足したか?と問われれば、「ストレスが溜まった!」と云うのが率直な感想ですが、
寸法・性能・お値段等々の面では大いにオススメ出来るレンズでした。(レモン社銀座店 松浦)