39mm 1/400 F4 ISO100
かつては日本有数の鉱山として栄えた足尾町。1973年に閉山され、現在では保存された遺構の一部が当時の面影を残しています。
コンパクトが売りのミラーレスではありますが、このクラスにズームレンズを付けると、さすがにずっしりと来ます。
使用するレンズとの合計重量をみて撮影スタイルを決めるとよいでしょう。
α7IIからα7IIIに乗り換えた印象としては、バッテリー、メモリースロットの蓋、
ファインダーアイカップなど要所要所での改善が見られたのがうれしかったです。
お任せ撮影は卒業して、自分でどんな写真を撮りたいのかをしっかり見据えれば、必ずそれに応えてくれるカメラです。
高速・高精度なAFを実現しフルサイズミラーレスの新基準へ
1.新開発フルサイズ裏面照射型イメージセンサーと新世代の画像処理エンジンにより、高画質性能がさらに進化
フルサイズ裏面照射型CMOSセンサーと最新の画像処理システム
有効約2420万画素の35mmフルサイズ裏面照射型CMOSイメージセンサーを新たに開発し、画像処理システムも新世代の画像処理エンジンBIONZ Xと画像処理をサポートするフロントエンドLSIに一新。裏面照射型のイメージセンサーとギャップレスオンチップレンズや反射を低減するARコーティング付きシールガラスを組み合わせることで、常用ISO感度を最高ISO51200まで高め、ISO100〜51200(拡張ISO50〜204800)の広い感度域をカバーし、暗所や薄暗い場所でもノイズの少ない高感度撮影ができます。低感度時は、約15ストップの広いダイナミックレンジを実現。一新した画像処理システムにより、色再現性をより高め、ポートレート撮影における肌色や、鮮やかな花の色などを自然に描写します。さらに本機では、システム内での16ビット画像処理に加え、新たにサイレント撮影時や連続撮影時の14ビットRAW出力にも対応することで、表現の幅を広げます。
5.0段の光学式5軸ボディ内手ブレ補正機能
高精度な手ブレ補正ユニットとジャイロセンサーを搭載し、手ブレ補正アルゴリズムも最適化したことで、5.0段の補正効果を実現し、様々なブレに対して5軸でブレを検出して高い補正効果を発揮します。静止画撮影中の手ブレ補正効果は、シャッターボタン半押しまたはピント拡大表示中にライブビュー映像で確認することができます。さらにボディ内手ブレ補正は、すべてのEマウントレンズはもちろん、マウントアダプターを介して装着するAマウントレンズなどでも活用できます。加えて、動画撮影時も5軸で手ブレを高精度に補正します。
2.4Dフォーカスに対応し、さらに広範囲・高密度・高速・高精度・高追従を実現するAF性能
被写体を瞬時に捉え、追従し続ける、高速・高精度なAF性能
画像処理システムの刷新に加え進化したAFアルゴリズムを搭載することで、AF速度・精度・追従性能が向上。撮像エリアの約93%をカバーする範囲に693点の像面位相差検出AFセンサーを配置したほか、コントラストAFを従来機『α7 II』の25点から425点に多分割化し、検出精度が大幅に向上しています。AF速度は低輝度時に最大2倍向上し、暗いシーンでの合焦速度を向上させ被写体を瞬時に捉えます。動体追従性能においては、イメージセンサーからの読み出し速度の高速化により、連写中のAF測距・演算頻度を高め、さらに最新の動体予測アルゴリズムを本機に最適化して搭載することで、従来機比約2倍に向上しています。また、AFアルゴリズムの進化により、AF-SモードでのAF検出輝度範囲の下限値はEV-3(ISO100相当/F2.0レンズ使用)を達成し、暗いシーンでも高精度な撮影が可能です。
AF-Cモードに対応した瞳AF
瞳を検出してオートフォーカスする瞳AF機能の検出精度・速度が向上し、AF-Cモードにも対応。被写体に動きのあるポートレート撮影などでも、瞳に安定して追従し続け、正面からうつ向き顔になった場合や振り向いた瞬間、逆光で顔が暗いシーンなど、ピント合わせが難しい状況でも、瞬時に瞳を検出しピントを合わせて追従します。AF時の顔優先が[入]時は、シャッター半押しやAF-ONボタンを押すだけで自動で瞳AFが作動するようになりました(AF-Sモード時のみ)。さらにマウントアダプターを介してのAマウントレンズ装着時(※対応レンズの詳細は、メーカーサイトをご覧ください)も瞳AFに対応します。
3.最高約10コマ/秒のAF/AE追従による高速連写
フルサイズで瞬間を逃さない、AF/AE追従
最高約10コマ/秒の高速連写 最新のシャッターチャージユニットの採用に加え、画像処理システムを刷新することで、従来機『α7 II』比の2倍となる最高約10コマ/秒のAF/AE追従高速連写を実現。無音・無振動のサイレント撮影時にも、同様に最高10コマ/秒で連写でき、静粛性が求められる舞台などのシーンや野生動物やペットなど静かに撮影したいシーンにおいてもシャッター音に憚られずに撮影ができます。さらに、ライブビュー方式では最高約8コマ/秒の高速連写が可能です。また、バッファメモリーの大容量化に加え、システムの高速化とUHS-II対応のSDカードスロット採用などにより、最大約10コマ/秒の高速連写でJPEGスタンダード約177枚/圧縮RAW約89枚/非圧縮RAW約40枚の連続撮影ができ、撮影のリズムを崩すことなく安定して撮影できます。フリッカーレス撮影にも対応することで、蛍光灯などの点滅によるちらつきを検知して適切なタイミングで静止画を撮影し、速いシャッター速度や連続撮影時に生じる露出や色合いのばらつきを低減します。
4.高解像4K動画と表現の幅を拡げる多彩な動画機能
画素加算のない全画素読み出しによる解像力の高い4K動画記録
フルサイズ領域で画素加算のない全画素読み出しにより、4K映像(QFHD:3840×2160)に必要な画素数の約2.4倍(※24p記録時。30p記録時は約1.6倍)の豊富な情報量を活用して4K映像を出力し、より解像感の高い臨場感のある映像表現ができます。フォーマットは、フルサイズとスーパー35mmから選択が可能です。4Kの記録フォーマットには、業務用映像制作に使用されているXAVC(R)を民生用に拡張したXAVC S(R)を採用しており、最大100Mbpsの高ビットレートで高画質記録が可能です。
インスタントHDRワークフローを実現するHLGに対応
4K HDR対応のピクチャープロファイルとして、新たにインスタントHDRワークフローを実現する HLG(Hybrid Log-Gamma)方式による4K HDR撮影に対応し、従来よりも広いダイナミックレンジで撮影することで、視覚で捉えたイメージに近い映像を残すことができます。HLG方式で記録した映像は、撮影後にカラーグレーディングを必要としないため、効率的なHDR映像の制作が可能です。
映像制作をサポートする多彩な動画機能を搭載
S-Log2に加えて、シャドウからミッドトーンにかけての階調特性を重視したS-Log3を搭載。S-Log3設定時は14ストップの広いダイナミックレンジを実現しています。S-Log/HLG撮影時にモニタリングできるように、ガンマ表示アシストを搭載。加えてフルHD映像で120fpsのハイスピード撮影も可能。また、最大5倍までのスローモーションと、最大60倍までのクイックモーション撮影機能を搭載しており、最大50Mbpsの高画質フルHDで本体内記録が可能です。撮影フレームレートは、1〜120fpsまでの8段階より、また記録時のフレームレートは24p/30p/60pから選択可能です。撮影後の編集作業もなくすぐにスロー効果、クイック効果をプレビュー確認できます。4K動画と低解像度のプロキシー動画の同時記録にも対応しています。
5.小型・軽量ボディに凝縮した撮影現場で活躍する操作性、信頼性、ソリューション
撮影を支える高い信頼性・操作性
・充電一回あたり、ミラーレスカメラとして業界最大710枚の静止画撮影が可能
・約20万回のレリーズ耐久性を実現
・メディア間同時記録、リレー記録、振り分け記録、コピー可能なUHS-II対応SDカードスロットとSD/MSカードスロット
・ファインダー倍率0.78倍(全表示域の対角視野約38.5°)を実現し、高解像・高コントラスト
・高速起動の約236万画素 XGA OLED Tru-Finder(R)
・ファインダーや液晶モニターの表示画質を高め、より高精細に表示する[高画質]モードを搭載
・AFエリアの迅速な操作が可能なマルチセレクター、シャッターボタンから独立してAFを動作させるAF-ONボタン
・タッチフォーカス・タッチパッドにも対応するチルト可動式の約92万ドットの大画面3.0型液晶モニター
・急速充電が可能な『BC-QZ1』、従来機比約2.2倍の高容量バッテリー『NP-FZ100』を最大2個装着可能な縦位置グリップ『VG-C3EM』や、最大4個収納可能なマルチバッテリーアダプターキット『NPA-MQZ1K』、など、長時間の撮影をサポートする別売りアクセサリーに対応
・堅牢性と軽量化を実現するマグネシウム合金ボディと防塵・防滴に配慮したボディ設計、高剛性マウント構造 ・大容量ファイルの高速転送を実現するSuperSpeed USB(USB 3.1 Gen 1)対応 USB Type-CTM 端子を搭載、PCリモート撮影機能、Wi-Fi経由でのFTP転送やFTPS(SSL/TLS)暗号化にも対応
・撮影した静止画に5段階で設定できるレーティング機能、再生時の一覧性が向上する連写グループ表示
「Imaging Edge (Remote/Viewer/Edit)」によるリモート撮影やRAW現像のパフォーマンス、操作性を改善
ソニー製カメラのポテンシャルを引き出し、撮影・作品制作の効率と画質を追求するソフトウェアシリーズ「Imaging Edge」として提供する無料のパソコン用ソフトウェアでは、ライブビューを利用したリモート撮影(Remote)、撮影した画像の閲覧やレーティング(Viewer)、RAWデータの調整・現像(Edit)を行えます。最新のVer.1.1では、パソコンからのリモート撮影(テザー撮影)によるデータ転送速度の約10%高速化をはじめ、RAW画像調整の応答速度も約65%改善しています。また、ネットワークドライブ利用時の信頼性を向上、リモート撮影時の縦横判別、バルブ撮影の露光時間指定、画像絞り込み機能の強化など、操作性や安定性を向上しています。詳しくは、メーカーサイトをご覧ください。