絞り値 開放F1.8 絞り値 F2.8
絞り値 F8 絞り値 F16 絞り値 F22
今回ご紹介しますのは、ソニーから2011年12月に発売されましたEマウント大口径広角単焦点レンズ「Sonnar T* E 24mm F1.8 ZA」です。
APS-Cサイズ対応のEマウント用レンズで、35mm判換算で36mm相当の画角になるレンズです。
Eマウントレンズ初のカールツァイスブランドのレンズで、
厳しい光学基準をクリアしたレンズだけに付けることができる「ZEISS」の青バッチがついています。
外装の鏡胴にはアルミニウム合金が使われているので、高品位な外観です。
ピントリングのローレットも程よい重みでマニュアルフォーカス時には、素早いピント合わせが可能です。
今回、このレンズを「NEX-6」に装着して実写を行いましたので、ご紹介します。
まずは、解像力のチェックです。
この写真の中心部を絞り値別に等倍で拡大して比較したいと思います。
開放絞り値のF1.8では滲んだような収差が多くみられましたが少し絞ってF2.8から解像度の高い、
しっかりとした描写をしてくれます。
絞り値F5.6~F11までが、もっとも解像度が高くF11~F22まで徐々に解像度が落ちていくといった結果です。
また、周辺部の描写も良好で開放絞り値F1.8から中心部との大きな差も感じられないほどで、気になる周辺光量落ちも見られませんでした。