Canon
キヤノン RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USM
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16mm F4 手持ち撮影。 神戸 布引の滝。
こんにちは。 カメラ担当の池田です。
今回もまたまたレンズの使用レビューです。
そのレンズは2014年6月に発売された超広角ズームEF16-35/4L ISで、
上位モデルのEF16-35/2.8LUに匹敵する描写と手ブレ補正機能搭載で人気の高いレンズです。
今回はフルサイズ機EOS5D MarkVに装着して撮り歩いてきました。
このレンズの最大の魅力は手ブレ補正機能が搭載されたことで、シャッタースピードで約4段分の補正効果があります。
ちなみにキヤノンの超広角ズームに搭載されたのはこのレンズが最初です。
手ブレ補正機能が搭載されたことで、写真表現に幅が出るようになりました。
そしてもう一つは描写力。大口径両面非球面レンズとUDレンズが採用されており、歪曲収差や倍率色収差が大幅に軽減されているとのこと。
満足のいく結果が得られるのでしょうか。楽しみですね〜。
その他のスペックとしまして、最短撮影距離は28cm、防塵防滴、フッ素コーティングなどなどです。
それでは、写真とともにこのレンズの実力に迫っていきます。
23mm F11 1/2秒 手持ち撮影。
続いて手ブレ補正効果のテスト!
最初に言っておきます。広角レンズだからブレにくいというのもありますが、かなりスゴイです。
本当にブレていないか、中心部分を拡大します。
いかがですか? 1/2秒ですよ! 凄くないですか?
まさか三脚なしで滝の水を流して撮れるとは思ってもいませんでした。
この1枚だけが成功したのではなく、成功した写真の方がはるかに多かったのです。
なので、ここまで手ブレ補正の実力を強調しているのです。1/2秒でかなりの確率で成功するのなら、
1/4秒や1/8秒ならほぼ100%かもしれませんね。これだけ補正効果があれば、写真表現の幅が広がりますので、本当にありがたいです。
16mm F5.6 手持ち撮影。 大阪ステーションシティ。
逆光という厳しい状況での1枚ですが、ゴーストやフレアはありません。
逆光にもかかわらずヌケの良いクリアな写真に仕上がりました。
最新レンズのコーティング技術は素晴らしいものがあります。
また屋根の繊細なところまで見事に解像しています。
31mm F5.6 手持ち撮影。 神戸北野。
広角レンズはボケにくいと言われていますが、そんなことはありません。
広角レンズの特性の一つに最短撮影距離が短いということがあげられます。
このレンズも28cmまで近寄ることができボケをつくることもできます。
上の写真は季節はずれのコスモスがにピントを合わせ、背景の風見鶏の館を少しボカしてみました。
F4にしなかった理由としては、広角と言えども撮影距離が近いと被写界深度が浅くなってしまうので、1段絞ったF5.6を選択しています。
ボケは大きくないものの、なめらかでキレイなボケ味ではないでしょうか。
使用しての感想は、描写力は想像以上で文句なし。
手ブレ補正機能の効果も大きく使いやすい。今回は体験できませんでしたが、
最短撮影距離28cmは花の季節には広角マクロとしてかなり有効だと思います。
上位モデルのEF16-35/2.8LUとの選択が難しいところですが、個人的には今回ご紹介しましたEF16-35/4L ISで十分だと思います。
どうしても暗い状況での撮影等でF2.8の明るさが場合は別ですが、手ブレ補正機能が搭載されているEF16-35/4L ISの方が何かと使い勝手が良いです。
そして、価格も定価154,000円(税別)とお手頃?なのはユーザーにとっては嬉しいですよね。
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