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絞り優先オート F2.8 1/30秒 ISO1600 16mm
まずは解像度、描写力のテストです。
前モデルでは絞り開放あたりでは、周辺部の解像度が落ちるなどのレビューも多く見られました。
とは言うものの、一般的に絞り開放付近での解像度は少し甘くなってしまうものです。
そういう意味では、前モデルも当時としては問題のないレベルだったと思います。
しかし近年はレンズの技術も向上し、絞り開放から抜群の描写力を発揮するものが増えてきています。
今回ご紹介するこのレンズも、絞り開放付近からとても素晴らしい解像感でした。
絞り優先オート F8 1/1600秒 ISO400 16mm
逆光耐性はどうか。
日中の太陽をフレーム内に入れて撮影してみましたが、何とこの仕上がり。
良く見れば、中心付近や画像周辺部ににわずかにゴーストが見られますが、
太陽をこれだけ大胆にフレームインしたにもかかわらず、
ゴーストやフレアはほぼなく、クリアでヌケの良い画像が得られました。
このレンズに施されているHDコーティングは、
平均反射率を従来比で約50%以下に抑えることができ、
その実力を改めて実感いたしました。
絞り優先オート F4.5 1/2000秒 ISO400 50mm
最短撮影距離について。
最短撮影距離は前モデルと変わらず0.3mですが、最大撮影倍率がわずかに上がっており、マクロ的にも使用しやすくなりました。
今回撮影した彼岸花もこれだけ大きく撮影できます。
たまたま彼岸花の上で休憩?していたカマキリもこんな感じで撮影できました。
絞り優先オート F8 1/800秒 ISO400 16mm
ワイド端は16mmということで、広角マクロとしても使用可能です。
広角マクロの場合、16mmで主役にグッと近づいても、背景も大きく入るので、
彼岸花がどんな状況に咲いているのかを表現できます。
この写真の場合、主役を彼岸花、脇役を背景の「はざ掛け」と青空と決めて撮影しました。
絞り優先オート F16 0.8秒 ISO100 50mm C-PLフィルター使用
レンズとは関係のない話ですが、個人的にペンタックスのカメラはネイチャーフォトに向いていると思っています。
強力な防塵防滴性能なども一つの理由ですが、
カスタムイメージと呼ばれる色の仕上がり設定にネイチャーフォト向きのものが多いということが一番大きな理由です。
「鮮やか」「風景」「雅」「リバーサルフィルム」と風景写真の分野で好まれる鮮やかな発色傾向の設定が4種類もあります。
「雅」は鮮やか過ぎて好みが分かれるところですが、その他の3種類は状況に使い分けると良いと思います。
まとめ
撮影してみての最初の印象は、「めちゃくちゃ良く写るやん! 高感度で手持ち撮影やで!」でした。
大阪駅の屋根を撮影して、液晶モニターで拡大して確認したのですが、
解像度が半端なかったので少々驚きを隠せず「スゲェー」と独り言を言ってました。
新規に設計された光学系はコントラストと解像力の大幅な向上を実現、さらに諸収差を補正。 画面中心から周辺部までシャープでクリアな高い描写力を実現。 EDガラス1枚、EDガラス非球面レンズ2枚、異常低分散ガラス1枚採用。 新設計のズーム光学系は、フォーカスレンズ群の小型軽量化を実現。 最新のPLM(Pulse Motor)で駆動することで高速かつ静粛性にも優れた滑らかなオートフォーカスを実現。 最短撮影距離0.3m、撮像倍率0.24倍を実現。 日常のスナップから接写、風景など常用レンズとしてさまざまな撮影に適しています。
理想の画質を追求した新世代の「★(スター)」レンズ
新規に設計された光学系はコントラストと解像力の大幅な向上を実現、さらに諸収差を補正。
画面中心から周辺部までシャープでクリアな高い描写力を実現。
EDガラス1枚、EDガラス非球面レンズ2枚、異常低分散ガラス1枚採用。
新設計のズーム光学系は、フォーカスレンズ群の小型軽量化を実現。
最新のPLM(Pulse Motor)で駆動することで高速かつ静粛性にも優れた滑らかなオートフォーカスを実現。
最短撮影距離0.3m、撮像倍率0.24倍を実現。
日常のスナップから接写、風景など常用レンズとしてさまざまな撮影に適しています。