170mm F5で撮影。 大阪ステーションシティにて。
逆光性能をテストしてみました。
太陽がまともに入るフレーミングではありませんでしたが、大阪駅の屋根が太陽で輝き、逆光に相当する条件でした。
またガラス越しという決して良くない条件でしたが 、フレアなどはほとんど出ることなく、
逆光下でありながら屋根やレールのディテールがきっちりと描写されています。
これも新しいコーティングASCの実力なんでしょうね。
実写レビューは以上です。
このブログの初めに「私の一番欲しいレンズ」と書きましたが、その理由が少しはおわかりいただけましたでしょうか?
今回ご紹介した写真は鉄分豊富(鉄道のことです)でしたが、私は風景写真をメインに鉄道や子供の写真を撮影しています。
風景写真や花の写真だけならEF70-200/2.8L IS Ⅱの方が良いのかもしれませんが、
鉄道や子供の行事(運動会や発表会など)の撮影には200mmでは少し足りないのです。
もちろんエクステンダーを装着して焦点距離を伸ばすのもひとつの手法ですが、
それは少しではありますがレンズ性能を落とすことにもなり、装着するのも少し手間です。
そしてもうひとつ! APS-Cサイズセンサーのカメラに装着すると160-640mm相当になり、飛行機や野鳥を撮るのにも最適なレンズになるのです。
そんな理由で今回ご紹介したEF100-400/4.5-5.6L IS Ⅱはオールマイティーに使えて、描写力もボケ味も手ブレ補正も優秀な1本なのです。
この記事に関するお問い合わせは・・・カメラ担当 池田まで
広いズームレンジを持ちながら、全域で高画質、機動力、操作性を兼ね備えた望遠ズーム。
新コーティング技術ASC(Air Sphere Coating)によりフレア・ゴーストの大幅な抑制を実現。
手持ち撮影をサポートする4.0段分の手ブレ補正、瞬時のズーム操作を可能にする回転式ズーム、
0.98mまで寄れる近接撮影能力など、さまざまな撮影現場に対応する幅広い機能を搭載しています。
APS-Cサイズセンサー搭載機種では160-640mm相当の領域をカバーします。
搭載テクノロジー
EFレンズの画期的な描写性能、優れた操作性能を格納した技術について、
以下のリンク先で説明しています。
蛍石レンズ
撮影画像の色収差をほぼ完全に取り除くことができる、蛍石レンズを採用。
この技術を採用しているレンズは、鮮明でシャープな描写と高画質が魅力です。
スーパーUDレンズ
写真の色にじみを効率的に除去するUDレンズ。鮮明で美しい描写と、
コンパクトなレンズ設計を可能にします。
IMAGE STABILISER
失敗写真の原因になる撮影時の手ブレをレンズ側で補正する、
キヤノン独自のレンズ内手ブレ補正。暗所や手持ちでの撮影にも安心して臨めます。
リングUSM
高トルク・高レスポンスなモーターにより、素早いピント合わせを可能にする。
ウルトラソニックモーター(USM)を搭載しています。快適なオートフォーカスを実現します。
リアフォーカス
レンズのコンパクト化と快適なAF操作を実現するリアフォーカス方式を採用しています。
ピント合わせの際にレンズの全長が変わらないのも特長です。
フルタイムマニュアル
オートフォーカスの後、フォーカスリングを回転させるだけで
即時にマニュアルフォーカスが可能です。
ASC
フレア・ゴーストを大幅に低減するコーティング「Air Sphere Coating」。
垂直に入る光の反射防止に効果を発揮。
防塵・防滴
過酷な状況での撮影においても、ホコリや水滴の侵入を防ぐ防塵防滴構造を採用しています。
フッ素コーティング
レンズ表面に付着した汚れを、簡単に取り除くことができるフッ素コーティング。
安心して撮影に臨むことができます。