シャッター優先オート 1/1000秒 F6.3 ISO720 AF-S シングルポイントAF
少し雰囲気を変えて「ゆる鉄」風に撮影してみました。
河川敷で逆光に輝く葉っぱを前ボケにして、左上のスペースに列車を入れるフレーミングで撮影してみました。
近くに踏み切りはなく、列車がいつ来るかわからない状況でしたが、ファインダーを覗いて神経を集中して待ちました。
そして列車が現れた瞬間に連写でシャッターを切り、列車の位置がベストポジションのものを選びました。
秒間20コマの連写性能だと、このようなわずかな空間でも数カット得ることができるのでありがたいです。
そして、シャッターを切った瞬間にタイムラグなく反応してくれるのはフラッグシップ機ならではです。
まとめ
ニコンの「本気」を感じさせてくれる1台でした。
特にオートフォーカス性能とファインダーは素晴らしく、AF性能はZ7II やZ6II よりワンランク、いやツーランクぐらい上の性能だと感じました。
とにかく追尾性能が抜群で、動く被写体を撮影する上で安心して使えました。
今回は被写体認識としては鉄道のみでしたが、次は他の被写体でも試してみたいです。
ファインダーは私の中でとても重要と感じていて、Zシリーズに共通して言えることはファインダーが大きくて見やすいのが魅力だということ。
その中でも特にZ9は残像感のない新しいファインダーになっていて、連写時でもストレスを感じることなく撮影できます。
カタログ上の数値だけに惑わされないよう注意が必要です。
他にも魅力たっぷりのカメラですが、1つ言えることは「Z9は動く被写体を強く意識したカメラ」であることです。
もちろん風景やポートレートも撮れますが、動きものに弱いというミラーレス一眼の欠点を完全に克服したと言っても過言ではないでしょう。
いついかなる時も、静止画・動画を問わず、あらゆる瞬間を確実に。
世界最多(※1) 9種類の被写体を検出できるAF性能
世界最多(※1) 9種類の被写体検出を実現しています(※2)。 鳥やバイク、自動車、飛行機、犬、猫も検出可能なため、 動物写真家やハイアマチュアユーザーにも適しています。 ピント合わせをカメラに任せることで、より構図にこだわって撮影することができます。※1 2021年10月28日現在、ミラーレスカメラにおいて。ニコン調べ。
※2 被写体検出は、ワイドエリアAF(S)、(L)、オートエリアAF、 3D-トラッキング、ターゲット追尾AF(動画モードのみ)で動作します。 動物の検出は、犬、猫、鳥以外でも、類似した動物に枠が表示されることがあります。
決定的瞬間を捉えるためのReal-Live Viewfinder
従来の電子ビューファインダーでは見られなかった瞬間や、一眼レフカメラの ミラーアップによる像消失によって見ることができなかった瞬間まで、すべてを表示するReal-Live Viewfinderを 世界で初めて※搭載。最高の一瞬を逃しません。※2021年10月28日現在、デジタルカメラにおいて。ニコン調べ。
2時間を超える内部記録ができる8K UHD/30p動画(※1)
プロフェッショナルのニーズに応える、実用レベルの8K UHD動画。最長125分(※2) の8K UHD/30p(※1)動画の内部記録に対応しています。NIKKOR Z のS-Lineレンズによる 卓越した解像力と全画素読み出しによる豊富な情報を活用し、被写体の隅々まで克明に描写できます。※1 FXベースの動画フォーマットのみ。
※2 Li-ionリチャージャブルバッテリー EN-EL18d使用、温度23°C時、電源オフからオンに 切り換えて撮影した場合。動画撮影時は高速書き込み速度のCFexpress Type Bカード推奨。
信頼性と操作性に優れた縦横4軸チルト式画像モニター
画像モニターに、横位置でも縦位置でも上下に大きく展開できる4軸のチルト機構を採用。 多彩なアングルから被写体に迫れます。横位置、縦位置を問わず、快適な撮影が可能です。 縦位置での静止画撮影時には、画像モニターと電子ビューファインダー内の情報表示類が 縦位置表示になるため、設定確認も簡単です。