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(パナソニック) Panasonic LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm / F2.8 ASPH. / MEGA O.I.S.ブラック 【H-ES045】
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F3.5 1/125sec. ASA250
今回試用したのはマイクロフォーサーズレンズ「ライカ マクロエルマリート45mmF2.8ASPH.MEGA O.I.S.」です。
ところで古い世代の人間としては、最近のマクロレンズは前玉が奥まっていない事に軽い違和感を感じたりします。
使う前から気になっていたのは、付属のフードが思ったよりも短い事です。
私物のDGズミルックス25mmF1.4のフードよりも短いってどういう事?
こんだけせせり出した前玉なんだから、もっと効果的にフレアカットする気概を見せて欲しかった!そんな疑念が頭をよぎりました。
けども。植物に顔をくっ着けんばかりに接近した時に、手前の草にフードを引っかけたりしないようにと云う配慮なのかも知れませんね。
何しろ最短撮影距離0.15mを誇るこのレンズ、最短距離ではフードが被写体に触れるちょいと手前に位置する事になります。
条件によっては光を遮る事にもなりかねないかも知れません。
メーカーさんが云う事には、レンズの手ぶれ補正機能は1m以下の距離では寄るに従って暫時低下するとの事です。
2009年デビューのレンズなのでそこは仕方の無い事でしょうし、ボディ内5軸手ぶれ補正機をお使いの方にはまったく関係無い話ではあります。
F2.8 1/640Sec. ASA250
開放付近では充分なボケが期待できるので、背景の整理も容易です。
F2.8 1/400Sec. ASA400
水滴に合焦、絞り開放。も少し絞った方が良かったようです・・・
遠景の具合はどうでしょう?
F2.8 1/4000sec. ASA100
開放時の周辺光量落ちを試してみると・・・
やや光量落ちが認められますね。個人的には「光量落ち大好き」派なので問題ありませんが、
複写等の際にはF5.6以上に絞るべきでしょう。
F4 1/160Sec. ASA200
これ一本で一日全部まかなえ!なんて云われたらそこそこ悩んでしまいますが、
近接から遠景まで程良く柔らかく描写してくれるライカ マクロエルマリート45mmF2.8ASPH.MEGA O.I.S.でした。
| 【基本仕様】対応マウント | マイクロフォーサーズマウント系 | 【基本仕様】レンズタイプ | 単焦点 |
|---|---|---|---|
| 【基本仕様】フォーカス | AF | 【基本仕様】レンズ構成 | 10群14枚 |
| 【基本仕様】絞り羽根枚数 | 7 枚 | 【基本仕様】焦点距離 | 45 mm |
| 【基本仕様】最短撮影距離 | 0.15 m | 【基本仕様】最大撮影倍率 | 1 倍 |
| 【基本仕様】開放F値 | F2.8 | 【基本仕様】手ブレ補正機構 | ○ |
| 【基本仕様】最大径x長さ | 63x62.5 mm | 【基本仕様】フィルター | 46 mm |
| 【撮影タイプ】マクロ | ○ | 【サイズ・重量】重量 | 225 g |



絞り優先オート F9 1/140秒 ISO400 18mm 絞り優先オート F10 1/680秒 ISO400 300mm
大台ヶ原にて日の出を撮影。
左は広角側18mmで周囲の風景を入れながら日の出を撮影、
右は望遠側300mmで朝陽に輝く熊野灘を撮影しています。
※少しモヤった感がありますが、これは霧の影響です。
日の出の時間はわずかで、レンズ交換する時間がもったいないシーンでもあります。
広角でも望遠でも撮りたい場合は、カメラ2台体制にするなどして、私もこれまで撮影してきました。
しかし高倍率ズームレンズとなれば、レンズ交換は考えずに撮影に集中することができ、
画角の違ったバリエーション豊かな写真を撮ることができます。
絞り優先オート F5 1/25秒 ISO400 34mm
高倍率ズームレンズで気になるのは、やはり画質ではないでしょうか。
無理して設計している分、一般的なズームレンズより画質が劣るのではないか。
そんなご質問を良くいただきます。
この写真は絞りF5と開放付近での撮影です。
わずかに周辺光量落ちがあるように見えますが、気になるレベルではありません。
画質については、絞り開放近くでの撮影でありながら、立ち枯れの木の解像感はとてもよく、
開放から満足のいく画質となっています。
絞り優先オート F9 1/2700秒 ISO400 18mm
画質は満足できるものでしたが、逆光耐性はどうか、撮影してみました。
この時は太陽が昇りきり、かなり光線は強い状況でした。中心部分には気持ち目立つゴースト、
太陽あたりにもわずかなゴーストがありますが、
これだけ光線の強い太陽を画面の中に入れてこの結果なら十分だと感じます。
そして逆光でありながら、ヌケの良いクリアな描写力にも好感が持てます。
このレンズには逆光やフレアに強いBBAR-G2コーティングが施されており、
レンズ設計と合わせて、これだけの描写力を実現したもと思われます。
絞り優先オート F4 1/38秒 ISO2500 25mm
場所は変わって、和歌山県黒江の古民家。
ここでは、このレンズの接写能力を活かしつつ、背景のボケを出してみました。
円形絞りの採用により、背景にあるお猪口に当たっている光はキレイな円形のボケとなっており、
ボケの質もズームレンズとしては悪くありません。
接写に強いということは、ボケも大きく表現できるという事に繋がります。
シャッター速度優先オート 1/500秒 F6.3 ISO400 300mm
最後にオートフォーカスについて。
オートフォーカスの駆動にはリニアモーターフォーカス機構のVXDが採用されています。
このVXDによりモーター音も静かで、オートフォーカススピードも速く、快適に撮影することができます。
オートフォーカスが速いことで、上の写真のような動く被写体でも、何の問題もなく撮影することができました。
モーター音が静かですので、動画撮影にも最適だと思います。
まとめ
高倍率ズームというだけでなく、接写にも強いという事で、この1本を持っていれば色んなジャンルの撮影が可能となりました。
画質や手ブレ補正効果、AFスピード等も不満を感じることはなく、むしろ満足できるものでした。
