街路樹の植え込みに落ちていた1枚の葉っぱ。
緑色とオレンジ色のコントラストがキレイでシャッターをきりました。
F2でこのレンズの最短撮影距離である35cmあたりで撮影しています。
前ボケも後ボケもやわらかくてキレイで好印象です。
しかしもう1本の同じ焦点距離のレンズXF35/1.4は最短撮影距離が28cmですので、それと比較すると少し物足りない気がします。
以上、今回は夜の写真がメインとなってしまいましたが、F2という単焦点ならではの明るさですので、手ブレ補正機能がなくても十分手持ちでの撮影が可能でした。
また、このXシリーズの35mmレンズは、35mm換算で約52mm相当で標準レンズの画角になります。
ズームレンズだと自分の足で動いて撮影することが減ってしまいます。
写真の原点に戻るという意味でもオススメの1本です。
最後に以前から発売されているXF35/1.4Rと今回ご紹介したXF35/2R WRのどちらを選べば良いのか。
普通に考えれば、XF35/1.4の方が開放F値も明るく優れているように思います。
しかし、オートフォーカス時に全群繰りだし方式を採用しているため、オートフォーカス時には駆動音とスピードが若干気になります。
その点、XF35/2の方はインナーフォーカス方式の採用とステッピングモーターを搭載しており、静かで速いオートフォーカスを実現しています。
また、防塵防滴仕様にもなっており、X-T1との組み合わせならXF35/2を選びたくなります。
いずれにせよ、どちらも素晴らしい描写力のレンズですので、デザインや用途を考えてお選びいただければと思います。
この記事に関するお問い合わせは・・・カメラ担当 池田