31mm F5.6 手持ち撮影。 神戸北野。
広角レンズはボケにくいと言われていますが、そんなことはありません。
広角レンズの特性の一つに最短撮影距離が短いということがあげられます。
このレンズも28cmまで近寄ることができボケをつくることもできます。
上の写真は季節はずれのコスモスがにピントを合わせ、背景の風見鶏の館を少しボカしてみました。
F4にしなかった理由としては、広角と言えども撮影距離が近いと被写界深度が浅くなってしまうので、1段絞ったF5.6を選択しています。
ボケは大きくないものの、なめらかでキレイなボケ味ではないでしょうか。
使用しての感想は、描写力は想像以上で文句なし。
手ブレ補正機能の効果も大きく使いやすい。今回は体験できませんでしたが、
最短撮影距離28cmは花の季節には広角マクロとしてかなり有効だと思います。
上位モデルのEF16-35/2.8LUとの選択が難しいところですが、個人的には今回ご紹介しましたEF16-35/4L ISで十分だと思います。
どうしても暗い状況での撮影等でF2.8の明るさが場合は別ですが、手ブレ補正機能が搭載されているEF16-35/4L ISの方が何かと使い勝手が良いです。
そして、価格も定価154,000円(税別)とお手頃?なのはユーザーにとっては嬉しいですよね。
この記事に関するお問い合わせは・・・カメラ担当 池田まで
●広角ズームレンズでありながら、シャッター速度換算で
4段分※1(CIPAガイドライン準拠)の手ブレ補正も搭載し、
新たな表現領域を開拓します。
●大口径非球面レンズ、UDレンズの採用により、歪曲収差や像面湾曲などを大幅に抑制。
●防塵・防滴構造※2や、汚れを落としやすくするフッ素コーティングを最前面・最後面に施したことで、
過酷な撮影環境にも対応します。