OLYMPUS OM-D E-M1X




さて今回は、2019年2月22日発売予定の新製品「OM-D E-M1X」の使用レビューをお届けしたいと思います。
E-M1XはE-M1 MarkIIの後継機種ではなく、E-M1 MarkIIをより進化させ、プロの要求に応えたフラッグシップモデルとなっています。
縦位置グリップ一体型の現物を見た瞬間、「大きい!」「マイクロフォーサーズのボディとは思えない」などのマイナスイメージが頭の中をよぎりました。
しかし、撮影してみるとそのイメージはどこへ行ってしまったのか、
抜群のホールディングの良さで、ストレスなく撮影に集中でき、素晴らしいカメラだと実感いたしました。
今流行のAI。その一種であるディープラーニングテクノロジーにより、
特定の被写体を検出しフォーカス・追尾してくれる機能です。
追尾してくれる被写体は、鉄道・飛行機・モータースポーツの3種類。
例えば飛行機であれば、コックピットを認識してAF追尾してくれるというものです。

シャッタースピード優先 4秒 F5.6 ISO200
オリンパスさんからは「手持ち4秒も可能ですよ」とのお言葉をいただいたので、チャレンジしてみました。
シャッタースピード4秒なら、このサイズの写真でもブレブレのはず・・・。しかし、ブレていません。
この写真も拡大してみます。(右)
いかがでしょうか?4秒というスローシャッターにもかかわらず、手持ちで撮れるなんて本当に驚きです。オリンパスさんの言葉は本当でした。
わざわざシャッタースピードを遅くして撮影しなくても、感度を上げて撮影すれば良いのでは?と思う方も多いと思いますが、
やはり写真の質を考えた時に、いくら高感度性能が良くなったとは言え、写真の質にこだわるなら低感度で撮影したいものです。
ですから、手持ちでスローシャッターがきれるということは凄いことなのです。

シャッタースピード優先 1/2000秒 F9 ISO800
兵庫県の相生駅で、時速約300Kmで通過する新幹線を撮影した2枚です。
新幹線の姿が見えると、被写体を認識して先頭車両部分にAFフレームが表示され、そのままAFをはずす事なく、追尾してくれました。
コントラストの低い車両で、速度の速い新幹線でほぼ完璧に追尾してくれましたので、在来線の列車であればさらに確率が上がることでしょう。

絞り優先 1/1000秒 F8 ISO200
ハイレゾショットは以前のオリンパスの機種にも搭載されていましたが、基本的には三脚が必要でした。
そこでE-M1Xには「手持ちハイレゾショット」という機能が新しく追加されました。
この「手持ちハイレゾショット」の仕組みは、撮影中に発生するわずかな位置のズレを活用して、
合計16回撮影した画像をもとに合成し、5000万画素相当の解像度の高い画像を生成するというものです。
16回シャッターをきりますので、その間に動くものがあれば上手く合成できない場合もありますが、
風景写真など高い描写力を求めるジャンルでは重宝しそうです。
どれほどの高画質の写真ができているのか、一部分を拡大してみます。(右)
ワイヤーの本数が数えられるくらい高い解像度の画像を実現しています。

絞り優先 2秒 F13 ISO200
「ライブND」機能を使用して撮影した1枚です。
NDフィルターを使用しなくても、スローシャッターで撮った表現が可能で、
ライブとあるのはライブビューでスローシャッター効果を確認しながら撮れることにあります。
ND効果はND2(1段減光)〜ND32(5段減光)まで選ぶことができます。
フィルターを装着できない超広角ズームやフィッシュアイレンズで撮影するときには、とてもありがたい機能だと思います。
E-M1 MarkIIは動く被写体を強く意識したモデルでしたが、E-M1Xはハイレゾショットの進化、
ライブND機能の搭載により、動きものだけでなく、風景などの静物を撮影される方にとっても魅力的な機能が増えました。



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今回はキヤノンのフラッグシップモデル、5Dシリーズの最新モデル
「EOS 5D Mark IV」のレビューをお届けします!
今回は、レンズ 「EF24-105mm F3.5-5.6 IS STM」をつけて大阪、奈良で実写テストを行いました。
高感度性能
写真の赤枠を等倍で各ISOごとにトリミングして拡大します。(中央)ISO 12800 (右)ISO32000
常用で設定可能な範囲の高感度はISO32000まで設定が可能ですが、
さらにH1「ISO51200相当」、H2「ISO102400相当」で設定可能です。
今回の結果は、ISO 12800では輝度ノイズが多少みられるものの色ノイズやカラーバランスの
崩れは殆どなく問題なく使える範囲です。
常用ISO感度の上限 ISO 32000では、
輝度ノイズと階調性の低下で高コントラストの部分が潰れてしまう所はありますが、
カラーバランスの崩れや目立った色ノイズは見られないので、
常用ISO感度として十分使う事のできる範囲です。

動体補足性能
設定はAFモード「AIサーボAF」・測距点「中央部9点」・撮影モード「連写H」での撮影です。
EOS 5D MarkWの連続撮影枚数は、通常撮影時には7コマ/秒 、AIサーボAFの場合は約4.3コマ/秒と高速連写が可能です。
今回の作例写真は、AIサーボAFでの撮影なので約4.3コマ/秒の撮影で列車がホームに入ってくる約3秒間、
全部で13コマの撮影をした内の最初の3コマ(上段)最後の3コマ(下段)ずつです。
結果は、作例写真の13コマでは全てのコマにピントが合っていましたが、
その他のシーンでは、人が前を横切るなどした場合、ピントが外れてしまうこともあったので
「AFカスタム設定」で被写体の動きに合わせた設定をすることで、より精度を高めることができました。

階調性能
逆光のシーンでも高い階調性能のおかげで、暗部も黒潰れすることなくしっかり表現してくれています。
これはオートライティングオプティマイザという暗部を明るく補正してくれる機能の効果で
四段階から効き具合を選択することができ、上の作例は「強」で撮影した写真です。
この機能を使えば自然に黒潰れの少ない写真を撮ることが出来るので、
逆光シーンの人物撮影などでも役に立つ機能です。

ISO 8000 SS 1/125 F値 6.3

ISO 800 SS 1/400 F値 5.6
最後に
前モデルからは4年ぶりに満を持して発売されただけあり、画質・高感度性能・AF性能など着実に進化しています。
なかでもAF性能は、前モデルより大幅に進化していて「AIサーボAFV」搭載で7D MarkU譲りの高い動体予測性能が
できるようになっており、動いている被写体をストレスなく撮影することが出来ました。
風景撮影では、新しい処理エンジンのおかげで驚くほどダイナミックレンジが広くなり、
前モデルでは表現の難しかった高コントラストのシーンでも、
自然な表現で撮影することが出来るようになっています。
風景撮影から動体撮影まで、プロレベルでこなせる万能性の高いカメラです。




今回はキヤノンのフラッグシップモデル、5Dシリーズの最新モデル
「EOS 5D Mark IV」のレビューをお届けします!
今回は、レンズ 「EF24-105mm F3.5-5.6 IS STM」をつけて大阪、奈良で実写テストです。ご了承ください。
高感度性能
写真の赤枠を等倍で各ISOごとにトリミングして拡大します。(中央)ISO 12800 (右)ISO32000
常用で設定可能な範囲の高感度はISO32000まで設定が可能ですが、
さらにH1「ISO51200相当」、H2「ISO102400相当」で設定可能です。
今回の結果は、ISO 12800では輝度ノイズが多少みられるものの色ノイズやカラーバランスの
崩れは殆どなく問題なく使える範囲です。
常用ISO感度の上限 ISO 32000では、
輝度ノイズと階調性の低下で高コントラストの部分が潰れてしまう所はありますが、
カラーバランスの崩れや目立った色ノイズは見られないので、
常用ISO感度として十分使う事のできる範囲です。

動体補足性能
設定はAFモード「AIサーボAF」・測距点「中央部9点」・撮影モード「連写H」での撮影です。
EOS 5D MarkWの連続撮影枚数は、通常撮影時には7コマ/秒 、AIサーボAFの場合は約4.3コマ/秒と高速連写が可能です。
今回の作例写真は、AIサーボAFでの撮影なので約4.3コマ/秒の撮影で列車がホームに入ってくる約3秒間、
全部で13コマの撮影をした内の最初の3コマ(上段)最後の3コマ(下段)ずつです。
結果は、作例写真の13コマでは全てのコマにピントが合っていましたが、
その他のシーンでは、人が前を横切るなどした場合、ピントが外れてしまうこともあったので
「AFカスタム設定」で被写体の動きに合わせた設定をすることで、より精度を高めることができました。

階調性能
逆光のシーンでも高い階調性能のおかげで、暗部も黒潰れすることなくしっかり表現してくれています。
これはオートライティングオプティマイザという暗部を明るく補正してくれる機能の効果で
四段階から効き具合を選択することができ、上の作例は「強」で撮影した写真です。
この機能を使えば自然に黒潰れの少ない写真を撮ることが出来るので、
逆光シーンの人物撮影などでも役に立つ機能です。

ISO 8000 SS 1/125 F値 6.3

ISO 800 SS 1/400 F値 5.6
最後に
前モデルからは4年ぶりに満を持して発売されただけあり、画質・高感度性能・AF性能など着実に進化しています。
なかでもAF性能は、前モデルより大幅に進化していて「AIサーボAFV」搭載で7D MarkU譲りの高い動体予測性能が
できるようになっており、動いている被写体をストレスなく撮影することが出来ました。
風景撮影では、新しい処理エンジンのおかげで驚くほどダイナミックレンジが広くなり、
前モデルでは表現の難しかった高コントラストのシーンでも、
自然な表現で撮影することが出来るようになっています。
風景撮影から動体撮影まで、プロレベルでこなせる万能性の高いカメラです。




ISO12800で撮影 ISO12800の拡大画像
ISO25600の拡大画像 ISO40000の拡大画像
さて今回は、2017年8月に発売されましたキヤノンEOS6D MarkIIの使用レビューをお届けしたいと思います。
前モデルのEOS6Dは軽量フルサイズ一眼レフとして2012年12月発売され脚光を浴びました。
EOS6D MarkUはその後継機種として、約5年の時を経て登場してきました。
高感度テスト
ISO12800は常用として使用してもまったく問題のないレベルで、
ISO25600でもノイズが少し目立つようになるものの十分使えると感じました。
そして何より驚いたのがISO40000での画質。
普通、ISO感度の上限ではかなりのノイズ量で、画質に大きな影響を与えていたのですが、
このカメラは上限ISO感度でも緊急時には十分使えるレベルの画質までもってきています。

1/640秒 F11 ISO800で撮影
雪の積もった斜面をソリで遊ぶ子供を狙いました。
カメラの設定は、オートフォーカスモードはAIサーボ、測距点はゾーン(中央部)、
ドライブモードは高速連写にしています。ここでは1枚の写真しか掲載しませんが、前後の写真すべてにピントは合っており、
速くなった連写性能のおかげで、表情の違うバリエーション豊かな写真を撮影することができました。
オートフォーカス性能はかなり信頼のできるものに進化を遂げていました。

1/1000秒 F7.1 ISO400で撮影
同じく鉄道を狙った1枚。しかし、この写真の撮影時の設定はオートフォーカスモードはワンショット、
測距点は1点、ドライブモードは高速連写にして、あらかじめピントを合わせておく「置きピン」で撮影しています。
なぜ、動いている被写体なのにAIサーボにしなかったのか。それにはちゃんとした理由があります。
EOS6D MarkIIは45点測距と測距点の数だけを見ればとても進化したと感じるのですが、
残念なことに、測距点が中心部に集中しているのです。
上の写真の場合、機関車の正面にピントを合わせたいのですが、その位置には測距点がないのです。
それで仕方なく、置きピンで撮影した訳です。
ただこれもファインダーで撮影する場合の話で、ライブビューなら撮像画面内の約80%のエリアで
オートフォーカスが可能ですので、動きものではなく、普通に撮影するならまず問題はないでしょう。

1/200秒 F8 ISO100で撮影 1/320秒 F8 ISO100で撮影
フルサイズ機で撮影したい被写体のひとつとして、やはり風景写真があります。
フルサイズ機ならではの広いダイナミックレンジと豊かな階調再現、そして繊細な描写。
最近のAPS-Cサイズやマイクロフォーサーズのカメラでも十分な描写性能ですが、
やはりフルサイズ機に軍配があがります。
1枚目の写真では木の枝先の細部までしっかり描写してくれていますし、
2枚目の写真では雪が白とびすることなく、階調豊かに描写されました。

1/25秒 F4.5 ISO800で撮影
ライブビュー時のオートフォーカスが速くなったことで撮影はとても快適で、
さらに液晶がバリアングルになったことで撮影の自由度が高まりました。
上の写真は地面スレスレのローアングルで撮影していますが、液晶が動くことで楽な姿勢で撮影ができました。
ローアングルだけでなく、手前に人がいる場合には腕を伸ばしてハイアングルで撮影することもできます。
765gという小型軽量ボディでありながら、フルサイズの高画質が楽しめるのは嬉しいですね。
機動性は抜群です。
液晶がバリアングルなったことと、ライブビュー撮影時のオートフォーカスが速くなったことで撮影の
自由度がグッと良くなりました。
日頃撮らなかったアングルで撮影したりと、自分の作品に変化をもたらすことができます。




ISO12800で撮影 ISO12800の拡大画像
ISO25600の拡大画像 ISO40000の拡大画像
さて今回は、2017年8月に発売されましたキヤノンEOS6D MarkIIの使用レビューをお届けしたいと思います。
前モデルのEOS6Dは軽量フルサイズ一眼レフとして2012年12月発売され脚光を浴びました。
EOS6D MarkUはその後継機種として、約5年の時を経て登場してきました。
高感度テスト
ISO12800は常用として使用してもまったく問題のないレベルで、
ISO25600でもノイズが少し目立つようになるものの十分使えると感じました。
そして何より驚いたのがISO40000での画質。
普通、ISO感度の上限ではかなりのノイズ量で、画質に大きな影響を与えていたのですが、
このカメラは上限ISO感度でも緊急時には十分使えるレベルの画質までもってきています。

1/640秒 F11 ISO800で撮影
雪の積もった斜面をソリで遊ぶ子供を狙いました。
カメラの設定は、オートフォーカスモードはAIサーボ、測距点はゾーン(中央部)、
ドライブモードは高速連写にしています。ここでは1枚の写真しか掲載しませんが、前後の写真すべてにピントは合っており、
速くなった連写性能のおかげで、表情の違うバリエーション豊かな写真を撮影することができました。
オートフォーカス性能はかなり信頼のできるものに進化を遂げていました。

1/1000秒 F7.1 ISO400で撮影
同じく鉄道を狙った1枚。しかし、この写真の撮影時の設定はオートフォーカスモードはワンショット、
測距点は1点、ドライブモードは高速連写にして、あらかじめピントを合わせておく「置きピン」で撮影しています。
なぜ、動いている被写体なのにAIサーボにしなかったのか。それにはちゃんとした理由があります。
EOS6D MarkIIは45点測距と測距点の数だけを見ればとても進化したと感じるのですが、
残念なことに、測距点が中心部に集中しているのです。
上の写真の場合、機関車の正面にピントを合わせたいのですが、その位置には測距点がないのです。
それで仕方なく、置きピンで撮影した訳です。
ただこれもファインダーで撮影する場合の話で、ライブビューなら撮像画面内の約80%のエリアで
オートフォーカスが可能ですので、動きものではなく、普通に撮影するならまず問題はないでしょう。

1/200秒 F8 ISO100で撮影 1/320秒 F8 ISO100で撮影
フルサイズ機で撮影したい被写体のひとつとして、やはり風景写真があります。
フルサイズ機ならではの広いダイナミックレンジと豊かな階調再現、そして繊細な描写。
最近のAPS-Cサイズやマイクロフォーサーズのカメラでも十分な描写性能ですが、
やはりフルサイズ機に軍配があがります。
1枚目の写真では木の枝先の細部までしっかり描写してくれていますし、
2枚目の写真では雪が白とびすることなく、階調豊かに描写されました。

1/25秒 F4.5 ISO800で撮影
ライブビュー時のオートフォーカスが速くなったことで撮影はとても快適で、
さらに液晶がバリアングルになったことで撮影の自由度が高まりました。
上の写真は地面スレスレのローアングルで撮影していますが、液晶が動くことで楽な姿勢で撮影ができました。
ローアングルだけでなく、手前に人がいる場合には腕を伸ばしてハイアングルで撮影することもできます。
765gという小型軽量ボディでありながら、フルサイズの高画質が楽しめるのは嬉しいですね。
機動性は抜群です。
液晶がバリアングルなったことと、ライブビュー撮影時のオートフォーカスが速くなったことで撮影の
自由度がグッと良くなりました。
日頃撮らなかったアングルで撮影したりと、自分の作品に変化をもたらすことができます。




ISO12800で撮影 ISO12800の拡大画像
ISO25600の拡大画像 ISO40000の拡大画像
さて今回は、2017年8月に発売されましたキヤノンEOS6D MarkIIの使用レビューをお届けしたいと思います。
前モデルのEOS6Dは軽量フルサイズ一眼レフとして2012年12月発売され脚光を浴びました。
EOS6D MarkUはその後継機種として、約5年の時を経て登場してきました。
高感度テスト
ISO12800は常用として使用してもまったく問題のないレベルで、
ISO25600でもノイズが少し目立つようになるものの十分使えると感じました。
そして何より驚いたのがISO40000での画質。
普通、ISO感度の上限ではかなりのノイズ量で、画質に大きな影響を与えていたのですが、
このカメラは上限ISO感度でも緊急時には十分使えるレベルの画質までもってきています。

1/640秒 F11 ISO800で撮影
雪の積もった斜面をソリで遊ぶ子供を狙いました。
カメラの設定は、オートフォーカスモードはAIサーボ、測距点はゾーン(中央部)、
ドライブモードは高速連写にしています。ここでは1枚の写真しか掲載しませんが、前後の写真すべてにピントは合っており、
速くなった連写性能のおかげで、表情の違うバリエーション豊かな写真を撮影することができました。
オートフォーカス性能はかなり信頼のできるものに進化を遂げていました。

1/1000秒 F7.1 ISO400で撮影
同じく鉄道を狙った1枚。しかし、この写真の撮影時の設定はオートフォーカスモードはワンショット、
測距点は1点、ドライブモードは高速連写にして、あらかじめピントを合わせておく「置きピン」で撮影しています。
なぜ、動いている被写体なのにAIサーボにしなかったのか。それにはちゃんとした理由があります。
EOS6D MarkIIは45点測距と測距点の数だけを見ればとても進化したと感じるのですが、
残念なことに、測距点が中心部に集中しているのです。
上の写真の場合、機関車の正面にピントを合わせたいのですが、その位置には測距点がないのです。
それで仕方なく、置きピンで撮影した訳です。
ただこれもファインダーで撮影する場合の話で、ライブビューなら撮像画面内の約80%のエリアで
オートフォーカスが可能ですので、動きものではなく、普通に撮影するならまず問題はないでしょう。

1/200秒 F8 ISO100で撮影 1/320秒 F8 ISO100で撮影
フルサイズ機で撮影したい被写体のひとつとして、やはり風景写真があります。
フルサイズ機ならではの広いダイナミックレンジと豊かな階調再現、そして繊細な描写。
最近のAPS-Cサイズやマイクロフォーサーズのカメラでも十分な描写性能ですが、
やはりフルサイズ機に軍配があがります。
1枚目の写真では木の枝先の細部までしっかり描写してくれていますし、
2枚目の写真では雪が白とびすることなく、階調豊かに描写されました。

ライブビュー時のオートフォーカスが速くなったことで撮影はとても快適で、
さらに液晶がバリアングルになったことで撮影の自由度が高まりました。
上の写真は地面スレスレのローアングルで撮影していますが、液晶が動くことで楽な姿勢で撮影ができました。
ローアングルだけでなく、手前に人がいる場合には腕を伸ばしてハイアングルで撮影することもできます。
765gという小型軽量ボディでありながら、フルサイズの高画質が楽しめるのは嬉しいですね。
機動性は抜群です。
液晶がバリアングルなったことと、ライブビュー撮影時のオートフォーカスが速くなったことで撮影の
自由度がグッと良くなりました。
日頃撮らなかったアングルで撮影したりと、自分の作品に変化をもたらすことができます。



こんにちは。 カメラ担当の池田です。
今回は私が使いたくて、使いたく、たまらなかったカメラです。
そう、EOS7D MarkUです!
前モデルのEOS7Dユーザーの私にとっては、とても気になっていた機種。
店頭で触っていても、その良さがわかりませんからね。
まずはスペックを簡単にご紹介。
@2020万画素CMOSセンサー(APS-Cサイズ)搭載。
Aオールクロス65点オートフォーカス。
B「EOS iTR AF」と「AIサーボV」が先進の追従性能を実現。
C最高約10コマ/秒の高速連続撮影。
D映像エンジンはDIGIC6を2基搭載。
その他、防塵防滴、20万回の高耐久シャッター、インターバルタイマー機能、
レンズ光学補正など素晴らしいスペックとなっています。
それでは使用レビューと行きましょう!
vまず、EOS7D MarkUを使用して感じたことは、前モデルのEOS7Dとはまった別物であるということ。動体を追従するオートフォーカス性能はもちろんのこと、
評価測光時の露出精度やミラーショックを抑えた機構、
そして高感度撮影は素晴らしいと感じました。
まさに動く被写体(動体)を撮るために生まれてきたカメラと言えます。
それでは、ご覧ください! EOS7D MarkUの実力を!
西明石駅に猛スピードで進入してくる「のぞみ」です。
新幹線の編成の後ろが少し切れてますので、鉄道写真としては失敗。
でも今回はオートフォーカスのテストですので、私の未熟さをお許しください。
写真を見ていかがですか?すべての写真にピントが合っていますよね!
時速約300キロで走る新幹線をバッチリ捉えています。

後追い撮影のピントもバッチリ!
そして前モデルより軽減されたミラーショックはとても軽快で、撮影はとても快適でした。
見事にピントを合わせてくれました。
EOS7Dより測距点の数が増え、オートフォーカスのエリアもかなりワイドになったことで、
このような撮影が可能となったと思います。
EOS7DのAIサーボと19点自動選択の設定の組み合わせでは、ピントをはずすことも多かったのですが、
EOS7D MarkUは新しい解析システムで素晴らしいオートフォーカス性能を実現しています。
そして露出にも抜群の安定感があります。
新幹線の写真すべて評価測光で露出補正はしていません。
EOS7Dでは評価測光であっても、ピント位置の色に露出が引っ張られることが多く苦戦していました。
しかしEOS7D MarkUでは、そんなストレスをまったく感じることはありません。
露出制御もかなり進化しています。

続いては流し撮りにチャレンジ!
被写体は新幹線から在来線に変更。
まずは、夜の貨物列車。
シャッタースピード優先で1/20秒。
暗いシーンでもしっかりピントを合わせてくれてます。

ISO6400で撮影。 続いてISO12800。 最後はISO16000。
次は定番の高感度撮影のテスト。
このカメラの常用ISO感度はISO100〜16000。
ということで、夜の操車場を撮影してきました。
ISO3200までは十分に使えるレベルですので、ISO6400からテストしました。
ISO6400ノイズは少し気にはなるものの実用範囲です。
ISO12800ノイズは多くなってきましたが、フルサイズ機並みの画質です。
ISO16000さすがにここまで上げると、画面中央の上部あたりにノイズが多く、ざらついた感じになってます。

最後に西明石駅で撮影した写真をもう1枚。
このような人がいるからこそ、新幹線が安全にそして正確なダイヤで運行されているのでしょうね。
本当にご苦労様です。
長々と書いてしまいましたが、EOS7D MarkUの使用レビューはここまでです。
まだ試してみたい設定や機能もあったですが、その時間がありませんでした。
この続きをまた書けたらいいなぁと思っています。
今回、掲載した写真は特に凝った設定はしていませんが、それでもこれだけの写真が撮れる素晴らしいカメラです。



こんにちは。 カメラ担当の池田です。
今回は私が使いたくて、使いたく、たまらなかったカメラです。
そう、EOS7D MarkUです!
前モデルのEOS7Dユーザーの私にとっては、とても気になっていた機種。
店頭で触っていても、その良さがわかりませんからね。
まずはスペックを簡単にご紹介。
@2020万画素CMOSセンサー(APS-Cサイズ)搭載。
Aオールクロス65点オートフォーカス。
B「EOS iTR AF」と「AIサーボV」が先進の追従性能を実現。
C最高約10コマ/秒の高速連続撮影。
D映像エンジンはDIGIC6を2基搭載。
その他、防塵防滴、20万回の高耐久シャッター、インターバルタイマー機能、
レンズ光学補正など素晴らしいスペックとなっています。
それでは使用レビューと行きましょう!
vまず、EOS7D MarkUを使用して感じたことは、前モデルのEOS7Dとはまった別物であるということ。動体を追従するオートフォーカス性能はもちろんのこと、
評価測光時の露出精度やミラーショックを抑えた機構、
そして高感度撮影は素晴らしいと感じました。
まさに動く被写体(動体)を撮るために生まれてきたカメラと言えます。
それでは、ご覧ください! EOS7D MarkUの実力を!
西明石駅に猛スピードで進入してくる「のぞみ」です。
新幹線の編成の後ろが少し切れてますので、鉄道写真としては失敗。
でも今回はオートフォーカスのテストですので、私の未熟さをお許しください。
写真を見ていかがですか?すべての写真にピントが合っていますよね!
時速約300キロで走る新幹線をバッチリ捉えています。

後追い撮影のピントもバッチリ!
そして前モデルより軽減されたミラーショックはとても軽快で、撮影はとても快適でした。
見事にピントを合わせてくれました。
EOS7Dより測距点の数が増え、オートフォーカスのエリアもかなりワイドになったことで、
このような撮影が可能となったと思います。
EOS7DのAIサーボと19点自動選択の設定の組み合わせでは、ピントをはずすことも多かったのですが、
EOS7D MarkUは新しい解析システムで素晴らしいオートフォーカス性能を実現しています。
そして露出にも抜群の安定感があります。
新幹線の写真すべて評価測光で露出補正はしていません。
EOS7Dでは評価測光であっても、ピント位置の色に露出が引っ張られることが多く苦戦していました。
しかしEOS7D MarkUでは、そんなストレスをまったく感じることはありません。
露出制御もかなり進化しています。

続いては流し撮りにチャレンジ!
被写体は新幹線から在来線に変更。
まずは、夜の貨物列車。
シャッタースピード優先で1/20秒。
暗いシーンでもしっかりピントを合わせてくれてます。

ISO6400で撮影。 続いてISO12800。 最後はISO16000。
次は定番の高感度撮影のテスト。
このカメラの常用ISO感度はISO100〜16000。
ということで、夜の操車場を撮影してきました。
ISO3200までは十分に使えるレベルですので、ISO6400からテストしました。
ISO6400ノイズは少し気にはなるものの実用範囲です。
ISO12800ノイズは多くなってきましたが、フルサイズ機並みの画質です。
ISO16000さすがにここまで上げると、画面中央の上部あたりにノイズが多く、ざらついた感じになってます。

最後に西明石駅で撮影した写真をもう1枚。
このような人がいるからこそ、新幹線が安全にそして正確なダイヤで運行されているのでしょうね。
本当にご苦労様です。
長々と書いてしまいましたが、EOS7D MarkUの使用レビューはここまでです。
まだ試してみたい設定や機能もあったですが、その時間がありませんでした。
この続きをまた書けたらいいなぁと思っています。
今回、掲載した写真は特に凝った設定はしていませんが、それでもこれだけの写真が撮れる素晴らしいカメラです。



こんにちは。 カメラ担当の池田です。
今回、ご紹介する商品は2016年3月25日に発売されましたキヤノンEOS80Dです。
EOS70Dもミドルクラスの機種としてかなり良いカメラだったのですが、このEOS80Dはさらに進化しています。
まずは、一番気になるオートフォーカス性能。
カメラの設定はフォーカスポイントを45点自動選択、そしてフォーカス動作はAIサーボにセットして、
私の好きな鉄道を連写(秒間7コマ)で狙ってみました。
@フォーカスポイント自動選択にも関わらず、しっかりと先頭の機関車にピントを合わせてくれています。
このまま連写を続けます。
A機関車が影の部分に入りましたが、しっかりとピントを合わせ続けています。
B1枚目から最終カットの3枚目の写真まで、ピントをはずすことはありませんでした。
この間、連写で撮影したカットは15コマほど。素晴らしいオートフォーカスの喰いつきでした。
45点自動選択でこれだけの力を見せてくれましたので、
ゾーンAFにすればさらに高いオートフォーカスを実現してくれることは間違いないでしょう。
進化したのは測距点の数だけではなく、AIサーボもAIサーボAFUになり大きな進化を遂げています。

続いては定番の高感度テスト。
映像エンジンも最新のDIGIC6になり、常用ISOが100〜16000になりました。
拡張することでISO25600まで上げることも可能です。
常用ISOの上限感度16000で撮影した画像をご覧ください。
さすがに上限感度ということもあり、拡大すれば多少ノイズは目立つのですが、
ISO16000ということを考えれば、十分ではないでしょうか。
これ以下の感度なら、さらにキレイな描写を得ることができます。
また暗いシーンでのオートフォーカス性能も向上しています。
中央測距点(1点)は-3EVという低照度でもピントを合わせることができます。
ちなみにEOS70Dは-0.5EVでした。
そして、フリッカーレス撮影も可能になりましたので、
屋内スポーツの撮影などでも活躍すること間違いなしの1台だと思います。

EF-S18-135/3.5-5.6 IS USM 1/80秒 F8 ISO200 ピクチャースタイル:スタンダード WB:オート

EF-S18-135/3.5-5.6IS USM 1/500秒 F8 ISO200 ピクチャースタイル:スタンダード WB:オート
上の2枚は、バリンアングル液晶をフルに活用し、ローアングルで撮影したものです。
とくに1枚目の写真はローアングルで花のほぼ真下から撮影したものです。
この時は本当にバリアングル液晶があって良かったと思いました。
さらにライブビュー撮影でもオートフォーカスが速いことも特筆すべきところで、
これはEOS70Dから継承されている性能で快適そのもの。ストレスを感じることはありません。

EF-S18-135/3.5-5.6 IS USM 1/320秒 F11 ISO400 ピクチャースタイル:風景 WB:太陽光
最後に、EOS80Dを使っての感想ですが、やはりオートフォーカス性能は素晴らしいと感じました。
測距点の数、動体追尾性能のアップ、連続撮影可能枚数も大幅に増加し、
ミドルクラスとしては文句のつけようのないスペックとなっています。
あえて言うなら、連写性能を秒間8コマくらいにして欲しかったことぐらいでしょうか。
とにかく、動体撮影にはオススメの1台です。
動体撮影だけでなく、風景写真やスナップ写真などでも活躍を約束してくれるEOS80D。
写真を趣味にしたいと思っている方にぜひオススメしたいカメラです。
また、フルサイズ機をメイン機としている方には、サブ機としてもオススメできる1台です。
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100mmで撮影。 淀川鉄橋にて。
こんにちは、キヤノンユーザーのカメラ担当 池田です。
今回ご紹介するレンズは、私が今一番欲しいレンズと言っても過言ではないEF100-400/4.5-5.6L IS Uです。
前モデルより大幅にリニューアルされ、2014年12月19日に発売されました。実に16年ぶりのリニューアルです。
その大幅にリニューアル、改善された主な点ですが・・・
@手ブレ補正効果が2段から4段にアップ。
A直進ズームから快適に操作できる回転式ズームに変更。
B最短撮影距離が1.8mから0.98mに短縮。最大撮影倍率は0.31倍。
C防塵・防滴構造、フッ素コーティング。
D新コーティング技術ASCによるゴーストやフレアの大幅な低減。
などがあげられます。

400mm F5.6で撮影。 新神戸駅にて。
安全確認をする女性の駅員さん。その美しい姿をシルエットにして撮影した1枚です。
ここで見ていただきたいのは、駅員さんの腕から指先までの描写とボケ味です。
ピントを合わせている腕から指先まではヌケの良い素晴らしい描写で、なおかつボケがとても滑らかでキレイですので立体感が良く出ています。
ポートレート撮影にも使える1本だと思います。

400mm F5.6で撮影。
道路脇の植え込みに落ちていた落葉。逆光でとてもキレイでした。
この写真はこのレンズの最短撮影距離付近0.98mあたりで撮影しています。
前モデルより最短撮影距離が約半分になったことはとても凄いことで、花の撮影にも十分使えます。
近接撮影でも描写力は極めて高く、ボケ味も良好です。

135mm F8 1/20秒で撮影。 布引の滝付近にて。
暗い渓谷に色鮮やかに紅葉した木。ISO感度を800にセットしてもシャッタースピードは1/20秒にしかならない厳しい明るさ。
でもこのレンズの手ブレ補正を信頼して撮影したところ、その結果にビックリしました。
細かい紅葉の葉っぱがブレることなく、シャープな画像を得ることができました。
4段分の補正効果は望遠レンズを使うにあたっては、とてもありがたいことですね!

170mm F5で撮影。 大阪ステーションシティにて。
逆光性能をテストしてみました。
太陽がまともに入るフレーミングではありませんでしたが、大阪駅の屋根が太陽で輝き、逆光に相当する条件でした。
またガラス越しという決して良くない条件でしたが 、フレアなどはほとんど出ることなく、
逆光下でありながら屋根やレールのディテールがきっちりと描写されています。
これも新しいコーティングASCの実力なんでしょうね。
実写レビューは以上です。
このブログの初めに「私の一番欲しいレンズ」と書きましたが、その理由が少しはおわかりいただけましたでしょうか?
今回ご紹介した写真は鉄分豊富(鉄道のことです)でしたが、私は風景写真をメインに鉄道や子供の写真を撮影しています。
風景写真や花の写真だけならEF70-200/2.8L IS Uの方が良いのかもしれませんが、
鉄道や子供の行事(運動会や発表会など)の撮影には200mmでは少し足りないのです。
もちろんエクステンダーを装着して焦点距離を伸ばすのもひとつの手法ですが、
それは少しではありますがレンズ性能を落とすことにもなり、装着するのも少し手間です。
そしてもうひとつ! APS-Cサイズセンサーのカメラに装着すると160-640mm相当になり、飛行機や野鳥を撮るのにも最適なレンズになるのです。
そんな理由で今回ご紹介したEF100-400/4.5-5.6L IS Uはオールマイティーに使えて、描写力もボケ味も手ブレ補正も優秀な1本なのです。
この記事に関するお問い合わせは・・・カメラ担当 池田まで



こんにちは、京都店カメラコーナー たかはしです。
今回ご紹介いたしますレンズは2007年登場の、
キヤノン EF16-35mm F2.8L II USM でございます。
外観はLレンズらしい品位あるデザイン。
はたして、その実力やいかに。
今回試写に訪れたのは、京都・四条と三条の間に位置する、元・立誠小学校。
1993年に閉校し、その85年の歴史に幕を閉じてからは、
まちの文化交流などの場として開放されております。
広角16mmで撮影しましたが、収差はよく修正されておりそれほど気になりません。

校内全体がノスタルジックで、
ついついシャッターを切りたくなるような美しい陰影がそこかしこに見られます。
差した光の照り返しも、さすがの表現力です。

短撮影距離は0.28mとそこそこ寄れます。
絞り羽7枚のぼけ味も嫌みなく、程良いですね。

色乗り、コントラストは良好で、すっきりと抜けており好感触。
超広角レンズらしい遠近感を強調した表現が可能です。
ズーム・ピントリングのフィーリングもしっかりしており確かな堅牢さを感じます。
更に防塵・防滴構造ですので場所を選ばず使いたくなるレンズですね。



16mm F4 手持ち撮影。 神戸 布引の滝。
こんにちは。 カメラ担当の池田です。
今回もまたまたレンズの使用レビューです。
そのレンズは2014年6月に発売された超広角ズームEF16-35/4L ISで、
上位モデルのEF16-35/2.8LUに匹敵する描写と手ブレ補正機能搭載で人気の高いレンズです。
今回はフルサイズ機EOS5D MarkVに装着して撮り歩いてきました。
このレンズの最大の魅力は手ブレ補正機能が搭載されたことで、シャッタースピードで約4段分の補正効果があります。
ちなみにキヤノンの超広角ズームに搭載されたのはこのレンズが最初です。
手ブレ補正機能が搭載されたことで、写真表現に幅が出るようになりました。
そしてもう一つは描写力。大口径両面非球面レンズとUDレンズが採用されており、歪曲収差や倍率色収差が大幅に軽減されているとのこと。
満足のいく結果が得られるのでしょうか。楽しみですね〜。
その他のスペックとしまして、最短撮影距離は28cm、防塵防滴、フッ素コーティングなどなどです。
それでは、写真とともにこのレンズの実力に迫っていきます。

23mm F11 1/2秒 手持ち撮影。
続いて手ブレ補正効果のテスト!
最初に言っておきます。広角レンズだからブレにくいというのもありますが、かなりスゴイです。
本当にブレていないか、中心部分を拡大します。

いかがですか? 1/2秒ですよ! 凄くないですか?
まさか三脚なしで滝の水を流して撮れるとは思ってもいませんでした。
この1枚だけが成功したのではなく、成功した写真の方がはるかに多かったのです。
なので、ここまで手ブレ補正の実力を強調しているのです。1/2秒でかなりの確率で成功するのなら、
1/4秒や1/8秒ならほぼ100%かもしれませんね。これだけ補正効果があれば、写真表現の幅が広がりますので、本当にありがたいです。

16mm F5.6 手持ち撮影。 大阪ステーションシティ。
逆光という厳しい状況での1枚ですが、ゴーストやフレアはありません。
逆光にもかかわらずヌケの良いクリアな写真に仕上がりました。
最新レンズのコーティング技術は素晴らしいものがあります。
また屋根の繊細なところまで見事に解像しています。

31mm F5.6 手持ち撮影。 神戸北野。
広角レンズはボケにくいと言われていますが、そんなことはありません。
広角レンズの特性の一つに最短撮影距離が短いということがあげられます。
このレンズも28cmまで近寄ることができボケをつくることもできます。
上の写真は季節はずれのコスモスがにピントを合わせ、背景の風見鶏の館を少しボカしてみました。
F4にしなかった理由としては、広角と言えども撮影距離が近いと被写界深度が浅くなってしまうので、1段絞ったF5.6を選択しています。
ボケは大きくないものの、なめらかでキレイなボケ味ではないでしょうか。
使用しての感想は、描写力は想像以上で文句なし。
手ブレ補正機能の効果も大きく使いやすい。今回は体験できませんでしたが、
最短撮影距離28cmは花の季節には広角マクロとしてかなり有効だと思います。
上位モデルのEF16-35/2.8LUとの選択が難しいところですが、個人的には今回ご紹介しましたEF16-35/4L ISで十分だと思います。
どうしても暗い状況での撮影等でF2.8の明るさが場合は別ですが、手ブレ補正機能が搭載されているEF16-35/4L ISの方が何かと使い勝手が良いです。
そして、価格も定価154,000円(税別)とお手頃?なのはユーザーにとっては嬉しいですよね。
この記事に関するお問い合わせは・・・カメラ担当 池田まで



こんにちは。
京都店カメラコーナーたかはしです。
本日ご紹介しますレンズは、2003年5月発売 EF17-40 F4L USM でございます。
もみじのマークと赤いカラーリングが訪れ来る秋を感じさせる
展望列車「きらら」に乗ってやってまいりましたのは 叡山電鉄 鞍馬駅。

こちらも真っ赤。
若き日の義経公こと、牛若丸に剣術を教えたとされる
鞍馬天狗の伝説ゆかりの地でありまして
今回はその舞台となった鞍馬山にて試写を行いました。
ボディはEOS 6Dを使用しております。

鞍馬寺のふもと。
今回、夕方5時ごろからの撮影だったので絞りを開け気味の写真が多いですが、
このレンズは開放から安定した性能を発揮してくれるので安心して臨めます。

そろそろ日の沈もうという頃。
気温も下がって、これはもう天狗もでてきそうな神妙な雰囲気です。
明るすぎないようマイナス補正をかけ、出来る限りトーンを抑えて写してみました。

ようやくたどり着いた山頂。向かいに見えるは比叡山・延暦寺。
山々に広がる空のグラデーションが美しくでております。
数kmの道のりでしたが、EF17-40と6Dの軽量コンビ、苦になりませんでした。
旧型なんて言わせない!軽量でリーズナブル。
安定した写りと豊かな色調は、確かな「L」レンズ。
キヤノン EF17-40 F4L USM
担当 たかはし



こんにちは。カメラ担当の吉冨です。
今回、ご紹介するのは キヤノン EF24-70mm F2.8L II USM です。
こちらのレンズ2012年発売と4年前になりますが、今でもキヤノンの大口径・標準ズームの代表格として人気の高いレンズです。
手振れ補正機構を搭載していない事もありF2.8通しとは、思えないほどコンパクトに収まっています。
フルサイズ一眼の中でも小型な部類に入るEOS6Dとの組み合わせでも、バランスもよく取り回しのしやすいサイズ感です。
描写性能も高く、非球面レンズ3枚・スーパーUDレンズ1枚・UDレンズ2枚とキヤノンが誇る光学技術の粋が詰め込まれた、
さすがL玉といった仕様になっています。
今回、EOS6DにEF24-70mm F2.8L II USMを装着して京都と大阪に撮影に行ってきました!
まずは、絞り値別の解像度チェックです。
この写真の中心部の四角い部分をトリミングして比較していきます。
焦点距離は広角側の24mm、ISO感度は200です

開放F2.8

F11
F2.8からF11まで徐々に解像感は増すものの、大きな違いが感じられないほど開放F2.8から、かなり良好な解像度です。

望遠側70mm、絞りF2.8の写真です。
細い枝の一部に二線ボケが見られます。
ピント面より、ある程度距離のある物は綺麗にボケますが、全体的に硬いボケ味といった印象です。

焦点距離24mm、絞り開放F2.8の写真です。
9枚羽根絞りなので、点光源も丸く綺麗にボケてくれます。
多少、口径食による点光源の歪みが見られますが、ワイド側と考えれば許容範囲内ではないでしょうか。
以上、描写の面では二線ボケ、周辺光量落ちは見られたものの開放F値F2.8からかなり解像力が高く、
さすがLレンズといった写りです。
最後にキヤノンから出ている同じ、焦点距離のEF24-70/F4L IS USM と迷われる方もいると思います。
大きな違いというのは絞り値の違いの他に、手ブレ補正機構「IS」の有無です。
EF24-70/F4L IS USMは一段分、絞り値が暗いのですが手ブレ補正が付いています。
今回のレンズ EF24-70mm F2.8L II USM は手ブレ補正は搭載していないものの、
F2.8ということから不便さを感じるシーンはありませんでした。
むしろ、手振れ機構を省いたことによる、重さ、大きさの恩恵の方が強く感じられるサイズ感でした。
描写、サイズ感等、とても使いやすいレンズでした。標準ズームレンズをお考えの方はご参考までに〜!



F8で撮影。綺麗な八角形フレアが発生
今回のCanon EF35mm F2 IS USM、先代モデルより確実に大きくなっていますが、
それでも重量335gで手ブレ補正付きとあれば致し方無いところかな・・・?等と自分を納得させて持ち出しました。
まずは耐逆光・フレアのチェックから。
ちょっと意地悪ですが、フード無しでやってみました。
思いっきり厳しい条件で撮影してますので、この程度で収まっているのは上等の部類かと思います。

F2開放撮影。驚きの白さです
しっかり解像しているのみならず、元画像の白部分を拡大しても殆ど色滲みが出ていませんでした。
ひょっとするとこのEF35mm F2 IS USMって、凄い優等生レンズかも・・

ASA400 1/25Sec. F2
続きましてはボケチェック。年齢的にそろそろ自分のボケ具合も気になるところではありますが、夜の師走の街でテストを開始しました。
ほぼほぼ最短付近で絞り開放。画面周辺部に行くにつれ、電飾のボケが少し変形しているようですが、概ね良好なボケ具合と感じます。

1/500Sec. F2
今度は前後のボケ具合をチェックしてみました。ここからほとんど全て曇天下の撮影です。
手前のボケ具合はちょとだけガサつく感じかも知れませんが、背後のボケはとても素直な印象です。
AF作動はとてもスムーズで、爆速レベルではありませんが「普通に速い」合焦をしてくれます。まずストレスを感じる事はないでしょう。
ところで普段個人的にはマイクロフォーサーズ系を使っているのですが、レンズに距離指標窓があるって、やっぱり良いもんですね・・・
最短撮影がやりやすいったらありゃしない。

1/15Sec. F5.6
ところでこの35mmと云う画角が身体に合わない、と云う方はいますでしょうか?実は私が合わないクチでして。
単焦点レンズであれば50mmメイン・28mmサブの感覚で育ってきたもので、実は35mmが大変不得手なのです。
どっちつかずの中途半端な印象でして・・・
片や、35mmこそベストレンズと感じる方には50mmが「狭っ苦しい」不自由な画角と感じられるのかも知れません。
数歩踏み込む・後ずさる、絞る・開く、の按配で28mm的にも50mm的にも使えると仰る方もいらっしゃいますんで、
本来35mmは使い勝手の大変良好な画角なのでしょう(他人ごと的な云い方で済みません)。
一通りEF35mm F2 IS USMを弄りまわした感想はですね、教科書的に「NG」とされる問題は開放時の周辺光量落ちくらいしか見当たらない、と云ったものです。
この問題もF4以上に絞れるなら解消できる点でした。突っ込みどころの少ない優等生レンズでした。



今回は、センサーサイズがAPS-CサイズのEOS60Dに付けての撮影になったので画角的には64mm相当になります。
F2.8です。開放と思えないほど四隅まで解像してますね。

開放値での撮影ではしっかり、ボケてくれます。

伏見稲荷の千本鳥居です。趣があり日本の美を堪能できる場所です。

動いてる猫でもピントが合ってくれます。オートフォーカスのスピードも問題なしです。

最短撮影距離は30cmまで寄れちゃいます。
コンパクトなレンズなのに万能ですね!
とてもコンパクトなので、威圧感を与えないのか落ち着いて写ってくれます。
少し落ち着きすぎな気もしますが(笑)猫を撮影するのが好きな方にもオススメです。
今回、感じたことは薄い!軽い!とても取り回ししやすいレンズだと感じました。
22.8mmの極薄なのでボディキャップの変わりに付けておいても良いくらいですよね。
皆さんも、ぜひこちらのレンズを付けて旅に出てみては、いかがでしょうか?
この記事に関するお問い合わせは・・・カメラ担当 ヨシトミまで



まずは周辺光量落ち
標準レンズの定番、F1.4の大口径50mm。質量と描写性能、価格のバランスに優れた使い勝手の良い一本です。
撮影アングルを工夫したり、被写体にグッと近づくなど、距離感、遠近感、ボケ味の効果をうまくコントロールして作画すれば、
レンズワークの基本すべてを活かして作品づくりが行えます。※キヤノンホームページより
※ボディはEOS 5Dsを使用しております。
F2.8で若干出ているように見受けられますが、そこまで気になるような感じはしません。

ボケ具合
このレンズのキモ。開放時のボケ感はふわふわしていてピントが合っているのか拡大してしまう程です。
オールドレンズの様な感じも受けました。

逆光テスト
真逆光で撮影しましたが出ておりませんね。

1/400 F5.6 ISO100
柔らかな色味もしっかりと表現できており主張し過ぎない写真に仕上がっています。
土曜日の仲見世は歩くもんじゃないですね。。。

1/1250 F1.4 ISO100
こちらも水の反射がよりソフトな印象に仕上げてくれています。
鯉の上の葉っぱにピントが合っているように思いますが鯉の口にピントを合わせています。
最後に使用感です。
F1.4が際立つレンズですが、絞っても問題なく使える優秀なレンズです。
小型・軽量のため持ち運びが便利。オートフォ−カスも速く表現力も高い使いやすいレンズですが、周辺部が少し流れているように感じます。
初めてカメラをやられる方でも玄人の方でもおすすめの1本です。
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ワイド端側 「 24mm 」 光学3倍ズーム テレ端側 「 72mm 」
プログレッシブファインズーム テレ端側 約6倍 「 約144mm 」 デジタルズーム テレ端側 約12倍 「 約288mm」
今回は、2017年11月30日にキヤノンより発売されたコンパクトデジタルカメラ「PowerShot G1 X Mark III」の使用レビューを紹介します。
PowerShot G1 X シリーズ初となる、内蔵EVF(液晶ビューファインダー)は光軸上にあるので、
普段一眼レフを愛用している方でも違和感なく撮影に挑むことができます。
◆ズーム
光学ズームで3倍 、35mm判換算 「 24-72mm相当 」、プログレッシブファインズームで約6倍、
デジタルズーム全域を含むと最大で約12倍の「24-288mm」までズームすることができます。

こちらの写真の中央部分を各 ISO 感度別に見ていきます。 ISO 6400
ISO 12800 SO 25600
◆高感度性能
今回の結果は、ISO 12800 までが常用 ISO感度として使う事ができる範囲となりました。
とは言っても、積極的に使えるのは ISO 6400までで ISO 12800になると高感度ノイズ・輝度ノイズは、ほとんど出ないものの
細かい部分のディテール(木の枝の部分)がつぶれてしまうので、ギリギリ ISO 12800までが常用感度といったところです。

焦点距離:72mm 最短撮影 10cm 付近 絞り F 5.6
◆ボケ感
大口径レンズ開放F2.8(ワイド側 F2.8− テレ側F5.6 ) のレンズ性能とAPS-Cサイズの大型センサーでデジタル一眼レフに
匹敵するほどの深いボケ感を出すことが出来ます。
光源の形も美しい丸型なので、ボケ感を活かした作品づくりも行うことができます。

オートライティングオプティマイザ:標準
◆階調性能
明暗差の大きいシチュエーションにも関わらず、シャドー部からハイライト部までしっかりと表現してくれています。
これも一眼レフと同じ大型のAPS-Cサイズのセンサーと、最新の映像エンジン 「 DIGIC 7」が成せる描写で
最新のデジタル一眼レフカメラと比べても遜色ない階調性能です。

ISO 1600 SS 1/40 F/7.1
そのコンパクトな外観からは想像できないですが、中身は最新のデジタル一眼レフカメラと同じ性能を兼ね備え、
尚且つレンズは開放F値がF2.8の明るい標準レンズを標準装備しているといった、
これ以上性能の良いコンパクトデジタルカメラは出来ないんではないかと思うほどの性能です。
さらに、これまで培われてきた優れた操作性や、ミラーレスカメラ等に使われている高速AFが可能な「デュアルピクセルCMOS AF」など、
キヤノンの最新技術の粋を集めたカメラになっているので、高性能コンパクトデジタルカメラをお探しの方は、
ぜひ候補の一つに入れてみてはいかがでしょうか。



焦点距離 広角24mm 光学4.2倍ズーム 焦点距離100mm プログレッシブファインズーム8.4倍 焦点距離 約200mm
ズーム性能
光学ズームで24-100mmまで広角から望遠まで様々なシーンに対応することができます。
さらにはプログレッシブファインズームという、先進のデジタルズームで、ほとんど画質を落とさずに約200mmまでズームすることができます。
また、レンズの明るさも「F1.8-F2.8」と、かなり明るいレンズですので、薄暗いシーンでもブレを気にせずに撮影することができます

高感度で撮影した写真を黄色の四角い部分をトリミング、拡大して比較していきます。
高感度比較 ISO3200
高感度比較 ISO6400 高感度比較 ISO12800
高感度性能
結果は、ISO3200までは常用感度で使える範囲です。
さらには、ISO6400でも多少のノイズ感はでるものの、高感度ノイズによる大きな破綻は感じられませんので、緊急時には使えるといった具合です。
高感度性能は、一眼レフにも引けを取らない性能になっています。

流し撮りモード
今回から「流し撮りモード」が新たに追加されています。
被写体の速度をカメラが判断して、カメラが自動で流し撮りに適した設定にしてくれます。
流し撮りの効果も大、中、小で効果の度合いも調整できて気軽に躍動感のある写真を撮ることができます。
今回、流し撮りの撮影は初めてだったのですが、簡単に躍動感のある「流し撮り」を撮影することができました。
流し撮りをしたことが無い方でも簡単に撮影できるので、かなりお勧めの新機能です。

ISO 1000 SS 1/200 絞り値 F2.8 焦点距離 100mm
大型センサーと開放F1.8の優れたレンズのおかげで、一眼レフにも劣らないボケを表現できます。

ISO 320 SS 1/60 絞り値 F1.8 焦点距離 24mm
最短撮影距離は5cmとマクロ撮影もできるので、迫力のある写真を簡単に撮影することが出来ます。
また、可動式液晶なのでこういった、下の方の被写体も楽な姿勢で撮影することができます。まとめ
普段、持ち歩く上で「これ以上の性能は必要ないのでは」と思うほどの性能を持ったカメラです。
「1.0型センサー」のこれまで不得意だった、高感度性能、描写力、ダイナミックレンジのせまさ等の部分は最新の画像処理エンジン「DIGIC7」で補うことが出来ておりサブカメラでなく、
メインカメラとして使うことができるカメラだと感じました。
また、今回のブログでは、紹介できませんでしたがコンパクトデジタルカメラで初めてとなる「ピクチャースタイル」が搭載されているので、
一眼レフと同じ絵作りが出来るといった面で現在、キヤノンの一眼レフを使っている方のサブカメラから、
メインでお使いになるカメラをお探しの方にもオススメ出来る素晴らしいカメラです。



こちらが焦点距離24mmです。
こんにちは。カメラ担当の吉冨です。
今回は、キヤノン PowerShot G3Xの使用レビューでございます。
まずは簡単なスペックから紹介させていただきます。
・有効画素数2020万画素
・1型CMOSセンサー(裏面照射型)
・24mm〜600mmの光学25倍ズーム
・最短撮影距離5cm
・防塵防滴ボディ
・チルト液晶搭載、等・・・
至れり尽くせりなスペックとなっております。
何と言っても一番の特徴は24〜600mmの光学25倍ズーム
さらには1200mm相当の「プログレッシブファインズーム50倍」
までいけちゃいます!
焦点距離別の画質を見てみましょう。

こちらが「プログレッシブファインズーム50倍」です。
やはり光学ズームほどの解像度とは言えませんが、1200mm相当と考えれば許容範囲内の写りではないでしょうか。
ちなみに「光学ズーム」と「デジタルズーム」の違いは・・・
光学ズームとはレンズを移動させ光学的に拡大させるズームのことで一眼レフと同じように画質の劣化は、ほとんどありません。
それに対してデジタルズームとは、センサーに映った画像をデジタル的に拡大させているだけなので、画質が粗くなることがあります。
さらに「プログレッシブファインズーム」は、デジタルズームではあるんですが、
画像処理エンジンの画素補間等の技術によって画質の劣化が見受けられない範囲のことをキヤノンではv
「プログレッシブファインズーム」と呼びます。
また、写真の記録サイズによってプログレッシブファインズームの範囲も変わります。
ちなみに、この1200mm相当の写真、手持ちで撮りましたが全然ブレませんでした。
さすがキヤノンの手ブレ補正です

最短撮影距離は、5cmとマクロ撮影もこなせます。
ボケも、ざわつきもなく滑らかで綺麗です。

チルト液晶&タッチパネルでローアングルでの撮影も楽々です。

ズームして撮影!撮影シーンの幅が広がる、とても便利なカメラです。
ここ最近、様々な高倍率ズームが出来るネオコンデジと言われるカメラが数多く出てますよね。
その中でも1型サイズのセンサーと比較的、大きいサイズのセンサーサイズを積んでいるので、
幅広いダイナミックレンジと一眼レフのような、大きな背景ボケを楽しむことが出来ます。
今回の撮影で感じたことは、超望遠域にも関わらず、手ブレしにくいといった精度の高い手ブレ補正効果と、
1型センサーから生まれる一眼レフにも劣らない画質、チルト液晶で楽々ローアングル撮影など、一台で様々な撮影シーンに対応出来る、
とても便利なカメラだと感じました。
この記事に関するお問い合わせは・・・カメラ担当 吉冨まで



ISO1600
こんにちは。カメラ担当の吉冨です。
今回は、キヤノンのプレミアムコンパクトシリーズの一つである 「PowerShot G5X」の商品レビューを紹介させていただきます。
一番の特徴はキヤノンのGシリーズで唯一、EVF(電子ビューファインダー)が内蔵されている機種ということです。
これまでも、Gシリーズには外付けEVF(EVF-DC1)を使う事の出来る機種はあったのですが、
EVFが内蔵されたのは「PowerShot G5X」が初めての機種となっております。そして、EVFが内蔵されたにも関わらず大変、コンパクトな仕上がりになっております。
こんなにも、コンパクトでありながら内蔵EVFは236万ドットと外付けEVFのEVF-DC1と同じ解像度になっており、
また有機ELなので高コントラストで、とても視認性に優れたEVFが内蔵されています。
まずは、高感度テストです。

ISO12800
裏面照射型CMOSセンサーと映像エンジンDIGIC6の高度な低ノイズ化が相まってかISO1600まで、
ほとんど高感度によるノイズは感じられませんでした。
1型センサーのコンパクトデジタルカメラとしては、かなり優秀な結果です。

続いて、ズーム比較です。
広角側24mmの写真です。中央の四角に向かってズームしていきます。

デジタルズームを使えば200mm相当の写真も撮ることができます。
デジタルズーム時は記録画素数の設定で200mm相当まで「プログレッシブファインズーム」で撮影することができます。
※この写真は「プログレッシブファインズーム」ではありません。
「プログレッシブファインズーム」についての説明は「キヤノン PowerShot G3X 」に書いてますので、ぜひご覧ください!

マクロ撮影にも強くワイド端5cm テレ端85cmと植物や小物など、小さな被写体も細部まで鮮明に撮影することができます。
今回、使用しての感想ですが、コンパクトなボディに、よくここまで詰め込んだなっと感じました。
これまでのGシリーズも外付けEVF(EVF-DC1)を取り付けできる機種はあったものの、サイズ的に大きく携帯性を損ねるものでした。
ですが、キヤノン PowerShot G5X はポケットに入れることができるサイズとなっており、
コンパクトデジタルカメラの一番のメリットであるコンパクトさを十分に感じることのできるサイズです。
また、サイズだけでなく操作面でも良く考えられていて、前面に何気なくついている電子ダイアルがEVFを覗きながら設定を変更するには、
よく考えられた場所に設置されており、カメラを構えたら丁度、人差し指で操作しやすい・・・等々、
「コンデジだから小さい」という事や「操作性が良い」など当たり前のことが凄くよく出来た、完成されたカメラだと感じました。
中古 M型ライカ特集
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